422: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/02/20(金) 07:33:23.43 ID:8bA/gCBd0.net
手塚治虫の漫画ブッダから 
苦行で瀕死状態のシッダルタに乳粥を与えて救い悟りのきっかけとなった女性、 
コーヒー用ミルク製品の名称の元ネタでもあるスジャータの話。 
ある日スジャータは毒蛇に噛まれ治療も効果がなく死の淵に立たされる 
シッダルタは以前の恩義もあり何としてでも彼女を助けようと試みる 
治療の甲斐あって肉体は回復したが時既に遅く霊魂が冥界へ旅立ち意識は戻らなかった。 

シッダルタは悟りで得た力でスジャータの魂を戻すため冥界?へダイブする 
そこには幾千幾万もの死んだ生き物の魂が集い、漂っていた
万物のカルマを理解し感動しつつシッダルタはスジャータの元の魂を区別する術もないので
適当にカッコイイと思った魂を持ってきて彼女の身体に入れた。

スジャータは回復し一件落着みたいに描かれてたけど
元の彼女は死んだも同然だしシッダルタは親族にそれを伝えていないみたいなのが後味悪い

435: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/02/22(日) 08:32:33.56 ID:hI9CatbM0.net
ブッダは聖者らしく色々と常人離れした考えの持ち主だから仕方ない
妻子や国を捨てて放浪の旅に出る鬼畜だし

436: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/02/22(日) 09:00:00.82 ID:XH/ddOvp0.net
放浪の旅に出たくらいで鬼畜米英呼ばわりされたら、たまっちゃもんじゃござんせん(>_<)

437: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/02/22(日) 09:24:34.03 ID:L7qWslq00.net
放浪するのはいいけど、出て行こうとするブッダ(このときはまだシッダルタか)に
妻が「もうおなかに子どもがいるんです」みたいなことを示したら
「その子にはラーフラ(障害)と名付けるがいい! 私は行くぞ!」とか
苦悩の表情で言ったのがちょっと…って思った
おまえがやることやったからできたのに何おまえって感じで
そして妻もラーフラってほんとに名付けるし子どもがかわいそう

438: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/02/22(日) 09:40:54.46 ID:beUvXqqO0.net
ブッダは人間を超越した神だから仕方ないよ

439: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/02/22(日) 09:45:43.18 ID:jfQCw3A50.net
その場合のラーフラって父なし子で育って苦労するってニュアンスじゃなかろうか
障害が常に身体の障害ってわけじゃないし
どっちにしろそんな名前つけられる子供はたまったもんじゃないが

440: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/02/22(日) 09:50:00.37 ID:L7qWslq00.net
>>439
いや、自分(ブッダ)が出家するときの障害みたいな意味よ
体の障害ではないし苦労するって言う意味でもない

441: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/02/22(日) 09:53:23.67 ID:Eb7uvNVL0.net
ラーフラ(障害)っていうのは
子どもへの愛情は執着の一種でしかない、悟りの道への障害になるって意味
そうと分かっていても仏陀にとってわが子はやっぱり愛しくてたまらない
子どもを見れば決心が鈍ってしまう
けれど、自分が悟り、救いへの道を見出さなければ
愛しいその子も不幸にしてしまう
その子のためにも執着を捨てなければってことで
だからその子の名前をラーフラってつけたの

愛情が無いわけじゃない

442: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/02/22(日) 11:26:56.45 ID:FxRWyiTK0.net
結局自分の教団に引き取って弟子にしてるわけだけどね。
出家して捨て去ったってほどの話でも無い。

443: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/02/22(日) 11:41:27.15 ID:jfQCw3A50.net
なるほどな

親が偉大な宗教家だと子供は親の部下になる以外の幸福が世間的に認められないからなあ
反発すれば親不孝者だし中立を保ったりただのヒラ信徒に甘んじても役立たず扱いだし

444: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/02/22(日) 11:43:38.09 ID:DmFqplDH0.net
>>443
そういう訳じゃないだろ

445: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/02/22(日) 12:03:03.31 ID:toV9FAjV0.net
>>443
ブッダは偉大な宗教家である前に王族なんだから
ラーフラは弟子にならなかったとしても王子として裕福に幸せに暮らしたと思うんだけど

それと、ラーフラの意味は諸説あって息子に名付けるにふさわしい良い意味だったという説もある

出典: 後味の悪い話 その155