232: 本当にあった怖い名無し 2015/02/08(日) 21:38:21.46 ID:vDXPT3tqh
文章下手だけど書き込みます。

原作が手元に無いのでうろ覚えだが、銀魂の京次郎の話が個人的に後味悪かった。

あるヤクザの組長から「引きこもりの息子を蔵から出してほしい」と依頼を受けた銀さん達は息子を外に出そうとする。
それを見ていた息子の世話役・京次郎は銀さん達を制止し組長に向かって「息子がこうなったのはあんたのせいだろ」と言ったやりとりをする。
その途中で組長は持病が悪化し銀さん達を残し救急搬送され、そのまま息を引き取ってしまう。

233: 本当にあった怖い名無し 2015/02/08(日) 21:39:22.24 ID:vDXPT3tqh
ここからが長いので省略するが真相は以下の通り
↓↓
ヤクザを嫌っていた息子は父親の反対を押し切りカタギの職に就くが、
父親と子分のヤクザ達が職場への嫌がらせを始め、最終的には上司に素性をばらした事がキッカケで仕事をクビにされてしまう。
直後、蔵に引きこもった息子を心配し様子を見に来た京次郎が見たものは、首を吊った息子の姿だった。

この世話役の京次郎も元々は浮浪児で、自分を拾って同じ息子同然に育ててくれた組長を本当の父親以上に思っていた。
「息子を救えなかった」自責の念と、組長に「息子の死」という真実を知られるのを恐れた京次郎は一部の組員達と協力して「息子が蔵で生きている」演出を続けていたのだ。

234: 本当にあった怖い名無し 2015/02/08(日) 21:40:36.30 ID:vDXPT3tqh
その京次郎も新しい組長になるが
襲名式当日に反感を持っていた組員や他の組の連中に殺されてしまい
雨の中佇む銀さんと組長の墓の前で眠る京次郎の安らかな死に顔でラストが飾られる。

今までの話でもシリアスや感動モノも結構多く
これも恐らく感動する話なのかもしれないんだけど
組長も息子も京次郎本人も結局全員すれ違ったまま死んだんだと思うと何とも言えない気持ちになった。

出典: 後味の悪い話 その155