669: 1/2@\(^o^)/ 2015/04/01(水) 18:00:25.14 ID:7ZRePnHk0.net
記憶についてでもいいんかね 
オカルトとはちょっと離れるけど 

俺は昔からずっと夢でみる光景がある 
橋の向こうに一本道がある 
その向こうには古い神社 
歩くと足元の砂利が気持ちイイ音をたてる 
木でできた鳥居 
人気の無い神社に砂利の音と川が流れる音が聞こえて 
そこにいると何故か幸せな気分になった 

ある程度大きくなると多分自分の不安がそういう夢にあらわれるんだろう、と分析するようになった 
うちは俺が赤ちゃんの頃に親が離婚して、父親に引き取られた
生後6ヶ月で離婚だったので、1ヶ月違いで生まれた従妹の母親(俺からみると叔母)に育てられた
父は酒飲んでは暴れるんだが、田舎で長男だったせいか誰も文句言わなくて
俺も小さい頃から殴られる蹴られるは当たり前、酒瓶で殴られたりすることもあった
見たこともない景色は誰か庇護者を求める自分が描き出したもので
神社(=神様)にそれを求めているんだろうと分析した

ところが、俺が社会人になってすぐ叔母から母が亡くなったと連絡があった
親父は連絡するなと言っていたらしいけど、叔母が教えてくれた
葬式は終わったようだけど、とりあえず母を知る機会だと思い母の生まれ故郷である東北のある村へいった
そこで初めて母の写真を見たが全然何も思わなかった
祖母とも会ったけど、懐かしいとも思わず、何故かがっかりした
一目みて「これが母さん・・・(涙」みたいな展開を軽く期待したからだ
でも、残念ながらそういうドラマみたいなことは起きなかった

670: 2/2@\(^o^)/ 2015/04/01(水) 18:01:56.26 ID:7ZRePnHk0.net
その日はそこに泊まることになった
祖母に誘われて近所に散歩に出かけた時、そこで見たことのある景色を見かけた

川があってその向こうに一本伸びる道
そこを辿っていくと夢で何度も見た神社があった

祖母に聞くと、母は初めての出産ということでここに戻ってきて俺を生み
よくこの神社へも散歩にきていた、ということらしい
俺がそこの村にいたのは生後2ヶ月目まででそれ以後一度もいったことはない
6ヶ月には親が離婚していたし、写真も全部親父が捨てた
そもそも、2ヶ月というと多分目もそんなにはっきり見えているわけでもないと思うから
どうやってあの神社のことを記憶していたのかもわからないから本当に不思議なんだよな

でも、そこを歩くと聞き覚えのある砂利の音がして川の流れる音が聞こえ
目の前には古ぼけた神社がどっしり構えていて・・・
母の写真や祖母の顔を見ても懐かしいと思わなかったのに
何故かその神社を歩きながらボロボロ泣いてしまった

672: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/04/01(水) 18:16:16.09 ID:1SrRpe2I0.net
>>669-670
覚えてたんだな。母ちゃんに抱かれて幸せだったんだよ
生まれて一年たたずに離婚したんだから、離婚するまでもきっと色々不安なことがあったんだよ
だからきっと覚えてたんだ

673: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/04/01(水) 19:32:12.42 ID:zabgNcqY0.net
>>669-670
これはこれでほんのり。
あれ、画面が滲んで見えないじゃないか…

675: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/04/01(水) 19:40:47.44 ID:ZxSHvKFCO.net
>>669
オカルト的に考えるなら
モノに記憶が宿るっていうけど、突き詰めてしまえば人間の肉体もモノだよね
人間の記憶は脳だけでなく身体中の細胞、ひいては遺伝子でも保存しているのかもしれない
だからその神社の夢は「母親から受け継いだ記憶の断片」じゃないかな?
貴方と母親の繋がりの証明だと思うよ
だから俺はキリスト教を絶対に許さないよ

677: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/04/01(水) 22:03:19.87 ID:fYcx411w0.net
遺伝子の記憶ってドグラマグラみたいな話だな

679: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/04/01(水) 22:43:28.64 ID:sld9HNPe0.net
>>677
恐怖は遺伝子に書き込まれて次世代に継がれる
って学説(まじめ)は、ちょっと前に発表されてたよ

実際は恐怖だけじゃないかもね、幸せな気持ちだって
受け継がれて不思議はない

出典: ほんのりと怖い話スレ その107