506: 青いネックレス 投稿日:2012/08/09(木) 00:59:15.05 ID:xESD4+Ml0
ある日、女子高生のA子さんは友達のB子さんに、B子さんが海外旅行で買ってきたという不思議な「ネックレス」を見せてもらう。何の宝石かは分からないが、それには青白い光を放つ石がついていて、B子さんはとても気に入った様子で、A子さんに自慢してきた。 
そしてその日から、B子さんは毎日この「ネックレス」を身に付けるようになった。 

あれから何日か経った、B子さんは急に学校に来なくなってしましまった。心配で仕方ないので私はB子さんの家にお見舞いに行った。 
B子さんは「何だか、金属アレルギーになってしまったみたい。」と語り、よく見るとB子さんの「ネックレス」をしている周りの皮膚が炎症を起こしており、所々皮が剥けている部分もあった。
私は心配だったけど、「大丈夫、そのうち治るから。」というB子さんの言葉に気圧されて、学校でB子さんの回復を待っていると約束を交わした。
家を出てしばらくすると、後ろから「破ァ!」と声が聞こえた。
嫌な予感がしたので家に戻ると青いネックレスを掌で弄んでいるTさんが出てくるところだった。
私「どうしてそのネックレスを!?」
Tさん「いや、このネックレスは珍しくて恐ろしいものだからな。俺が預かることにしたんだ。」

あのBさんからネックレスを託されるってやっぱり寺生まれってすごい。
私は去ってゆくTさんの背中を見てそう思った。

508: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2012/08/10(金) 05:13:32.29 ID:tn/wkyWCP
いそいそと質屋に入ってく行く背中を見送って欲しいな

出典: 【寺生まれって】Tさん 3破ぁ!!目【スゴイ】






※元ネタ

ある日、女子高生のA子さんは友達のB子さんに、B子さんが海外旅行で買ってきたという不思議な「ネックレス」を見せてもらう。何の宝石かは分からないが、それには青白い光を放つ石がついていて、B子さんはとても気に入った様子で、A子さんに自慢してきた。
そしてその日から、B子さんは毎日この「ネックレス」を身に付けるようになった。

しかし、それから何日か経つと、B子さんは急に学校に来なくなってしまう。心配したA子さんがB子さんの家にお見舞いに行くと、B子さんは「何だか、金属アレルギーになってしまったみたい。」と語り、よく見るとB子さんの「ネックレス」をしている周りの皮膚が炎症を起こしており、所々皮が剥けている部分もあった。A子さんは心配に思ったが、「大丈夫、そのうち治るから。」というB子さんの言葉におされ、学校でB子さんの回復を待っていると約束を交わした。
しかし、その後もB子さんが学校に来ることはなかった。

それから一ヵ月ほど経ったある日、B子さんから「うちに来てほしい」とのメールが届き、A子さんはすぐにB子さんの家へと向かった。A子さんがB子さんの家に着くと、そこには完全に変わり果ててしまったB子さんの姿があった。ガリガリに痩せこけた体、ほとんど抜け落ちてしまった髪の毛、それに皮膚も黒っぽく変色している。
驚いて言葉も出ないA子さんに、B子さんは震える手で「これを受けとって欲しいの…。」と言いながら、あの青白く光り輝く「ネックレス」を渡してきた。「もう私にはいらないから………。」
それから3日後に、B子さんは亡くなった。

B子さんから「ネックレス」を託されたA子さんは不吉に思い、親戚のおじさんが経営している宝石店に「ネックレス」を持って行き、調べてもらうことにした。すると翌日の朝、おじさんからA子さんに怒鳴り口調で電話がかかってきた。
「こんな危険なものどこで手に入れたんだ!?この青白い石はウランの結晶なんだぞ!!」

そう、B子さんは「ウラン」によって、知らず知らずのうちに被爆して死んでしまったのだ。