776: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/11/09(日) 00:44:45.19 ID:jWkP++BD0.net
昔読んだ話だけど何で読んだかが分からない 
でも読んだ時にすごくもやもやした 
うろ覚えだから細部は違うかも 

舞台が戦時中の日本 
主人公の母親は地区の配給を受け取ってくる係? 
そのため主人公は次に何が配給されるのかをなんとなく知っている 
ある時、当時ではもう貴重なお菓子の配給があることを母親から聞く 
前日からワクワクしていた主人公は、学校が終わるとすぐに帰宅 
母はいなかったが、いつもおやつを入れている戸棚を探すと一つだけ入っていた 
久しぶりのお菓子を頬張り、すぐに遊びに行く 

帰宅すると、母親が怒っている 
話を聞くと、お菓子は予定されていた配給の数よりはるかに少なかった
そのため母親は地区の小さい子供にあげることにし、家をまわる
しかしある一件が留守で渡せず持って帰ってきて戸棚に入れた
その後母親は出かけ、残っているお菓子が小さい子のための物だと知らない
主人公が食べてしまって……という流れらしい
主人公は母に言われ、その子の家に謝りに行くが、その家の奥さんは何も言わなかった


母親が全面的に悪い気がする、息子にお菓子の配給がある事を知らせていたのと、
いつもおやつをいれている棚に入れていたのって……
そりゃ食べるわ、どうしてもだめなら書置き位して行けばいいのに
それに奥さんの反応からどうやらお菓子の配給があったことは知らないっぽい
万が一知っていたとしても、個数が無かったと言えば納得できそうなご時世
主人公を謝りに行かせたことで、本当は自分の家にもあったことを知ってしまうのがな
奥さんの後ろにこどもがちょこんと立っていた、という記憶もあってすごい微妙な気持ちになった

779: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/11/09(日) 01:44:17.13 ID:LomPLPjl0.net
>>776
主人公のオカンは生真面目で公平な性格だな。だから配給を受け取る役割を任されてたんじゃなかろうか
でも先を予想せずに戸棚にお菓子を入れておいたのはオカンの落ち度だな。主人公からすれば罠に等しい

お菓子を食べた主人公には「今後はお菓子を食べる前には母に許可を取ること」っていう約束をさせておいて、
小さな子の母親には「うちの息子がお宅の子の分のお菓子を食べたから、次のうちの子(主人公)の配給を(主人公にはには内緒で)お宅に譲る」
って謝っておけばわりと双方穏便にすむんじゃなかろうか

783: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/11/09(日) 09:20:26.26 ID:tUdq457t0.net
>>776>>779
戦時中の物のない時代だから
お菓子をしまって置くような場所もその戸棚しかなかったんだろ
現代の感覚で母親の行動を責めるのもちょっと違うような

777: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/11/09(日) 01:25:17.36 ID:LW1wRz1v0.net
>>776
「たった一つのおかし」だね。
それ読んだことあるけど、後味悪いとは思わなかったなあ。

まず、この話は回想形式。
父親と母親、男の子と女の子の一家。
母親がケーキを買ってきたからおやつにしようと言う。
ケーキを見た父親がそれがきっかけで自分の子供のころを思い出し、
子供たちに語って聞かせる。

あとはだいたい752のとおり。
お菓子の配給は3つだけ。一番小さい子にあげることに決めた母親は、
あげる予定の一人が隣家の子供だったこともあり、
その一つを戸棚にしまって、残りを配達に出かけていく。
その間に主人公が戻ってきて、
母親が自分用に残してくれたのだと勘違いし、食べてしまう。
戻ってきた母親は子供を責めないが、
お隣に子供をつれて事情を説明し、謝りにいく。
隣の子は3つぐらいの幼い女の子。
「お菓子を食べてしまってごめんなさい」と主人公が謝ると、
その女の子は「お兄ちゃん、おかしってなあに?」とききかえした。
食糧事情が悪くなってからの記憶しかないその子は、
お菓子が何かすらわからなかったのだ。
それを聞いて、その女の子のお母さんは泣き出してしまう。
「この子はお菓子が何かもわからないんですよ」って。

778: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/11/09(日) 01:26:02.77 ID:LW1wRz1v0.net
回想はここで終わり、現代に戻る。
お父さんの思い出話を聞いてしんみりした子供たちは
「その女の子はそれからどうなったの?」とたずねる。
お父さんの答えは、
「無事に大人になってね、お前たちのお母さんになったんだよ」


自分は読んだあとは微笑ましい気持ちになったけどなあ。
この主人公、このあとお隣の女の子の世話を
一生懸命焼いたんだろうなって。

790: 752@\(^o^)/ 2014/11/09(日) 20:36:47.97 ID:jWkP++BD0.net
>>777

そういう話だったのか…ありがとう
自分も気になっていろいろひっくり返してみたんだけど、
5年以上前の弟の授業のプリントだった
回想の記憶くらいあっても…と思ったら、現代の部分切られてたわ
というか主人公が謝っている所で終わり
「お菓子って何?」という女の子も、それを聞いて泣く母親もカット

いずれ暇になったら図書館で探して読んでみる
女の子も幸せになってたみたいでよかった、このスレ向きじゃなかったねごめん

出典: 後味の悪い話 その153