451: 雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM @\(^o^)/ 2014/10/18(土) 20:03:39.89 ID:9ZdJyieC0.net
友人の話。 

彼がまだ幼い頃、神社の裏山でよく遊んでいたという。 
その日はカブトムシを探すのに夢中になってしまい、気が付いた時には、 
辺りはすっかり暗くなっていた。 

一人だったものだから心細くなってしまい、小走りで帰ることにした。 
麓への山道を駆けていると、下の方から誰かが登って来るのが見えた。 
古めかしい提灯を持った和装の男性だった。 

足を緩め、ゆっくりと行き違いながら「こんばんわ」と挨拶をした。 
男性はゆるりと会釈を返してき、その時初めて顔が明るく見えた。

男性の首から上にあったのは、真っ赤な魚のものだった。
夜店の金魚掬いで見たランチュウにそっくりだったという。

唖然とする友人を残し、ランチュウの人はするすると山奥へ進んでいく。
その姿が見えなくなってから、彼は全力で山を走り下ったそうだ。

458: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/10/19(日) 09:25:40.15 ID:Z302Sk9u0.net
>神社の裏山でよく遊んで…
と言えば、おれの母親がこどものころ、1キロほど離れた「氷川神社」でよく遊んでいた。
母はその神社の氏子だったので宮司とも顔見知りで、近所の公園なんかに行くよりも神社の
ほうが安心できたようだ。
秋口の陽の短くなるころだった。
数人の友達といつものように散々遊んでいたが、暗くなってきたので帰ろうということになり
みんなで石段を降りて下の道路に出たのだが、母だけはなんだか遊び足りない気がして、1人
だけ別れて神社に戻った。
戻ったものの友達はいないし所在無く、もうかなり薄暗くなった社殿の周りをグルっとまわって
社殿の裏に差し掛かった時だった。
母は硬直し、一歩も進めなくなった。
暗い杉の茂る社殿の裏一面に無数の白い腕が生えて、まるでススキが風になびくように母を
招いていたのだ。
それが半透明だったのも、母は覚えていると言う。
母はそれがなぜか宮司の腕だと感じた。
母はそれっきり、どんなに誘われても神社に行かなくなった。
もちろん、氏子の特典である祭りの太鼓もたたかなくなった。
母は霊感があるので、その宮司になにかダークな部分があり、それを象徴的に見たのだろう。

おれもその氷川神社を知っているが、2度も不審火を出し、そのたびになぜか「焼け太り」
になっている。

461: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/10/19(日) 19:53:18.86 ID:2tqCDu6vi.net
>>458
神社はねえ…
寺なら檀家廻りで金になるが、なかなか入るものがないから経済的な焦りが出てくるんだろう

うちの近所の御霊神社は境内の一部をマンションにして経営してる
氏子とのイザコザ、トラブルなど良くない話は聴くよ

462: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/10/19(日) 20:18:36.90 ID:Z302Sk9u0.net
>459
母も金銭や名誉、昇進などの世俗的なものを感じて、すごく幻滅したと言っていた。
おれが今、住んでる立川市でも「巣和神社」や「冨際寺」(字を変えてる)など、かならず
2度失火して焼け太りになってる。
2度ならば、保険は払われるということか。
神や仏に仕えるものがこのありさまでは「免罪符」発行のキリスト司祭どもを非難できなくなるよな。

463: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/10/19(日) 22:07:48.96 ID:2tqCDu6vi.net
そういうのはどういった気持ちで神職なんか目指してたんだろうな
そこいらの神社に身を置いて、営利的な期待なんか出来ようはずもないのにね

三峰神社の神職なんか、御神札売り場で目が血走ってるぞ
「買えー!」って目線でこちらを睨んでる
誰が金なんかお前らに落とすかと

妙義山の波己曽神社はまったくの無欲な面持ちの巫女さんだったので
車に貼るステッカーと御守を授与してきた

467: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/10/20(月) 10:06:14.14 ID:+keS65/50.net
>>463「買えー!」って目線でこちらを睨んでる
   ↑
スゴイなw
おれもそんな神社じゃ絶対買わんww
なにかヘンなものが憑いてきそうだw

神社つながりでもうひとつ。
おれの家は前にも書いたが群馬の豪族だったので、けっこうしきたりに忠実で、おちぶれても「七五三」の
祝いとかもキチンとやる。
おれが数え年3歳のとき、近所の神社で「髪置きの儀」をやりに、祖父母、母、おれの4人で行った。
親父は仕事だったので来られなかった。
母に手を引かれておれは上機嫌で拝殿への石段をあがって仰天した。
拝殿の中は真っ暗。
そのなかに赤黒くてテカテカした巨大な口だけの獅子頭みたいな化け物がいて、こっちを見てる。
「ぎゃわ~ん!」おれは恐怖をめいっぱい泣き声で表して逃げ出した。
畳草履をはかされていてジャマだったので、脱いで投げつけた。
小さな懐ろ刀も差していたので投げた。
母はおれがいきなり泣き叫んであばれだしたので唖然としていたが、祖父は痩身で小柄だったにも
かかわらず古武士のような人で、古式泳法や古式馬術をやっていた強い力でおれを押さえ、
「社務所に迷惑をかけてはいけない」と言ってむりやり引きづり上げようとする。
「何かいる!いる!こわいよ。こっち見てる!」おれは必死で大人たちに訴えるのだが、彼らには
見えないようで、霊感のある母ですら「周りの人に迷惑だから」としか言わない。
このときの絶望感は今でも思い出す。

つづく

468: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/10/20(月) 10:06:44.69 ID:+keS65/50.net
明け3歳の子供の必死の抵抗などたかが知れているのだが、おれの怖がり方が尋常でなく、駆けつけて
来た宮司が「それでは外で祝詞を上げましょう」と言ってくれた。
おれは羽織袴も乱れ、はだしで、顔は涙・よだれ・鼻水だらけ、惨憺たる有様だったと思う。
宮司が一生懸命わびる母に、「いえ、こういうお子様もまれにはおられますので」と返事をしていたのを
覚えている。
あとで母に社殿に何がいたのか、根掘り葉掘り聞かれたが、
「赤黒くて、お獅子みたいな大きな口。口しかなくてテラテラ光って、真っ暗だった」程度しか言えなかった。
禍々しいという言葉はキライだが、まさに禍々しいモノだったな。
あんなものが拝殿の中にいるとはね。
よく「夜の寺は怖くはないが、夜の神社はとても怖い」と言われるが、一般の人も少しは感じているのでは
ないだろうか。
それにしても霊感のある母がまったく気づかなかったと言うのには驚いた。
あれは子供にしか感知できない種類の化け物なのだろうか?
「7歳までは神のうち」というが・・・。

おしまい

出典: ∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part75∧∧