出典: 怖い話の新しい名作を発見しよう


2012-01-19-08

1: 名無しさん 2014/03/30(日)00:36:06 ID:ldZ37G6rI
ネット上で昔から人気のコンテンツである怖い話。
リアル、コトリバコ、くねくねなど・・・
今までたくさんの名作が生まれてきた。

しかし、その陰に隠れた名作レベルの怖い話もたくさんあった。
今宵新たな名作になる怖い話を発見しよう。

リアル<http://chikatomo.doorblog.jp/archives/26946846.html>
コトリバコ<http://chikatomo.doorblog.jp/archives/23978422.html>
くねくね <http://chikatomo.doorblog.jp/archives/26656414.html>
6: 名無しさん 2014/03/30(日)00:37:29 ID:xRN6mHo9w
危険な好奇心が好き
有名だけど

危険な好奇心<http://chikatomo.doorblog.jp/archives/26686883.html>

9: 名無しさん 2014/03/30(日)00:39:32 ID:1CqKhpUCO
禍垂好きだわ

11: 名無しさん 2014/03/30(日)00:41:06 ID:ldZ37G6rI
>>9
http://nazolog.com/blog-entry-5256.html
これか、
確かに怖い

禍垂(かすい)

529 :本当にあった怖い名無し:2012/04/24(火) 19:05:32.17 ID:0vY9T0C0O
昔、10代の時で、まだしていい事、悪い事の分別もつかない時の話。 
中学を出て、高校も行かず、仕事もせずにツレとブラブラ遊び回ってた。 

いつものようにツレから連絡があり、今から肝試しに行こうとなった。 
俺は昔からそういった事は全く信じておらず、怖い物など無いと言ってのけていた。 
二つ返事で了解し、ツレが迎えに来て、さっそく肝試しに向かう事になった。 
場所は割と近い山の中のトンネルだった。

530 :本当にあった怖い名無し:2012/04/24(火) 19:11:14.65 ID:0vY9T0C0O
メンバーは、血の気が多くリーダーシップのあるTと、10代と言うのにすでに威厳のあるMと、
多少幽霊関係にビビり気味の超絶イケメンSの、4人で行く事になった。 
皆、霊感何て物は無く、S以外は幽霊何ていないと余裕で心霊スポットに向かっていた。 
今考えたら、これが間違いだった。

533 :本当にあった怖い名無し:2012/04/24(火) 19:27:43.01 ID:0vY9T0C0O
その山までは1時間もかからずに着いた。
道中は何も無かったが、山中の丁度カーブ辺りに花が供えてあったのを見て背筋に悪寒が走り、
何か忘れてると考えたのを覚えている。 

無事にトンネル前の駐車場に着き、トンネルには直接入れない為、駐車場に止めてそこから四人で歩いて行った。 
幽霊など信じてはいなかったが、やはり夜中の山道は気味が悪く、嫌な位静かだった。 
そんな中、無理に盛り上げようと、Tが崖落ち防止のガードレールを蹴り上げながら声を張り上げていた。 
T「全然対した事無いやろ、暗いだけ」 
俺「本当だね、全然対した事無いし、拍子抜けだ」 
S「いやいや、充分怖いし、もう帰りたい」 
そんなたわいない会話をしながら歩くと、すぐに目的のトンネル前に着いた。

538 :本当にあった怖い名無し:2012/04/24(火) 20:02:52.77 ID:0vY9T0C0O
息巻いて来たはいいが、トンネルの入口の時点で圧倒される程に嫌な雰囲気だった。 
トンネルはまるで侵入者を拒むように、もしくは中にいる者を出さないように、デカイブロックで封鎖されていた。
流石に誰が行くと、雰囲気にもなれずにタジタジでいると、血の気の多いTが言い出した。 
T「お前らビビってる?情けないね、俺が行くわ」 
ここで行かなかったらビビり確定、それだけは避けたかった俺は、思ってもない事を言ってしまった。 
俺「ビビるはずないだろ、俺が一人で行って来るから待っとけ」 
本当に後悔した。 

539 :本当にあった怖い名無し:2012/04/24(火) 20:05:46.44 ID:0vY9T0C0O
T「お前は男だな、ヨシ行け」 
この時ばかりはTを恨んだ。本当に零感の俺でもヤバイ雰囲気ムンムンだったから。 
しかし、一回言った事なので後には引けず、ブロックの隙間から一人、吹き抜ける暗闇に侵入した。

557 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 08:00:14.10 ID:6pi+H7+KO
いざ入ってたはみたものの、中はずっと続く暗闇、
その日暮らしの俺達は懐中電灯など無く、あったのはジッポライターの明かりだけ。
その明かりが余計に揺らめいて見え、不気味さを更に強調していた。 
トンネル内は天井から水滴が垂れる音以外の音は無く、
幽霊なんていないと考える俺でも、奥に向かって中々踏み出す事も出来ずにたじろいでいた時、
トンネル外で待つツレが叫んで来た。 
T「中はどうだー?」 
S「マジでやめた方がいいってー」 
M「俺らも行こうかー?」 
その声で少し恐怖が消えた俺は、「大丈夫、奥まで行ってみるわ」と、トンネルの奥に向かい歩き始めた。 
いざ歩き始めると恐怖心は余り無く、むしろ何故か懐かしい感覚にさえなったのを覚えている。

558 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 08:09:56.34 ID:6pi+H7+KO
そんな違和感を抱えながら、丁度トンネルの半分位に来た時に、
カーブの時に忘れてた事、妙な懐かしさの正体が何なのかはわかった。 
(これは話に繋がる事なので、詳しい事は後で話す事になります)
怖さは完全に消え、そのまま奥に辿り着き、何も無く、溜息混じりに戻るかと踵を返した時に、それは起こった。 

559 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 08:27:07.52 ID:6pi+H7+KO
耳元からフゥーっと息を吹きかけるような生温い風が耳にかかる。
気のせいと気にせず歩を進めるが、10秒おき位にずっと吹きかけられ、
流石に恐怖心が蘇った俺は、足早にトンネル入口へ向かった。 
足早になった辺りから吹きかけられている息が絶えず吹きかけられようになり、
恐怖心が絶頂に達した俺は、全力で入口に向かって猛ダッシュした。 

何とか入口のブロックの隙間からはい出て、耳元の息も無くなり一段落した俺は、
固まって待っていたツレの所に行こうとした。 
俺「スゲーよ、ここは本気でヤバイ、マジで焦ったし、何か耳元で息を…」と俺が言いかけた時に、
ツレ達が顔面蒼白で震える声で言った。 
T「お前の後ろ、何なんだよ」 
M「お前悪ふざけも大概にしろよ、そんなんで出て来たら洒落にならんぞ」 
俺は「はぁ?」となりましたが、ああコイツら出てきた俺をビビらす為のドッキリだなと思い、
少しキツめに「お前らが大概しろって、一人でマジ怖い思いしたんだぞ」と言った所で、Sの様子に気付いてしまいました。 

560 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 08:41:45.84 ID:6pi+H7+KO
Sが涙目になりながら震えていた…。 
幽霊にはビビるが普段は肝の座ってたコイツが、演技で涙目になり震えるはずがないと思った俺は、
何かが確実に後ろにいると思い動けなくなった。 
恐怖に直立不動で動けなくなった俺は、ずっとツレに視線を向けていたが、ある事に気付いた。
左眼の視線の端に、黒い髪のような物が見える。 
しかし、恐怖心が勝り確認出来ずにいた時に、急にSが「マジもう無理だ」と言いながら駐車場に向かい走り始めた。
それと同時位にTとMも「マジスマン」と言いながら走り出した。 
恐怖心はヤバかったが、パニックになりながらも、この状態で一人残される事な方が無理と判断した。
俺も駐車場に向かい全力で走り出した。 

561 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 09:09:06.56 ID:6pi+H7+KO
本当にビビり上がっていた俺は、何度も躓きながらも全力で走ってた。 
子供の頃に聞いた『幽霊は光が嫌い』。
そんな迷信めいた事を考え、駐車場に着き車のライトさえあれば大丈夫だと、藁にもすがる気持ちで走り続けていた。 
走り続けていた時になって初めて気がついたが、
ずっと背後に気配がしていた事に、さっきは安堵からかツレばかりに集中して気付かなかった事に気付いてしまった。 
この時に後ろにいる何かをもし連れて行ったら車に乗れないかもと考えた俺は、確認しないといけないと思った。
この時は本当に気が動転していたんだと思う。現在の恐怖心より、置いて行かれる恐怖心が勝ってたから。 
俺は立ち止まり、意を決して後ろを勢いよく振り向いた。
少しでも怖さがないように自分なりに考えてした事だが、これが本当に失敗だった。 
目を見開いた女が俺を凝視していた。 

562 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 09:32:09.79 ID:6pi+H7+KO
俺はいつも洒落怖を見て、『本当の恐怖にあったら~』を見て、いつも本当には違うなとか考える。
まぁこれは俺だけかもしれないが、余りの恐怖と驚き等混ざりあった結果なのか、失禁と脱糞を同時にしてしまった。 
女は普段よく書かれる貞子の用な風貌ではなく、
前髪を上げて、普通にフリルの着いた上着、ジーンズという出で立ちだった。
普通なら本当の人間だと思う位普通だった。 
だが決定的に違った目、鼻、口。全てが生きている人間とは違った。 
口は所々裂け化膿しているみたいにグチュグチュになっていた。
鼻は右の鼻孔から半分以上ちぎれかけている。
決定的なのは目だった。
黒目の部分と思う部分には、無数の光るガラスみたいな物が突き刺さり、涙のように黒い液体が目から滴り落ちていた。 
気がつけば俺は何も考えず一心不乱に走り出していた。
糞尿を裾から垂らしながら、涙はこぼれ、鼻水を垂らしながら、本当に人間として最低辺だと思う姿だったと思う。
でも俺が考えれる事は、死にたくない、助けて、ごめんなさい、を繰り返すしかなかった。 

563 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 09:47:58.24 ID:6pi+H7+KO
走っている間、またあの息を吹きかけられているような音が耳元から聞こえた。
それがまた恐怖心を増長させ、何度も転びながらも駐車場に辿り着く事が出来た。 
ツレ達は車で待っていた。エンジンをつけライトをつけていた為か、俺は助かったと思いながらも全力で車まで走った。 
俺が車に近づくにつれ、気配は遠くなっていった。
後ろに乗ってたTがドアを開けて待っていたので、飛び込むように車に乗り込んだ。 
そのままタイヤを唸らせながら、全速力で山道を下っていた。
俺は震えと恐怖が止まず、窓からキョロキョロ女がいないか確認していると、横にいるTが話しかけてきた。 

564 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 10:11:28.28 ID:6pi+H7+KO
T「お前大丈夫だったか?本当に悪かったな、本気であれはヤバ過ぎだったから」 
M「本当にスマンな…」
S「マジ申し訳ない、我慢したかったけどあれは無理だった」 
どうも、最初は俺が逆にドッキリを仕掛けていたと思ってたらしい。あんなの無理だと普通にわかると思うが… 
俺「マジ人生終わったと思ったぞ、お前達マジ薄情だと思ったし…
 まっ俺が逆でも本当に怖いだろうし、気持ちはわかるしいいよ」 
山を下っているからか安心感が出て、落ち着いてきた俺はツレ達を許し、
何気無しに窓から外を見た時に気付いてしまった。
丁度花が供えてあるカーブに差し掛かる時に、木の上いる何かに…

566 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 10:25:23.50 ID:6pi+H7+KO
またパニックになりかけた俺は、「早く、早く、飛ばせ」と声を荒げながら何度も叫び、
何故か隠れるように座席の足元に座りこんだ。 
S「何だよ、本当やめろよ、マジ勘弁してくれよ」 
M「何があったんだよ、またいたのか?」 
車内はパニックになりかけた時に、Tが聞きとり辛い程の小さな声で言った。 
T「俺も何か見たぞ…木の上に何かいた」 
その言葉で車内は完全にパニック状態になり、捕まってもいいと100キロ以上を出し逃げるように帰った。 

皆、家で一人になるのを嫌がり、俺も嫌だったので、4人でTの家で泊まるようにした。
Tの家をいつも溜まり場にしてたし、いつもの流れでもあるが。 
でもその行為は意味が無く、それはその夜に起こった。

573 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 11:03:30.37 ID:6pi+H7+KO
無事にTの家に着いたものの皆寝れずにいて、恐怖心を少しでも払おうと酒盛りを始めました。
俺はパンツが汚れていた為、風呂を借りてから酒盛りに参加しました。 
風呂から上がった時点で皆結構酔いが回っていて、ツレ達はすでに寝入りそうな感じになってました。
酒の力は偉大で、飲んでいく内に恐怖心は薄れ、段々と眠気も来て、皆でダゴ寝となりました。 
そして夜中にトイレで目が覚め上半身を起こした時、背後から気配を感じましたた。
それは正しくトンネルで感じた気配だった。 
一気に恐怖心が蘇り、金縛りとは違う、恐怖心から動けないでいましたが、
まだ酒が残っているせいか気が大きくなり、見た目が怖い位でビビるか!と、わけのわからない根性が沸々と湧いてきて、
こうなったら一発殴ってやると、後ろを振り返りました。

576 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 11:21:04.84 ID:6pi+H7+KO
やっぱり後悔しました。やはり女はあの時のように後ろにいて、そしてあの時とは違う行動に出ました。 
急に両手で俺を頬を掴み、口を大きく開けて何か言おうとしていましたが、
口の中には真っ黒な液体が溜まり、喋る度にうがいをしているようにゴロゴロ言って、
何を伝えたかったのかもわからずに、恐怖に動けずにいました。 
そんな恐怖が10秒続いた時に気付きました。この女知ってる… 
そう考えた時にMが寝返りをうち、それに気を取られた次の瞬間にはもう女はいませんでした。 

それからは朝まで眠れず、ツレが起きるのを待ち、起きたツレに夜中の事を話しました。 
M「幽霊て動けるんだな、初めて知った。てかいる事自体昨日知ったけど」 
T「お前本当にヤバイぞ、憑かれてるんじゃないの?」 
俺「多分憑かれてるのかな?てか幽霊知ってる女だった」 
T「はぁ?誰なんだよ?」 
俺「多分…元カノのU…」
それだけで皆何となくだが理解し察してくれました。 

577 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 11:34:46.19 ID:6pi+H7+KO
元カノのUはツレと飲みに行った時に知り合った女の子で、
ちょくちょく二人で飲んだりしてる内に仲良くなって、付き合い始めた人でした。 
しかし、Uは男女関係が結構激しく浮気でも当たり前にすると噂を聞いたり、
実際に男と遊び回ったりしてて、結局は破局となっていました。
それからも向こうからは連絡はあっても、無視して疎遠になってました。 
懐かしいと感じたトンネルも、実は酔った勢いで二人で凸した時に二人で行ったからでした。
そしてカーブの花は、Uがそこで亡くなった時の物でした。 
疎遠になってからも、噂で亡くなったと言う話は聞いていましたが、
当時は俺にはもう関係無いと言って、何もしてやれてなかったんです。

579 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 11:48:38.32 ID:6pi+H7+KO
T「間違いなくお前怨まれてるな。いくら関係無いって葬式にも出なかったしな」 
M「しかし、どうする?やっぱお祓いとかしてもらったが方がいいんじゃないか?」 
俺「でも、そんなの全く知らないし、金も無いし…」 
S「俺一人知ってるぞ。寺とか神社ではないけど、知り合いが動物に憑かれたとかで、それのお祓いを頼んだ人なら」 
俺「マジか?なら頼むから聞いてもらえないか?」 
S「わかった、ちょっと待ってろ」
Sは携帯で誰かと話し始め、何やら揉めていたようだが、どうやらOKをもらったようだった。 
S「絶対今日がいいって無理言ったが、大丈夫だってよ」 
俺「本当助かるわ、今から行けるん?」
S「昼過ぎに来てくれって。準備があるらしいから」
そんな準備しっかりする所ならイケるんじゃね、と期待しながら、早めの昼飯を食い、それからその人の家へ向かった。

580 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 12:04:42.27 ID:6pi+H7+KO
着いてみると普通の一軒家だった。 
チャイムを鳴らし待ってると、普通にエプロンつけたおばさんが出てきた、
まさかこのおばさんじゃねーよな…とか考えてると、正しくそのおばさんがお祓いの人だった。 
俺はもう無理だなと思いながらも、通された居間で「事の次第を詳細に」と言われ話した。 
おばさんは真面目な顔でウンウンと頷きながら聞いてくれた。
一通り話を聞いてくれたおばさんが発した一言目はこうだった。仮名にHさんとします。 
Hさん「あたしで祓えるかはわからないけど、出来る限りはさしてもらいます。料金は普段の料金いいですか?」 
俺「料金取るんですか!?ちなみにいくらに…」
Hさん「経費など含め5万頂きます」 
俺「マジですか!?すいません、ローンとか出来ますか?」 
Hさん「事が事だし、構いませんよ。急いだ方がいいですし」 
どうやら事態は、一刻を争う位に緊縛してたみたいでした。 

581 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 12:17:28.18 ID:6pi+H7+KO
Hさんの見解はこんな感じだった。 
元カノUは恐らく俺を怨んでいる。
しかし、それだけではないような気がするから、普通にお祓いするんじゃ駄目かもしれない。
今回はお祓いではなく、Uの標的である俺から完全に意識を逸らし、縁を断ち切る為の物らしい。 
もっと詳しく話してたがよく意味はわからなかったので、要約するとそんな感じらしい。 

俺「何か俺がしなくちゃいけない事はあるんですか?」 
Hさん「あなたは特にしなくちゃいけない事はありません。しかし、周りの友達の力を借りなくちゃいけません」 
Hさんは詳しく今回の内容を説明してくれました。

586 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 12:49:11.06 ID:6pi+H7+KO
Hさんが言うには、力を借りるは大袈裟に言ったらしく、借りると言うより協力だった。 
まず4人でお清めし、四方にお札を貼ったHさん宅2階の一室に入り、一晩そこで過ごすらしいのだが、
俺は一言も発してはいけなく、逆に絶えずツレ達は話し続けなくてはいけないらしい。寝てもいけないらしい。 
言葉には言霊があり、その部屋ではUは俺の姿を認識出来ないらしく、言葉を発する者しか認識出来ないらしい。 
そうする事で、意識的に俺を探し続けるUの意識から一晩時間をかけて俺を消し、
俺はもういないと誤認させ、Uの中の俺を消し、縁を無くしてしまおうという事でした。

589 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 13:05:22.35 ID:6pi+H7+KO
T「つまり、俺達が絶えずに喋り続ければいいだけ?」 
M「なら楽勝じゃね?」 
Hさん「確かに喋り続けるだけですが、恐らくUさんから妨害はあると思います。
 どんな物かはわかりませんし、気を引き締めて下さい」 
妨害って…

緊張しながらHさん宅で早めに夕食を頂き、皆お風呂に入り体を清め、一晩を過ごす部屋に入りました。 
何て事はない普通の部屋でした。四方、天井、畳みの下のお札さえ無ければ… 
皆一言も喋らずに夜を待ち、指定された時間を待ちました。

591 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 13:17:42.04 ID:6pi+H7+KO
Hさんが指定した時間は7時。
それまではUを家には入れないようにするし、Hさんもいるようですが、
7時が来たらHさんは家を出て、Uを家に招きいれなけばならない。 
極力部外者がいる事を避け、意識を完全にそらさなければならないみたいだった。 

そして指定された7時が来ました。
元々馬鹿の代表みたいな3人でしたし、Hさんから出された普段飲めない日本酒に皆大はしゃぎ、
しかし俺は万が一を考え、酒はおろか何一つ口にしてはいけないという辛い一晩でした。

ですが、相槌を打つだけでも以外と時間が経つのは早く、あっという間に11時に差し掛かろうとしていました。
妨害も無くこのまま何事無く一晩過ぎて欲しかったのですが、そうは行きませんでした…。 

592 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 13:41:03.02 ID:6pi+H7+KO
そして時刻が11時を回った辺りで、ついにUの妨害が始まりました。 
最初に聞こえたのは、廊下を歩く足音。等間隔でペタッ…ペタッという足音でした。 
皆すぐに気付き一瞬静まりかえりましたが、絶えずという言葉を思い出し、また大声で騒ぎ始めました。 
その後は、ラップ音?みたいにバキッカチッと部屋中から音が鳴り始めました。 
ですが、そこは馬鹿3人です。恐怖より負けられるかと馬鹿な考えが勝ったのか、今まで以上に騒ぎ始めました。
特にTの騒ぎっぷりは半端じゃなく、恐怖より頼もしさを覚えました。 

593 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 13:53:08.40 ID:6pi+H7+KO
そして、妨害にも負けず必死に騒ぎ続け2時に差し掛かった時に、最後の妨害が始まりました。 
部屋中からさっきの音とは比べられない位、まるで思い切り壁を殴り付けるようにガンガン音が鳴り出し、
あの嗽のようなゴロゴロの声で嗽「アァ…アァ…ガガ」と叫んでいるのです。 
流石に馬鹿3人もこれにはビビり、騒ぎ方も小さくなり、これはヤバイと感じ始めました。 

音と声は激しさを増すばかりで一向に止まず、全員蒼白になり、ついに騒ぎが完全に沈黙しました。 
俺は、ああ終わったなと思いましたが、時計を見るとすでに5時を回っていました。
堪えていた時間が思った以上に長かったらしく、日の出が上がり始め、一晩は過ぎていました。 

594 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 14:00:36.28 ID:6pi+H7+KO
そしてHさんが戻り、全て終わった事を知り、男ですが大声で泣き叫びました。 
やっと終わったと、皆で安堵の瞬間を迎える事が出来ました。 
そして最後に、Hさんは二度とその山には近づくなと、次は助けられないかもしれないと言い、
私はそれを了解し、Hさん宅を後にしました。 
安易な気持ちで肝試しには行ってはいけないと、肝に命じる事になる事件でした。二度と肝試しは行きません。

後日談がありますが、それはバイト終わりにでも良かったら書かせて頂きます。 

609 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 17:27:27.34 ID:6pi+H7+KO
やっと仕事終わりました。 
では>>594で言ってた後日談です。 
自分的には知らない所の話だし、正直関わりたくないし、聞いただけなので詳しくはわからない話でしたが、
こっちが本題?元凶?みたいです。 

あの一晩から丁度一ヶ月が過ぎようとしていました。 
お祓いのお金の為バイトを始め中々忙しくしていた時に、Hさんから急に呼び出しがあり、
Hさん宅に行った時にこの話をされました。 
俺「こんにちわ。すいません、お金はまだ出来てないです」 
Hさん「今回は料金の事で呼んだんじゃ無いから安心していいですよ」 
てっきり料金の催促かな?と思っていたが、違うみたいで安心したが、
あの時の話ならもう関わりたくなかったので、嫌な気分になった。 
俺「で、話とは何ですか?」 
嫌々だが俺に関わりある話だし、注意事項なら聞いておかなければならない。
Hさん「実はあの時のUさんが、少し普通の霊とは違う理由を調べたりしてわかった事が色々あるから、
 一応伝えておこうと思ってね」 
幽霊云々自体が元々普通じゃないと思うが…そう思ったが黙って話しを聞いた。 

610 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 17:37:45.57 ID:6pi+H7+KO
Hさん「あの時はあんな言い方をしたけど、実際Uさんはあなたを怨んだりしてない。むしろ好意がずっとあったと思う」 
俺「はい?そんなはずないでしょ。
 あんな風に憑き纏って妨害して多分殺そうとしてたのに、好意とかあるはずないじゃないすか」 
実際好意を持った相手にあんな事するとは思えなかったし、幽霊ってだけで恐怖心しかなく、
あれが好意からの事だとしても無理だ。 
Hさん「そう思っても仕方ないよね。
 あれはUさんの意思じゃなく、その裏にいる者の意思だから、元が人間かどうかすらわからない物だけどね」 
幽霊だけでもあんな事無かったら信じてすらないのに、漫画みたいな話をされても今いち「?」としかならなかった。 

611 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 17:52:34.27 ID:6pi+H7+KO
Hさん「実は、家に来た時点でUさんの意思ではないと気付いてたの…
 でもね、それをあなたに伝えたら、あなたは少なからず可哀相とか同情の気持ちを持つでしょ?
 それは、あの一晩を過ごすなら絶対に持ってはいけない気持ちだったの」 
俺「何故駄目なんです?関係あるんですか?」 
Hさん「同情心を出せばあなたは助からなかった。Uさんに見つかってたから…
 あなたの意識を恐怖だけに満たして、Uさんから意識を逸らさなければならなかったの」 
自分の為だと理解し何となくだが、納得したが肝心な事を聞けてない。 
俺「Uはあの後どうなったんですか?Uの意思じゃないならなんだったんです?」

614 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 18:07:15.99 ID:6pi+H7+KO
Hさん「あなた達が一晩過ごしてる間、私は私の先生の所に行ったの。
 見てわかる通り、私は世間じゃ心霊研究家で通ってるの。
 私の先生も似たような感じだけど、私以上に詳しいし、長年この世界にいるから、失敗したらの話を聞きにね」 
失敗したかもしれないのかよ…そう思ったが、自分達じゃどうしようも無かったから仕方ないと思う事にした。 
Hさん「あなた達が行った山だけど、色々な怪談があると思うけど、知ってる?」 
俺「はい。カップルの幽霊だったり、婆さんの幽霊だったり、色々噂は一通り聞いてます」
結構有名な所だから、噂が絶えないような場所だった。だからか色々話しは聞いていました。 
Hさん「実はそういった噂じゃない、本当にヤバイものがあの山にはいるって先生から聞いてね、
 多分それのせいだと聞いたの。
 詳しくはわからないけど、『禍垂』(カスイ)と言うらしいの」

616 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 18:26:00.18 ID:6pi+H7+KO
俺「禍垂?」
正直ついていけなかった。そんな漫画みたいな話されても理解出来ないし、幽霊だけで精一杯だったから。 
Hさん「詳しくは本当にわからないの。
 多分元は人間だけど、いつからいるのか、何の因果で山にいるかも何もわからないの。
 禍垂も見た目から先生がつけた名前だし、本当の名前もわからない」 
俺「でも、俺と何の関係があるんですか。禍垂なんて聞いた事すらないし」 
幽霊とは無縁の零感男だったし、そんなの噂すら知らなかった。 
Hさん「推測だけど、Uさんは禍垂に引き込まれたんだと思うの。
 だからUさんと縁があったあなたを、標的に選んだんじゃないかしら。
 あなた『木の上の人を見た』と言ったでしょ。それが恐らく禍垂と思う。
 あなたは木の上に立ってたと言ったけど、正しくは違うの。
 両手だけで木に垂れ下がり、下半身がない風貌の者なの。だから禍垂…
 先生は、本当に危険だって、今回は本当に運が良かったって」 
あまり見えなくて本当に良かったと思いました。あの状況ではっきり見えてたら発狂間違いないですから。 

617 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 18:42:56.13 ID:6pi+H7+KO
俺は頭の整理が全くつかなかったが、聞かなければならない事を聞きました。 
俺「Uはどうなるんですか?俺は本当に大丈夫なんですか?」 
Hさんは少し暗い表情で答えました。
Hさん「正直Uさんは、ずっとあの山に禍垂に捕われたままになると思う。
 禍垂を祓えれば違うかもしれないけど、禍垂はまず見つからないし、祓う方が危ないから…」 
Hさん「あなたは恐らく大丈夫。でも決してあの山に絶対に近付いたら駄目。
 禍垂との縁が復縁したら、間違いなくあなたは助からないから」 
俺は少しの安堵と、これから先報われる事のないUを気の毒に感じながら、Hさん宅を後にしました。 

その後は、料金の支払いが終わり、それからはHさんには会わず、例の山にも決して近付いていません。 
人間は好奇心が強く、興味を持ったら止まらない生き物だと思います。
ですが、決して不用意に噂が立つ場所には近付いてはいけないと思います。
思いもよらない結果があるかもしれませんから。

15: 名無しさん 2014/03/30(日)00:48:39 ID:1CqKhpUCO
>>11 そうこれ
あとはリンフォンとか
名前忘れたけど90年以上土地にとりついてた子供の悪霊がなんちゃらってやつとか

リンフォン<http://chikatomo.doorblog.jp/archives/27626858.html>

17: 名無しさん 2014/03/30(日)00:52:24 ID:wAp8jqxQI
>>15年以上土地にとりついてた
何それ

21: 名無しさん 2014/03/30(日)00:55:27 ID:1CqKhpUCO
>>17 18
すまん タイトルがわからんのだ
確か地元に帰ったらやばいことになって、倉の中に友人と一緒に入ったら子供の悪霊がたくさん現れる その瞬間にスレ主の中にいた何かがそいつらを一瞬で追い払ったみたいなそんな感じ
説明へたですまん

23: 名無しさん 2014/03/30(日)00:57:37 ID:ldZ37G6rI
>>21
めちゃくちゃ面白そう。

※なんだろう……。「邪霊の巣窟<http://chikatomo.doorblog.jp/archives/34043180.html>」かな?

10: 名無しさん 2014/03/30(日)00:40:43 ID:c4iMSb4Br
ハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタ

12: 名無しさん 2014/03/30(日)00:42:56 ID:ldZ37G6rI
>>10
ヤマノケはすでに有名だからぼつな

13: 名無しさん 2014/03/30(日)00:43:10 ID:7VsKjBTt8
そこらで検索したら出てくる類の話に新しいも名作も無いだろ
語るにしてもオカ板行けやって話だし
ここでやんなら創作だろ

14: 名無しさん 2014/03/30(日)00:44:47 ID:ldZ37G6rI
>>13
たしかにそうかもしれないけど
掲示板の中で最も影響力をもっているVIPでやることに意味がある

16: 名無しさん 2014/03/30(日)00:51:09 ID:Rfqc81JTU
名前忘れたけど、おじいちゃんの葬式のあとにおじいちゃんのふりした化け物が家にいてそれに襲われるやつ。
めちゃくちゃ怖かった。

20: 名無しさん 2014/03/30(日)00:54:48 ID:ldZ37G6rI
>>16
これか?
「初七日の日の事」
http://occugaku.com/archives/32484638.html

22: 名無しさん 2014/03/30(日)00:56:43 ID:Rfqc81JTU
>>20
そう これだ。
バイオみたいで眠れなくなったのをおぼえてる。

19: 昼の帝王◆QYmbdsVg06 2014/03/30(日)00:53:15 ID:W3WZsfBQy
お前らってそういう話の耐性あっていいよな
羨ましい

24: 名無しさん 2014/03/30(日)01:00:28 ID:ldZ37G6rI
他になんかない??

25: 名無しさん 2014/03/30(日)01:04:12 ID:1CqKhpUCO
>>24 巣くう者とかどうよ?

26: 名無しさん 2014/03/30(日)01:13:33 ID:ldZ37G6rI
>>25
http://syarecowa.moo.jp/208/6.html
何度も聞いたことはあったが読んだのは初めてだ。

巣くうもの<http://chikatomo.doorblog.jp/archives/36536797.html>

27: 名無しさん 2014/03/30(日)01:14:34 ID:1CqKhpUCO
>>26
あとはこれとか
http://occult39.blog.fc2.com/blog-entry-177.html
 
小さな鍾乳洞
871 : 1 2011/08/17(水) 19:27:48.46 ID:Y9ByGQbH0
おっさんの昔話で良ければ読んで行って下さい。 

少し昔……と言っても15年以上前の話になる。 

俺の地元には小さな鍾乳洞がある。 
田んぼと山しかないド田舎だったので、町としても鍾乳洞を利用して観光ビジネスを興そうとしたらしいのだが、 
町の資金繰りが悪化したとかで、開発半ばにして放置されてしまっていたのだ。 
まぁ、それは仕方ない。大人の事情とかいろいろあったのだろう。 
とまぁ、そんな感じで放置されてしまった鍾乳洞であったが、その鍾乳洞はちょっと普通ではなかった。 
鍾乳洞らしい入り組んだ道も勿論あるのだが、それより特筆すべきなのは、入口から十メートルくらい進んだ先にある広い空間だった。 
25m四方はあるかという空間に天井の丸穴から温かな日差しが降り注ぎ、 
足元を流れる冷たい水はその光を反射して、まるでサファイアのように青くキラキラと輝いている。 
奥に行けば水深も丁度1メートル位になっていたので、当時の俺達にとっては天然のプール兼秘密基地として利用させてもらっていたわけだ。 

勿論、大人達からは鍾乳洞に入るなという事をきつく言い含められていたのだが、 
まだ幼い俺達はなぜ大人が鍾乳洞で遊ぶなと言っているのかを十分に理解している奴なんて居なかった。

872 : 2 2011/08/17(水) 19:29:58.75 ID:Y9ByGQbH0
俺達は毎日飽きることもなく鍾乳洞で遊び、家からこっそりお菓子を持ちこんだりして 
半ば自分達の部屋のように利用していた。

彼と出会ったのは、そんな夏の日。 
丁度、村の一大イベントである夏祭りが開催された日の事だった。 
その日ばかりは、俺達も鍾乳洞で遊ぶ様な事はなく、夏祭りの開催地となる神社で大人達が準備しているのを横目に境内を走り回っていた。 
彼は夏祭りの準備をしていた大人達の誰かに付いて来ていたようで、手持ち無沙汰気味に木陰の下に座り込んでいた。 
彼は俺達が遊んでいるのをしばらく眺めた後、俺が鬼ごっこの鬼になった時に「俺も混ぜてくれない?」と話しかけて来た。 

「別に良いけど、お前誰だ?」 

田舎ではなかなか見ない垢ぬけた雰囲気を持った少年に、俺は少しだけ尻ごみしてしまった。 
俺のそんな様子を見て彼は笑いながら、「俺は○○。夏休みで暇だったから、おじいちゃんの家に遊びに来たんだ」簡単に自己紹介をしてくれた。 
初めは余所者である少年に対して少しだけ警戒心を持っていた俺達であったが、少年の語る都会の話は面白く、 
一緒に遊んでいるうちに俺達はすぐに打ち解けてしまった。 
だから、まだしばらく村に滞在するという少年に対して「それじゃあ、今度俺達の秘密基地に案内してやるよ」と言ったのは決しておかしな事ではなかっただろう。

873 : 3 2011/08/17(水) 19:32:24.98 ID:Y9ByGQbH0
その日集まったのは同級生のA・B・C、そして俺と少年を含めた五人だった。 
少年は俺達から鍾乳洞の話を聞くと、瞳を輝かせワクワクした様子で「早く行きたい!」と俺達の後に続いた。 
狭い道を通り過ぎ、件の空間を見た少年は興奮した様子で声をあげた。 

「うわー、すっげー!! ゲームみたいだ!!」 

そんな風に歓声を上げた少年に対して俺達は少しだけ得意になった。 
少年に奥に行けばプールみたいになっている事を伝えると、持ってきていた水着に着替えて青く光るプールに飛び込んで行った。 
そこに俺達も混ざり、その時は学校のプールのように水を掛け合ったりしながら、時間を忘れてはしゃいだのだった。 

しばらく皆で楽しく遊んだあと、小腹が空いてしまったので少年とCを残して家までおやつを取りに行く事となった。 
一度家に戻り、全員が揃ったのはそれから20分程経った頃だったと思う。俺はお菓子と一緒にカルピスを水筒に詰めてA・Bと合流した。 
そして、三人で一緒に件の鍾乳洞に戻ってみると、そこにいるはずのCと少年が消えてしまっていた。 
初めはCと少年がふざけて隠れているものとばかり考えていた俺達は、岩の後ろや、奥に続く穴をのぞき込んだりもしたのだが二人の気配すら感じられない。 
いよいよヤバいんじゃないかと俺達が焦りを覚え始めた頃に、先ほどまで俺達が泳いでいた湖面から細かい泡がブクブクと浮き上がってきていることに気付いた。 
他の二人も俺の視線を追ってその泡に気付いたようで、無言でジッとその泡を見つめる。 
皆無言のまましばらくその泡を見つめていると、徐々に泡は小さくなりやがて消えていった。 

874 : 4 2011/08/17(水) 19:34:03.09 ID:Y9ByGQbH0
「(一体なんだったんだ?)」 

他の二人とアイコンタクトを交わす。 
と、先ほど泡が吹き出していた場所から、サッカーボールのような半円の物体が音もなく浮かんできた。 
一瞬凍りついた俺達だったが、すぐにそれがサッカーボールなどではなく子どもの頭だと分った。 
それも、見覚えのあるあの長髪は間違いなく都会から来たあの少年だ。 

A「おい、○○君! 大丈夫か!?」 
B「Cが居ないんだ! 何か知らないか?」 
俺「取りあえずこっちに来いよ!」 

そんな風に俺達はその少年らしきモノに向かって話しかけるが、水に浮かんだその頭はなかなか俺達の方を見ようとしない。 
そこで業を煮やしたAが「おい、お前無視すんなよ!」と声をあげて、水面に浮かんだ頭に向かって小さな石を投げた。 
「ちょっと待て!」「お前何してんだよ!!」石を投げる直前に、俺とBがAを諌めたが、Aを止める事は出来ず、石は真っ直ぐにソレに向かい小さな音を立てて水面に落ちた。 
幸い、その石が彼の頭に当たる事はなかったのだが、かなり近くに落ちたせいで跳ねた水が掛かってしまった。 

B「危ないだろ!」 
俺「当たったらどうすんだよ!?」 

俺達がAに詰め寄ると、Aは憮然とした様子で「だって……」とか呟いていた。 
そんなAから目を離し、ふと水面の方を見やると、そこにあったはずの頭がいつの間にか消えている。

875 : 本当にあった怖い名無し 2011/08/17(水) 19:35:43.52 ID:Y9ByGQbH0
「ちょっと……!」俺が叫び出そうとした瞬間、 
奥に続く細い鍾乳洞の通路から「ガボ… ガボ……」と濡れた長靴を履いたまま歩くような音が洞窟の壁に反響しながら聞こえて来た。 
それは小さな音だったので、言い合いをしているAとBはまだ気付いていない。 
どういうわけか音の聞こえる奥の暗い穴から目が離せず、無意識にじりじりと後退する。 
そこにきてようやくAとBも俺のただならぬ様子に気付いたようで、まるで抱き合うようにして音のする方へと顔を向けた。 
奥に続く道からはなおも「ガボ… ガボ……」という不気味な音が定期的に続き、徐々に近づいてきているのか音も比例して大きくなってきた。 
叫び声をあげて逃げ出したい気持ちも多分にあったが、なんとなく大きな音をあげるのはマズイような気がしてままならない。 
そして気がつくと、俺達三人は水際に追い込まれてしまっていた。 
「ガボ… ガボ……」という音はなおも近づいてくる。と、その時水にぬれた岩に足を取られてBが尻もちをついた。 
それでハッと我に返った俺達は誰ともなしに「早く逃げろ!!」と叫び、不気味な音がする奥の穴とは反対の、出口に繋がる穴へと全力で駆けだした。 
わき目もふらず無我夢中で走り、出口まであと少し。 
そこで俺達は三度目の衝撃を受ける事となった。 

「おおぉぉぉおおおおぉお!!」 

地の底から響くような唸り声が出入り口付近から聞こえて来たのだ。

876 : 6 2011/08/17(水) 19:37:17.11 ID:Y9ByGQbH0
退路を断たれ奥に戻ろうにも、もうあんな不気味な場所に戻ろうとは思えなかった。 
俺は足が竦み、腰も砕けて、力なくその場に座り込んでしまった。 

「(もう駄目だ……!)」 

本能的に恐怖から逃れようとしてか、俺はギュッと目を瞑った。 
程なくして、頭を岩で殴られたような衝撃が走る。 
目の奥で星が光り、「幽霊に殴られた!! ……幽霊って人を殴れるんだなぁ」と恐怖からおかしなことを考えていると、 
何故か居なくなっていたはずのCの声が聞こえた。 

C「おい! 大丈夫か!?」 
俺AB「え?」 

恐る恐る顔を上げると、心配そうな顔をしたCと鬼のような形相をしたB父とC父が仁王立ちしていた。 
三人はポカンとしている俺達を放って、三人で話し始めた。

C父「こぉの、糞ガキ共が!! 此処にはあれ程近づくなと言っていただろうが!!!」 
B父「C! ここで遊んでいたのはコイツらだけか!?」 
C 「いや……まだ、都会から来た○○君が」 
C父「あぁ?! ○○だと!? 何処の子だ!!」 
C 「えっと、確か……○○さん家の孫だとか」 

877 : 7 2011/08/17(水) 19:39:02.44 ID:Y9ByGQbH0
Cから話を聞いた父親たちは怪訝な表情を浮かべて顔を見合わせると、 
「○○のじいさんは少し前に入院したはずだから、今は誰もあの家にいないはずなんだがなぁ」と呟いた。 
絶句する俺達。じゃあ俺達が遊んでいたのは一体誰だったというのだろうか。 

B父「取りあえず、俺達でちょっと様子見てきてやるから、お前達は家に帰って待ってろ」 

そんな疑問に答えを出す間もなく、B父に促されるまま俺達は各々の自宅へと帰らされた。 
自宅に戻ってからはなにをする気力もなく、クーラーのきいた御座敷でごろごろと横になっていた。 
父が帰って来たのは日が沈んだ頃。血相を変えて部屋に飛び込んできた父親は俺を見つけるなり、「この、馬鹿野郎!!」と言って俺を殴り飛ばした。 
普段は温厚な父に殴られたことに俺は驚き、痛みもどこかに吹き飛んでしまった。 
茫然と父を見上げていると、父はため息をついて静かに語り出した。 

「あそこはな、昔からあまり良くない場所だって言われていたんだよ。
人が消えたとか、ケガをするって話が多くてな。開発の話が来た時も村としては反対したんだ。
でも、町は強引に開発をしようとした。それで着工されたわけだが、 
案の定事故が多発して、開発も途中で放り投げてしまった。
お前達と一緒に遊んでいた子がどういう子なのかは父さん達には分らないが、 
もうあの鍾乳洞に行くのはやめておきなさい。これ以上父さん達を心配させないでくれ」 

真剣な父親の様子に、俺はなんとなく申し訳ない気持ちになってしまい。 
もう二度とあの鍾乳洞には近づかない事を約束した。それはA・B・Cも同様だったようで、あの出来事から俺達はあの鍾乳洞の話をする事は無くなった。

878 : 本当にあった怖い名無し 2011/08/17(水) 19:40:51.04 ID:Y9ByGQbH0
居なくなってしまった少年についても、やはり誰かがおじいさんの家で生活をしていた様子は無く、 
俺達の集団心理に伴う幻覚だったのではないか、と言う事で決着がついた。 

成人してからはもう時効だろうと思い、酒の入る席でそれとなく聞いてみたのだが、 
天然の水牢として利用されていたとか、戦時中は防空壕だったとか、色々な逸話が残されているようだったが、 
最早どれが正しくてどれが誤りなのかは分らなかった。 
なんにしても、俺は二度とあの鍾乳洞に近づくつもりはない。あの「ガボ… ガボ……」という音を聞くのはごめんだし、 
あの少年が今でも当時の姿のままで俺達を待っているような気がしてならないのだ。 

お付き合い頂き、ありがとうございました。 
以上で終わりです。

903 : 本当にあった怖い名無し 2011/08/17(水) 21:21:07.17 ID:mU8EMd1z0
>>878 
なんでC君は父親達を呼びに行ってたの?

905 : 本当にあった怖い名無し 2011/08/17(水) 21:39:38.46 ID:Y9ByGQbH0
>>903 
Cは岸に上がって休憩していたらしいのですが、 
その時急に少年の姿が見えなくなり、慌てて父親を呼びに行った。 
……だったと思います。 

B・Cの家は自営業で、家か畑には誰かしらいたので、 
すぐに大人を呼びに行けたのでしょう。 


29: 名無しさん 2014/03/30(日)01:18:09 ID:Rfqc81JTU
「なまたり」がおすすめ。

30: 名無しさん 2014/03/30(日)01:21:38 ID:ldZ37G6rI
>>29
これかな?
http://occugaku.com/archives/37940622.html
ずいぶん新しいな。
神隠し系は不思議な気持ちになるから好きだ

31: 名無しさん 2014/03/30(日)01:26:06 ID:b4cdt9ju1
こんな感じの話覚えてない?

ある女声の小学校のころの記憶

家に帰ると珍しく鍵が開いていた
親は仕事のはずなのに。
かけ忘れたのかと思い、ドアを開けると階段の上から
「お帰りなさーい」
という声がして階段を降りてくる音がした。
なんだ帰ってたのかと思い、階段のほうをみると
顔が上下逆さまの女が四つん這いでニヤニヤしながらもうスピードで降りてきた。
私はドアを閉めて走って逃げた。
あれはなんだったのか

32: 名無しさん 2014/03/30(日)01:26:36 ID:b4cdt9ju1
>>31
女性の

33: 名無しさん 2014/03/30(日)01:28:02 ID:ldZ37G6rI
>>31
その話しは知らないが、その文だけで十分に怖い

34: 名無しさん 2014/03/30(日)01:30:18 ID:b4cdt9ju1
>>33
細かい記憶はおぼろげだが頭から離れないんだ

35: 名無しさん 2014/03/30(日)01:32:21 ID:ldZ37G6rI
>>34
見つけた!!
これ怖いな。

36: 名無しさん 2014/03/30(日)01:32:34 ID:ldZ37G6rI
幽霊を見た?こと。

予備校から帰ると、一階は真っ暗なのに二階に電気ついてる部屋がある。
母は家族全員帰ってくるまで、
リビングの電気は付けて(何年か前だから節電の意識はあまりなかった、すまぬ)二階で洗濯物畳んだりするので、
あれと思い階段の辺りからお母さんと呼ぶと、「だあれえ」と返ってきたので、
ちょww娘にだあれってあんたwwと思いながら喪子と答えると、「喪子おいでえ」と母が呼ぶ。
私は家では名前ではなく『ちびでぶちゃん』という愛称で呼ばれていたので、
?と思っている間にも母はずっと「おいでおいで」と言い続ける。
しょうがねえなwwと階段を登ろうとすると母が部屋から出てきて…
と思ったらなんか顔だけ上下逆になってる?
めちゃめちゃでかい四つん這いになったの女の人がすごいにこにこしながらこっちにくる。
びっくりして速攻で家を出て玄関の鍵を閉めて、除き穴から見ると、
その高さに女の人が口をもぐもぐしながら顔を真横にしてにこにこしてた。

怖くて自転車でお祖母ちゃんの家に行って、お父さんが迎えにくるまで帰れなかった。
いなかった家族は私を置いてくら寿司行ってた。

37: 名無しさん 2014/03/30(日)01:32:48 ID:ldZ37G6rI
これだろ?

54: 名無しさん 2014/03/30(日)19:30:18 ID:b4cdt9ju1
>>37
サンクス!

38: 名無しさん 2014/03/30(日)01:35:30 ID:ldZ37G6rI
初七日の日の事もこの話も普段過ごしている家にも化け物が住むんだな
なんか住み慣れたところだからって安心できないね

39: 名無しさん 2014/03/30(日)03:05:13 ID:Rfqc81JTU
生活空間に化け物が踏み込んでくるのって何より怖いよな

41: 名無しさん 2014/03/30(日)10:45:42 ID:2JLM9V24E
八尺様の封印が解かれて全国行脚してるみたいな話を聞くと怖くて外出れない

42: 名無しさん 2014/03/30(日)11:01:08 ID:wAp8jqxQI
桜前線と一緒に北上してみるぽっ
可愛いじゃねぇか

43: 名無しさん 2014/03/30(日)11:03:59 ID:ZSqXJXqfN
古びた無人の神社に毎年、生贄を捧げている話が好き
10年くらい前にネットで見たきりでそれ以来、見てないけど

44: 名無しさん 2014/03/30(日)12:37:36 ID:CoQdJhCwY
>>43
生贄様じゃない?
http://fumibako.com/kowai/story/6/5736.html


生贄様

150 1/6 sage 2013/11/24(日) 17:27:29.15 ID:1o74vSj80
数十年前、曾爺さんから聞いた大正末期の頃に起こったという話。 
私の故郷の村には生贄様っていう風習があった。
 
生贄様っていうのは神様に捧げられる神様の事だ。 
生贄様は家畜の中から選ばれる・・

村の牧場や養鶏場に居る家畜の中から〇〇〇〇の月の月曜日の夜に産まれた家畜の中に小さな青色の瞳をした家畜が生贄様、生贄様は人の言葉を喋る。 
その殆どはデタラメな言葉だけどたまに「見先言葉(みさきのことのは)」と呼ばれる予言めいた言葉を喋ったりもするが、
生贄様の先見言葉を聞いてしまったら、それは必ず忘れなければ災いが訪れるという言い伝えがある。 

生贄様は50年に一度産まれて来る。 
そして産まれてから7ヶ月後に生贄として捧げられるのだ。 
捧げる方法は神社の御神体である鏡を床に置きその上から生贄様を落とす。
鏡に落とすと ポチャン という音と共に生贄様はこの世から跡形も無く消える。 

この儀式は神主と生贄様の産まれた家の者だけで行われる掟で、そこに居る全員が神社の地下にある密室で目隠しをして儀式を行う。 
生贄様を落とした鏡は8日間は絶体に見てはならないとい言われ、儀式の直後に神主が袋に入れると鍵付きの木箱の中に封印され、
更にその木箱は江戸時代の古い大きな金庫の中に厳重に保管される。 

尚、過去に好奇心から鏡を覗いたヤンチャな神主が一人居たそうで彼は禁忌とされた生贄様の言葉を手帳に記録しだしたかと思うと、
7ヶ月間ずっと 生贄様を質問攻めにし続けたそうで、ヤバイと思って止めようとした氏子さん達の忠告も無視してかなり険悪な状態になってたらしい。 
その儀式の日が来ても案の定鏡を覗いてしまったらしく鏡を見たその日に奇声を発しながら神社を飛び出して行ってしまい行方不明になってしまったそうだ。 

で、家族が葬式の準備を始めた数ヶ月後にどこで調達したのか何と鎧武者の格好をして村に戻って来た! 

そして意味不明な言葉を村人に対して喋り出した。 
神社に戻って家中を漁り出したかと思うと、
食料庫の中の物全部をその場で食べ始めて何かこれは旨いぞ!という様な顔をして例の外国語みたいな意味不明な言葉を口走った。 
食べ終わるとそのままその場で朝まで眠ってしまったらしい。 

目が覚めると神主は元に戻っており村人や家族が聞いても今まで何をしていたのか覚えていないと言った。 
それから数日後に村の近所の古墳が盗掘されていると騒ぎになった。 

神主はもしやと思い警察に出頭して事情を話したらしい、すると調べてみると何と鎧兜に刀剣類一式は古墳から持ち出された遺物らしかった。 
これを聞いた村の老人達は口々に〇〇〇〇様(この地方の風土記とか伝説に出て来る英雄)が乗り憑ったのだろうと噂したそうだ。 
その後、その神主さんは神社を追い出された後に、何と当時の帝大を大検で受験して合格して結構有名な郷士なになったとか・・・名前は忘れたが。 

まあ爺ちゃんの言う事だし本当か嘘かは知らん。 

45: 名無しさん 2014/03/30(日)12:44:38 ID:ZSqXJXqfN
>>44
違うんだよなぁ。簡単にストーリーを説明すると、

かなりの田舎が舞台で天神様って呼ばれてる神社が村はずれの森にある
毎年一回、その神社を祀る祭りがあって
選ばれた女の子が樽に入り、男達がそれを神社へ運ぶ
翌朝、男達がそれを回収して蓋を開けずに埋葬する
ある年、Aが樽を運ぶ係りに選ばれたがある疑問が生じた
回収した樽が人が入ってる筈なのにあまりにも軽すぎるからだ
Aは去年、娘が生贄に選ばれた事もあって真相を確かめたくなった
翌年、Aは樽を運ぶ男達にばれないように後を付けた
男達は神社の前に樽を置いて足早に去っていった
その後、樽から出た女の子は神社へと入っていく

46: 名無しさん 2014/03/30(日)12:45:09 ID:ZSqXJXqfN
その後、神社の奥から人の声がする
神社の奥は鬱蒼とした森が広がるばかりで、集落があるといった話も聞いた事がない
やがて、奥からやってきたのはボロボロの服を着た老若男女の集団
その集団は神社へと入っていった
Aが神社を覗くと、その集団は女の子を生きたまま食べていた
Aは怖くなって近くの茂みに隠れた
翌朝、男達が中身のない樽を回収していく
Aは逃げるように村から引っ越した
それからかなりの年月が経った
Aの住んでる街で惨殺な事件が相次ぐようになった
ああ…あの集団が俺を追ってきている違いない

って終わる話なんだけど、誰か知ってる人いる?
もう一回、読んでみたいんだよねー

47: 名無しさん 2014/03/30(日)13:23:30 ID:ZSqXJXqfN
45だけど、見つかった
テンジンキの話ってタイトルだったわ

52: 名無しさん 2014/03/30(日)14:58:10 ID:tvAxriAdM

53: 名無しさん 2014/03/30(日)15:14:15 ID:Rfqc81JTU
>>52
こわっ!

55: 名無しさん 2014/03/30(日)19:41:27 ID:ZSqXJXqfN
>>52
そうそうそれ
昔、読んで震えあがった記憶がある


48: 名無しさん 2014/03/30(日)13:34:27 ID:oR18QWlLg
457 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2012/09/21(金) 01:27:56.84 ID:WczmRT9y0 [1/5]
ちょっと前に自室で本当にあった話なんだけどさ、マジでやばい目にあった

俺、基本的に怖い話とか大好きだしホラー映画とか小説も好きな性質なんだけど
実際に霊とかはあんま信じないのね
昔霊が見えるとか言う知り合い居たけど、「マジかよ~www」って笑って「俺も見てみてーwww」とか言ってたら
「お前には絶対見えないと思うよw」とか返された事あるくらい霊感音痴
幽霊とかって居るとか居ないじゃなくて、人の怖いって思いがそこに堆積したりするんじゃないかな?
とか厨二病な設定考えたりしてるくらいだった

49: 名無しさん 2014/03/30(日)13:35:06 ID:oR18QWlLg
458 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2012/09/21(金) 01:28:37.37 ID:WczmRT9y0 [2/5]
ちなみにウチは歴史も何も無いトコで、畑だった祖父の土地を譲り受けて両親が20年前に立てた普通の平屋
田舎なもんでそこそこ庭もあって車庫も完備。ウチより後ろは住宅街なんだけど、前は畑が広がってて夜になると
虫の大合唱が五月蝿かったりするw
怖い謂れとか全然無くて、埋まってるものと言えば埋め立てた際のタイヤくらいだとか
まぁ、そんな感じで怖い事なんか一度も無かった
たまに夜、窓にコンコンって音がしたりピシッ!ってそこそこな音がしたりする事あるんだけど、カーテン開けて見てみても
何もなくて、家鳴りかなぁ?とか思ってる

50: 名無しさん 2014/03/30(日)13:35:39 ID:oR18QWlLg
459 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2012/09/21(金) 01:29:07.73 ID:WczmRT9y0 [3/5]
その日はいつもと変わらない夜で、いつも通り自室でPC付けてネトゲや2ちゃんとかやってた
親と一緒に暮らしてるだが、その時はもう両親とも寝てて完全に一人だった
明日は仕事休みだし、なんか面白いの無いかなぁ~とダラダラしてたんだけど
急に背中をトンッ・・・って突っつかれた
え?って素で何も分からないまま振り向いたんだけど、誰も居ない・・・
頭の中「???」ってなって回り見まわしても誰も居ない・・・
え?ちょ?って感じで一応部屋の外も見たんだけど、誰も居ないし静かなままで
でも、確かに今背中に・・・ってちょっと混乱したままじっとしてた
結構はっきり感じてたんだけど、その後の何も無い状況から気のせいだったのかな・・・?
って気を取り直してネット始めたんだ。なんか必要以上に周りが気になっちゃってたけど

51: 名無しさん 2014/03/30(日)13:36:47 ID:oR18QWlLg
460 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2012/09/21(金) 01:29:47.97 ID:WczmRT9y0 [4/5]
自分に気のせいって言い聞かせながらネット再開してたら、それ程間をおかずに首筋に
爪でカリッって引っかくような感触合って、反射的に力一杯そこ手で払っちゃったんだ
その時の感触ってのが、硬いの。でも硬い部分の下は柔らかい感じでくちゅって感じで
振り向いても誰も居ない
でも、潰れた何かが首筋からシャツの中入って背中をカリカリカリカリ
すっげえ焦って、シャツの上から引っかくように下に落とそうと必死になってピョンピョン飛び跳ねて


落っこちたのが、半身潰れたGでした


俺は霊とか信じてません
でも、あれから、目の端で動くものが黒くみえるようになって・・・・orz

56: 名無しさん 2014/03/30(日)22:45:49 ID:Rfqc81JTU
あと、「ガサガサ」ってのが怖い。

57: 名無しさん 2014/03/30(日)23:19:39 ID:mn6mP74FV

58: 名無しさん 2014/03/30(日)23:22:25 ID:Rfqc81JTU
>>57
あーこれよ!
じいさんの魂食われたのかな?

59: 名無しさん 2014/03/30(日)23:22:59 ID:Rfqc81JTU
婆さんだった。