「牛の首」という恐ろしい怪談がある。
この話は江戸時代にはすでに知られていたようで、寛永年間に書かれた庶民の日記にすでにその名は出ている。
とはいえ、そこに記されているのは「牛の首」という怪談の名前だけで、話の内容は「今日、牛の首という怪談を聞いたが、あまりにも恐ろしい話なのでここには書けない」として語られてはいないのだが。
このように文献にはっきりとした形で残ることはなかった「牛の首」だが、その物語は口授で今日まで語り継がれている。
だが、私はその話をここに記すつもりはない。
あまりに恐ろしい話なので、思い出したくないのだ。
その代わりに「牛の首」を知っている数少ない人物の一人の身に起きたエピソードを語ってみようと思う。
その人物は小学校の教師である。
彼は学校の遠足の時に、バスの中で怪談を子供たちに語り聞かせていた。
普段は騒々しい子供たちも今日は真剣に彼の話に耳をそばだて、本気で怖がっている。
これに気をよくした彼は、最後にとっておきの怪談である「牛の首」を披露することにした。
彼は声を潜めると子供たちにこう言った。
「これから話すのは『牛の首』という怪談だ。牛の首とは・・・」
ところが、彼が話を始めた途端にバスの中に異変が起きる。
子供たちが物語のあまりの恐ろしさに怯え、口々に「先生、もうその話しはやめて!」と訴えだしたのだ。
ある子供は真っ青になりながら耳を塞ぎ、別の子供は大声を上げて泣き叫ぶ。
ところが、それでも彼は話をやめようとしない。
彼の目は虚ろで、まるで何かに取り付かれたかのようであった・・・

しばらくするとバスが急に停止した。
異変を感じて正気に戻った彼が運転席を見ると、バスの運転手が脂汗を流しながらぶるぶると震えている。
おそらくこれ以上は運転を続けられないと思い車を止めたのであろう。
さらに辺りを見まわすと、生徒たちは皆口から泡を吹いて失神していた。
それ以来、彼が「牛の首」について何かを話す事はなかったという。



※関連記事:
鮫島事件ってどんな事件か覚えてるやついるか?<http://chikatomo.doorblog.jp/archives/30741528.html>
鮫島事件ってなんだよ<http://chikatomo.doorblog.jp/archives/32926080.html>
牛の首<http://chikatomo.doorblog.jp/archives/25202697.html> 


この世で最も怖い話・「牛の首」について語っていこう!<http://thebbs.fc2.com/209028!/>

[0] 主 2006/07/08 20:25
この世で最も怖い話、「牛の首」。
「牛の首」を聞いたら失神するとか…?


[1] ゴーレムの脳味噌 2006/07/08 20:59
この話を昔聞いたことありますが、あんまり怖くなかったはずですよ。内容がなんだったか忘れてしまいましたが。

[2] 主 2006/07/08 21:07
聞いたことあるんですか?

[3] 九七艦攻(魚雷・v・) 2006/07/08 21:08
「牛の首」って怖くなさそう

[4] 主 2006/07/08 21:09
地獄の牛鬼ってのもあるよ

聞いたものが恐怖のあまり死んでしまうというこの世で最も恐い話、「地獄の牛鬼」

それはこういった話である。ほんとに死んだりはしないので安心して欲しい。

江戸時代のあるところに作物を荒らす妖怪に悩まされている農民がいた。夜になると畑の作物が襲われる
という。その農民のもとに預言者を名乗る女が現れた。

農民の娘を夜中、海岸に妖怪の生け贄に捧げればもう悩まされずに済むというと女は去っていった。
そこで農民は泣く泣く娘を生け贄にすることを決めたが腕の立つ侍を雇い、娘が危機になると助けることを条件に海岸に向かわせた。 

夜の浜辺で暗い海を眺めていると海からあの預言者の女がでてきて侍が斬り掛かるとその女は巨大な恐ろしい牛鬼に変化し侍の刀を食ってしまった。絶対絶命の時、どこからか別の刀が飛んできて牛鬼の眉間を貫いた。

実はその刀は侍の先祖が代々受け継いできた名刀だったのだ。

どこかの県ではこの話は昔話として今も語られていて牛鬼を退治したという刀が祭られているというが…

[24] 究極 2006/07/09 08:09
牛の首を見ても、何の変化もないよ。
おじゃま道草のが怖かったなぁ、漏れは。

[25] 主 2006/07/09 09:25
>>24
なにそれ?





「牛の首」について教えてください!<http://thebbs.fc2.com/69755!/0->

[0] はるか 2004/03/29 13:38
「牛の首」という小説について詳しい事を教えてください。

[1] misono 2004/03/29 13:43
今は手に入らないって聞きましたよ。

[2] MDMA 2004/03/30 01:00
>>0
小松左京のやつね。 
http://osi.cool.ne.jp/UL/n35.htm ※404
[4] はるか 2004/03/30 23:30
ありがとうございます☆ 
皆さんは原作を読んだ事はあるんですか?? 
探してみましたが、やはりありません。 
「石」という中に、少しだけ載ってるみたいですけど。 
昔これを読んだ人が、おかしくなったって本当ですか??

[8] みぃ 2004/04/11 02:38
この、「牛の首」に似た話を 
「本当にあった呪いのビデオ」のスペシャル4?だったかな?に、 
「これは牛の肉だ」というやつで見ましたよ。 
ほぼ内容は同じでした。1度見てみては???

[10] リクライニング縦笛 2004/04/23 08:33
「牛の首」とは、怖すぎて話すことができない。っていうのに恐怖を感じるというもの。だと思っていました。しかしあれってちゃんとした話があったんですね。僕も見ました。

[11] ジック 2004/05/09 07:37
牛の首ってすごい気になるんですけど。 
でも、怖すぎて死んでしまうと言うのも、考えてみたらあり得る話ではないでしょうか。 
医学的知識は精神・発達障害ぐらいしか知らないのですが、あまりにも怖くて血圧が上がり、エコノミークラス症候群とかみたいな症状になって死んでしまうのではないでしょうか。 
また、心理学的にみれば、脳が自己暗示にかかり、自律神経が乱れてそのような症状が出たのではないでしょうか。 
どちらにしても、人間の中にある動物的勘で何か得体のしれないものを感じるのではないかと思います。

[12] みぃ 2004/05/10 00:46
でも、実際に聞くと死んでしまうなら「牛の首」は書物でしか 
知ることは出来ないという事ですよね?? 
あぁ、書く前に死んでしまいますよね?? 
ニワトリが先か?たまごが先か?みたいになってしまいましたね。(^-^;)

[13] ジック 2004/05/15 08:03
>でも、実際に聞くと死んでしまうなら「牛の首」は書物でしか 
知ることは出来ないという事ですよね?? 
あぁ、書く前に死んでしまいますよね?? 
ニワトリが先か?たまごが先か?みたいになってしまいましたね。(^-^;) 
確かにそうですね。それ以前に、そんな話があったかどうかすら疑問だし。 
っで、日本の幽霊という本で牛の首に似た話があるそうです。何か知っていたら教えてください。

[14] けけけけ 2004/05/23 13:00
牛の首1 誕生日 

私は、今も誰かの視線を感じています。 
しかも大勢の視線を・・・ 
私は、あの時、あんな話さえ聞いていなければと後悔しています。 

私が大学生の頃、親しくしていたボーイフレンドがいました。 
その人とは、「付き合ってもいいかな」と思っていたのですが、 
なかなかアプローチもしてくれません。 
彼とは、ずっと友人関係のままでした。 

ある日、彼の家で、友人達と宅飲みをしていた時のことです。 
彼が「今日泊が、お前に片想いなんだって」と私に告げました。 
今日泊君のことは、「変わった名字の人だな」と思っていましたが、 
私は、今日泊君に好意を持っていません。 
それどころか「暗くて気持ちの悪い人」と感じています。 

彼は、 
「今日泊の誕生日に、あいつの部屋で宅飲みして祝ってやるんだけど、 
お前も来てくれないか?」 
と私に頼み込んできました。 

私は、はっきり言って物凄く嫌でしたが、 
「一度でいいから頼むよ」という彼の言葉に圧され、 
ついつい承諾してしまったのです。 
その場に居た女友達も「どんな奴か見てみたい」と言い、 
私と一緒に今日泊君の誕生日パーティに行くことになりました。

[15] けけけけ 2004/05/23 13:00
牛の首2 白けた宅飲み 

今日泊君の誕生日パーティーで私は、 
「もしかして今日泊君は、いい人なのかも・・・」と感じました。 

今日泊君の部屋に入った時の事です。 
部屋に入り、上着を脱ごうとした私に今日泊君は、 
ハンガーを持ってきて、私の上着を掛けてくれました。 
その時、私は、 
「今日泊君って、やっぱり私のことが好きなのかな」と考えてしまい、 
凄く恥ずかしくなりましたが、 
「今日泊君は、みんなに気を遣いすぎてる」とも思えてしまいます。 

一応、今日泊君専用の小さなケーキに蝋燭を立て、 
今日泊君に蝋燭の火を吹き消してもらいました。 
今日泊君は、人差し指でホッペタを擦りながら、恥ずかしそうな顔をしています。 
私は、みんなと、ほんのチョットだけ「Happy Birthday To You」を歌い、 
すぐにビールを飲みながら、お摘みを食べ始めました。 
みんな口数も少なく、白けた雰囲気になってきています。 
「何となく気まずい空気・・・」と思っていたら、突然、 
今日泊君が寒いダジャレやパフォーマンスを一生懸命にやり始めました。 
場を盛り上げようと頑張っている今日泊君を見ていると私は、 
「何か今日泊君の力になってあげられないだろうか」 
という思いが込み上げてきます。 
そして私は、「みんなで恐い話をしない?」と何となく言ってしまいました。 


[16] けけけけ 2004/05/23 13:01
牛の首3 恐い話 

今日泊君は、あの時、あんな恐ろしい話をしたくなかったんだと思います。 
でも今日泊君は、私のせいで話してしまった・・・ 
私は、今も自分の軽はずみな行いを、後悔せずにいられません。 

私は、恐い雰囲気を演出するために、蝋燭に火を付け、部屋の電気を消しました。 
そして、私が聞いたことのある話の中で、最も恐いと思った話を、 
みんなに聞かせたのです。 

みんなは私の話を聞き、「恐い、恐い」と喜んでくれました。 
場が盛り上がったことに私は、調子に乗り過ぎていたようです。 
私は、今日泊君に「次は、今日泊君の恐い話を聞きたいな」と言ってしまいました。 
何となく私は、「今日泊君と、それなりに会話しておきたい」と 
考えていたからだと思います。 

今日泊君は、「とてつもなく恐ろしい話を知ってるけど、 
人に聞かせていいような話じゃないし・・・」と言って、俯いてしまいました。 
みんなは、今日泊君に「その恐ろしい話をしろ」と騒ぎ始めますが、 
今日泊君は、困った顔をしています。 

私は、今日泊君の恐ろしい話に興味を持ちましたし、 
「今日泊君の、私に対する気持ちを確かめたい」という気持も強くなりました。 
それに今日泊君の言葉で、私が恐い話をした時より、 
みんな盛り上がっているみたいです。 
私は、今日泊君に、もっと人気が集まって欲しいとも思っていました。 
それで私は、今日泊君の顔を見ながら、 
「私も今日泊君の、とっても恐い話を聞きたいな!」と言ってしまいます。 
今日泊君は、私の顔を一瞥するとコクリと頷き、話し始めました。 


[17] けけけけ 2004/05/23 13:01
   牛の首4 今日泊君の過去 

今日泊君の言ったように、あの話は、人に聞かせるべき話では、ありませんでした。 
でも最初は、こんな恐ろしい話だとは、思いもしなかったのです・・・ 

「俺の実家は、北陸にある小さなお寺なんだ」 

「俺は、高校の時、ドラムを叩くのが好きで、いつもバンドの練習をしてたんだよ」 

「そのうちバンド仲間に誘われて、族に入ってからは、バイクも好きになった」 

「寺の息子らしからぬ俺を、いつも親父は、咎めてたよ」 

「そんな親父が、ある時、とてつもなく恐ろしい話を俺に聞かせたんだ」 

「あの話を聞いて以来、今でも誰かに見られてるような感じがする」 

「本当に、俺が親父から聞いたことを話していいのか?」 
今日泊君は、そう言うと、複雑そうな顔をして黙り込みます。 
私は、今日泊君の話を盛り上げるために、 
「どんな時に、どういうリアクションをすればいいのかな」と考えながら、 
今日泊君の話を聞いていました。 
そして今日泊君が黙り込んだ時、私は、オーバーに脅えたフリをしながら 
「今日泊君、頑張って」と心の中で呟いていたのです。

[18] けけけけ 2004/05/23 13:01
 牛の首5 牛ノ首衆 

今日泊君は、嘘やハッタリをするような人に見えませんでした。 
それなのに私は、今日泊君の忠告を重大なこととして認識していませんでした。 
そして私は、あの恐ろしい話を聞いてしまったのです・・・ 

みんなの「早く、その話を聞かせろ」という声に今日泊君は、 
軽く頷き、再び話し始めました。 

「水晶で作った頭蓋骨や、加工された人間の頭蓋骨のこと知ってるかな」 

「日本にも昔、人間の頭蓋骨を加工する人たちが居たんだ」 

「牛ノ首衆と呼ばれる人たちで、最初は、牛の首を切り取り、 
神様に、お供えしてたらしい」 

「けど、いつからか人間の首を切り、肉を取り去ってから漆を塗り、 
金箔を貼り付けるようになったんだ」 

「牛ノ首衆は、自分達の加工した頭蓋骨を使い、 
色々な儀式を行うようになったみたいで、自分達の行う儀式によって、 
色々と不思議なことが出来ると信じていたみたいなんだ」 

「例えば病気を治したり、天気を操ったり」 

「また、人を呪い殺したり、病気にしたりといった、 
人に害を与える儀式もあったようだけど、 
そういった儀式を無闇に行わない掟があったらしい」

[19] けけけけ 2004/05/23 13:02
  牛の首6 皆殺し 

今日泊君の話を聞いていた私は、全く恐いと思いませんでした。 
しかし後から、それが大きな間違いだったと、思い知らされたのです・・・ 

「牛ノ首衆は、仏教に対して好意的だったらしい」 

「特に座禅は、人々の心を清くすると言って、永平寺に協力的だったんだ」 

「しだいに、念仏や仏教の儀式を行う、 
本願寺の真宗門徒達が勢力を強めてきて、永平寺は、段々と寂れていったらしい」 

「真宗門徒達も、牛ノ首衆の儀式に興味を持っていて、 
本願寺の高層が牛ノ首衆と親睦を深める活動をしていたんだ」 

「本願寺の儀式には、牛ノ首衆の影響を受けた儀式が、今でも残っているそうだよ」 

「でも、外国からキリスト教が伝えられ、キリスト教が次第に力を付けてきたんだ」 

「本願寺は、キリスト教徒を皆殺しにするため、 
キリスタン大名達に宣戦布告をしたんだよ」 

「この戦争は、一向一揆と呼ばれる壮絶な戦いだったらしい」 

「殺生を嫌う牛ノ首衆は、本願寺に反対し、 
一向一揆を終わらせようと、何度も真宗門徒達に交渉を持ちかけたそうだ」 

「でも本願寺は、牛ノ首衆を煙たがり、一向一揆のさなか、 
牛ノ首衆を皆殺しにしてしまったんだ」 

[20] けけけけ 2004/05/23 13:02
 牛の首7 呪いの頭蓋骨 

私は、今日泊君の話を聞いていて、段々と寒気を感じていました。 
すぐに今日泊君の話を止めさせるべきでした・・・ 

「何とか生き延びた牛ノ首衆は、織田信長に身を寄せたんだ」 

「信長は、牛ノ首衆の力を利用するため、 
本願寺に復讐するための協力を惜しまないと、 
生き残った牛ノ首衆達に約束したらしい」 

「そして信長は、牛ノ首衆のため、大勢の生け贄や死体を用意してあげたそうだ」 

「それからというもの牛ノ首衆達は、毎日、恐ろしい儀式を続けたんだ」 

「その悲惨な光景を見た人達は、道徳的な話をし、 
牛ノ首衆達に儀式を中断するように説得したらしい」 

「でも牛ノ首衆達は、仏法めいたことなど聞きたくもない。」 

「どうしても、そんな話を俺たちに聞かせたければ、 
俺達が死んでから御経でも唱えやがれ、と言い捨て、儀式を中断しなかったそうだ」 

「そして牛ノ首衆達は、信長に沢山の加工した頭蓋骨を献上したらしい」 

「その頭蓋骨に宿る怨念は、凄まじく、 
信長に敵対する人々を次々に病気にさせたり呪い殺したそうだ」 

「頭蓋骨の怨念は、使えば薄れていくため、 
牛ノ首衆達は、信長のために、たびたび呪いの頭蓋骨を作るようになったんだ」 


[21] けけけけ 2004/05/23 13:02
  牛の首8 信長の死 

私は、今日泊君の話を聞いているうちに、後ろから誰かの視線を感じていました。 
あの時は、「気のせいだ」と自分にいいきかせていましたが、 
今は、あの時に感じた視線は、決して気のせいなんかじゃないことを知っています。 

「呪いの頭蓋骨を持つ信長には、村正の怨念すら通用しなかったそうだ」 

「村正は、凄まじい怨念が宿っており、妖刀と恐れられた日本刀なんだけど・・・」 

「村正に興味を無くした信長は、家臣の秀吉に褒美として 
村正をくれてしまったそうだ」 

「秀吉は、村正のせいで色々な怪奇現象に遭遇し、 
ビビッタ秀吉は、すぐに村正を手放したらしい」 

「武田信玄や上杉謙信も、信長が呪いの頭蓋骨を使って 
呪い殺したのかもしれないな」 

「信長は、茶会の時に、朝倉義景や浅井長政の首で作った、 
呪いの頭蓋骨を客人に見せびらかし、自慢することもあったんだ」 

「それだけ信長は、呪いの頭蓋骨に絶対の自信を持っていたんだな」 

「でも信長は、天下統一を果たそうとしていた矢先、 
牛ノ首衆の力を自分以外の人間に利用されることを恐れ、 
牛ノ首衆を一人残らず殺してしまったそうだ。」 

「しかし、それから間もなく信長は、家臣の明智光秀が謀反を起こし、 
殺されてしまったんだ」 


[22] けけけけ 2004/05/23 13:02
 牛の首9 バラバラの体 

私は、牛の首の呪いを受けています。 
今でも、この呪いを取り去る方法を考えているのです・・・ 

「俺が、この話を聞き終わった時に、誰かが俺を見ている気がしてきたんだ」 

「俺は、何となく誰かの視線を感じる、と親父に言ったら、親父が言ったんだよ」 

「それは、牛ノ首衆の悲劇に関わった人達の、怨念だろう」 

「この話を聞いた者は、多かれ少なかれ、あの人達の怨念に付きまとわれるんだ」 

「だが、人々を慈しみ、仏法を心がければ、必ず御仏が怨念から守って下さる」 

「俺には、その親父の言葉が、心に食い込んでしまったんだよ」 

「それ以来、俺は、仏教関係の本を読むようになったし、 
なるべく人が喜んでくれるようなことをしようと、心がけるようになったんだ」 

今日泊君が、そう言い終わった途端に、蝋燭の炎が消えたのです。 
私を含め、その場に居た人は、みんな驚き声を上げました。 
そして「ビックリしたぁー」と言いながら、 
私は、手探りで蛍光灯の明かりを付けました。 
ところが、私が床に座った途端に、蛍光灯の明かりが独りでに消えたのです。 
私達は、声にならない叫び声を上げていました。 
首や手、足や胴体など、バラバラになった人間の体が・・・ 
しかも、沢山のバラバラになっている人間の体が、 
私達の体に、まとわり付いてくるのです。 
私は、そのまま気を失ってしまいました。 


[23] けけけけ 2004/05/23 13:03
  牛の首10 別れ 

私は、牛の首の怨念に、付きまとわれています。 
今の所、生きていく上では、それほど支障にならないかもしれませんが・・・ 

私は、今日泊君に揺り起こされ、目を覚ましました。 
今日泊君に私は、自分の見たバラバラの体について話したのですが、 
今日泊君は、「何も見なかった」と言います。 

でも今日泊君は、私の話を信じてくれました。 

今日泊君も、今まで何度も誰かの視線を感じたことがあったそうです。 
それに、私達が気絶した時、「物凄い寒気がした」と言いました。 
今日泊君は、他のみんなも揺り起こしていきましたが、 
みんな私と同じことを今日泊君に訴えます。 

あの時から私は、常に誰かの視線を感じるようになりました。 
また眠る時など、目を閉じた状態の時に、 
あのバラバラの体について思い浮かべてしまうと、 
すぐにバラバラの体が私の体に、まとわりつくようになったのです。 
今日泊君を除く、あの場に居たみんなは、 
私と同じ現象に悩まされるようになりました。 
そして、みんな今日泊君を避けるようになったのです。 
私も今日泊君を意識的に避けていたのですが、 
ある日、今日泊君から電話が・・・ 

会話の中で今日泊君は、 
私に「もし、よかったら、俺と付き合ってくれないか?」と告白してきました。 
私は、とても今日泊君と付き合う気分になれず、 
言葉を選び、丁寧に断りましたが、 
恐らく、それが今日泊君との最後の会話になるのだろうと思います。 

もう二度と、今日泊君と会うことは、ないでしょう。

[24] けけけけ 2004/05/23 13:03
  牛の首11 除霊 

私は、この体験談を多くの人に知ってもらいたいと、昔から考えていました。 
しかし、それは、絶対的なタブーのように思えます。 
今も、その気持ちが、この書き込みにブレーキをかけ、 
私を躊躇わせているのでしょう。 

私は、霊能者に除霊を頼んだことがあります。 
霊能者の人は、私を見るなり「絶対に除霊をしたくない」と言って断りましたが、 
私は、無理に頼み込んで除霊してもらうことになりました。 

霊能者の人は、しばらく除霊をしていたのですが、 
突然「早く、ここから立ち去れ!」と叫び、私を突き飛ばすのです。 
私は、恐ろしくなり、すぐに逃げ出しました。 
その後、その霊能者は、発狂し、今も精神病院に入院しています。 

半年ほどしてから私は、再び除霊をしてもらいたいと思いました。 
今度は、有名な退魔師にお願いしましたが、 
退魔師は、険しい表情をしながら私を見つめています。 
しばらくしてから退魔師は、「何とか、やってみます」と言って、 
除霊を引き受けてくれました。 

退魔師の除霊は、何時間もかかり、退魔師の疲労が私にも伝わってきます。 
そして突然、退魔師が倒れ込んでしまいました。 
退魔師は、苦しそうにしながら 
「早く、ここから立ち去れ!」と私に向かって叫ぶのです。 
私は、恐ろしくなり、その場から逃げ出しました。 
その後、その退魔師は、包丁で首を切り、自殺したそうです。

[25] けけけけ 2004/05/23 13:03
  牛の首12 牛の首の真実 

私は、今、こうして皆さんに話すことにより、 
牛の首の怨念が薄れることを期待しています。 

「何故、私を除霊してくれた霊能者は、発狂し、 
退魔師は、亡くなってしまったんだろう・・・」 

「私に牛の首の怨念が憑いているのは、間違いないけど、 
私は、それなりに普通の生活をしているし、まだ、ちゃんと生きているのに・・・」 

私は、時々そんなことを考えてしまうことが、多くなりました。 
もしかしたら、私の除霊をしてくれた霊能者と退魔師は、 
牛の首について、全ての真実を知ってしまったのでは、ないでしょうか? 
今日泊君が話した牛の首の内容は、ほんの少しだけ、 
牛の首の秘密について、伝えているだけなのかもしれません。 

だから、私は、まだ生きているのに、 
私の除霊をしてくれた霊能者は、発狂し、 
退魔師は、亡くなったのかも・・・ 

それでは、牛の首の怨念を消し去ることは、絶対に不可能なのでしょうか? 
確か、今日泊君の話では、呪いの頭蓋骨を利用し続けると、 
頭蓋骨の怨念が薄れていくはずでした。 

もし、それが本当だとしたら、多くの人が牛の首の話を知り、 
牛の首の怨念を多かれ少なかれ引き受けてくれると、 
しだいに牛の首の怨念が消えていくのでは、ないでしょうか? 

そう考えた私は、牛の首について、 
私の知っている全てを、ここに書き込みしました。

早く牛の首の怨念が、消え去りますように! 

[28] くりしゅな 2004/05/24 02:40
昔の外国選集に「猿の手」なんて 
あって思いだしました、こちらはチベットの 
行者が教訓を込めて、猿の手首のミイラに 
3つの願い事をかなえるチカラと、それに見合った 
呪いをかけるという話。