449: 本当にあった怖い名無し 2013/09/06(金) 01:23:47.87 ID:oXKDAr8N0
来年新作が発売される戦国BASARAの石田三成のストーリーがすごく後味が悪い
戦国BASARAというゲームは歴史上の有名な武将がキャラクターとして出ているうアクションゲームなんだけれども、
BASARAアレンジといってゲームオリジナルのキャラクター設定がつけられている。
前提として、BASARA石田三成は豊臣秀吉を神の如く崇めていて、とても尊敬している設定。
盲目的かつ熱狂的な秀吉支持者で、ゲーム中ではいつも秀吉様秀吉様と秀吉の名前を呼んでいる。
(ゲームオーバー時の台詞も「まだ死ねるはずが無いっ!秀吉様ァ!」というくらい)
このBASARA世界の秀吉は力を何よりも大切なものだと考えていて、圧倒的な力で敵をねじ伏せ天下を統一しようとしていた。
徳川家康も豊臣秀吉に負け傘下に一時おさまることになった。
このBASARA世界の徳川家康は人情家で、とても優しい性格。(史実の狸じじいとは違い明るい好青年という感じ)
豊臣傘下時代、三成と家康は秀吉に信頼され二人一緒に戦に出ることも多かった。
(BASARA世界ではこの二人は友人同士だったという設定)
しかし、上に書いた通り豊臣は力をもって戦火を広げ続けていく。
このままではいつまで経っても争いが終わらない。
そう考えた家康は、秀吉を倒し自分が天下統一を果たし平和な世を作ることにした。
戦国BASARA3はこの家康が秀吉を殺すシーンから始まる。
戦国BASARAというゲームは歴史上の有名な武将がキャラクターとして出ているうアクションゲームなんだけれども、
BASARAアレンジといってゲームオリジナルのキャラクター設定がつけられている。
前提として、BASARA石田三成は豊臣秀吉を神の如く崇めていて、とても尊敬している設定。
盲目的かつ熱狂的な秀吉支持者で、ゲーム中ではいつも秀吉様秀吉様と秀吉の名前を呼んでいる。
(ゲームオーバー時の台詞も「まだ死ねるはずが無いっ!秀吉様ァ!」というくらい)
このBASARA世界の秀吉は力を何よりも大切なものだと考えていて、圧倒的な力で敵をねじ伏せ天下を統一しようとしていた。
徳川家康も豊臣秀吉に負け傘下に一時おさまることになった。
このBASARA世界の徳川家康は人情家で、とても優しい性格。(史実の狸じじいとは違い明るい好青年という感じ)
豊臣傘下時代、三成と家康は秀吉に信頼され二人一緒に戦に出ることも多かった。
(BASARA世界ではこの二人は友人同士だったという設定)
しかし、上に書いた通り豊臣は力をもって戦火を広げ続けていく。
このままではいつまで経っても争いが終わらない。
そう考えた家康は、秀吉を倒し自分が天下統一を果たし平和な世を作ることにした。
戦国BASARA3はこの家康が秀吉を殺すシーンから始まる。
450: 本当にあった怖い名無し 2013/09/06(金) 01:24:48.80 ID:oXKDAr8N0
信頼していた家康に裏切られ、崇めていた秀吉を殺された三成は泣き叫んで復讐を誓う。
睡眠も食事もとらず、家康を殺害することだけを考え戦いに明け暮れる日々を送る。
何度も家康の名前を呼び、家康殺す、殺すと繰り返す姿は狂人そのもの。
(公式曰く「復讐鬼」「復讐の狂気にとりつかれた」)
三成の設定は残忍で凶暴な性格で、ゲーム中もずっと「死ね」や「殺す」といった怖い台詞を言っている。
そんな三成を恐れ家康のほうに味方しようと家康率いる東軍にはどんどん人が集まっていく。
(小早川秀秋も「僕は家康さんについていく!家康さんは君と違って優しいもの!」とはっきり言ってきたり)
真田幸村と長宗我部元親は三成率いる西軍に入るのだけれども「家康と対決したいから」とあくまで
三成の為ではなく家康と戦うことを目的としているので(二人とも理由があるんだけどここでは割愛)、三成は
「誰も彼もが家康の名を呼び、この世界は家康を中心に動いている!
私から世界の全てを奪った家康に全てが注がれている!何故家康なのだ!」と激昂する。
そして関ヶ原の地で家康と三成は対決する。
「家康…秀吉様に詫び、私に首を刎ねられろ!」
「三成…ワシは自分のしたことに後悔はない。
ワシはこの世が平和になるため秀吉を討った、だから謝ることもお前に殺されることも出来ない!」
「家康…私はどうすればいい!?貴様はそれで満足だろうな、しかし私は貴様に全ての絆を奪われた!
どうすればいい!?どうすれば良かったんだ!?」
家康との戦闘後ムービーが入り、三成の前で家康が死んでいる。
復讐を遂げた三成は高笑いし、復讐を遂げたことを喜んだ。
しかし、一しきり笑った後三成の顔から笑みが消える。
睡眠も食事もとらず、家康を殺害することだけを考え戦いに明け暮れる日々を送る。
何度も家康の名前を呼び、家康殺す、殺すと繰り返す姿は狂人そのもの。
(公式曰く「復讐鬼」「復讐の狂気にとりつかれた」)
三成の設定は残忍で凶暴な性格で、ゲーム中もずっと「死ね」や「殺す」といった怖い台詞を言っている。
そんな三成を恐れ家康のほうに味方しようと家康率いる東軍にはどんどん人が集まっていく。
(小早川秀秋も「僕は家康さんについていく!家康さんは君と違って優しいもの!」とはっきり言ってきたり)
真田幸村と長宗我部元親は三成率いる西軍に入るのだけれども「家康と対決したいから」とあくまで
三成の為ではなく家康と戦うことを目的としているので(二人とも理由があるんだけどここでは割愛)、三成は
「誰も彼もが家康の名を呼び、この世界は家康を中心に動いている!
私から世界の全てを奪った家康に全てが注がれている!何故家康なのだ!」と激昂する。
そして関ヶ原の地で家康と三成は対決する。
「家康…秀吉様に詫び、私に首を刎ねられろ!」
「三成…ワシは自分のしたことに後悔はない。
ワシはこの世が平和になるため秀吉を討った、だから謝ることもお前に殺されることも出来ない!」
「家康…私はどうすればいい!?貴様はそれで満足だろうな、しかし私は貴様に全ての絆を奪われた!
どうすればいい!?どうすれば良かったんだ!?」
家康との戦闘後ムービーが入り、三成の前で家康が死んでいる。
復讐を遂げた三成は高笑いし、復讐を遂げたことを喜んだ。
しかし、一しきり笑った後三成の顔から笑みが消える。
451: 本当にあった怖い名無し 2013/09/06(金) 01:26:07.48 ID:oXKDAr8N0
「…なんだ、この空虚は?」
そして死んだ家康を再び起こそうと何度も揺すった。
「家康…立て!立て、そして私にもう一度殺されろ!」
もちろん家康は起き上がらない。死んだ家康の前で三成は呆然とつぶやく。
「私は…秀吉様の恩為に、復讐を遂げたのではないのか?
それとも、ただ私自身が生きる理由を欲し、私自身のために、家康を目指したのか?」
三成はかつて狂信していた秀吉を失い、心の拠り所を無くした三成は、無意識の内に家康に依存対象をうつしていた。
家康を殺害すること=三成が生きること。
しかし、その家康も秀吉も死んでしまった。三成にはもう何も残っていない。
その事実に気付いた三成は発狂し、泣き喚いた。
血の涙を流し、精神が崩壊した三成はふらふらとした足取りでどこかに去っていく。
「行かなくては…この背徳の許しを乞いに…秀吉様…秀吉様…」
ここで三成のストーリーモードは終わり。
三成に救いが無いし、関ヶ原に勝利した西軍総大将の三成が発狂したので多分この後国も乱れたまま。
三成は主人公格の一人なので、始めにプレイする人も多くこの鬱な展開とラストに呆然としたと思う。
ファンの間では関ヶ原をもじって「鬱ヶ原」と呼ばれている。
そして死んだ家康を再び起こそうと何度も揺すった。
「家康…立て!立て、そして私にもう一度殺されろ!」
もちろん家康は起き上がらない。死んだ家康の前で三成は呆然とつぶやく。
「私は…秀吉様の恩為に、復讐を遂げたのではないのか?
それとも、ただ私自身が生きる理由を欲し、私自身のために、家康を目指したのか?」
三成はかつて狂信していた秀吉を失い、心の拠り所を無くした三成は、無意識の内に家康に依存対象をうつしていた。
家康を殺害すること=三成が生きること。
しかし、その家康も秀吉も死んでしまった。三成にはもう何も残っていない。
その事実に気付いた三成は発狂し、泣き喚いた。
血の涙を流し、精神が崩壊した三成はふらふらとした足取りでどこかに去っていく。
「行かなくては…この背徳の許しを乞いに…秀吉様…秀吉様…」
ここで三成のストーリーモードは終わり。
三成に救いが無いし、関ヶ原に勝利した西軍総大将の三成が発狂したので多分この後国も乱れたまま。
三成は主人公格の一人なので、始めにプレイする人も多くこの鬱な展開とラストに呆然としたと思う。
ファンの間では関ヶ原をもじって「鬱ヶ原」と呼ばれている。
452: 本当にあった怖い名無し 2013/09/06(金) 01:30:07.55 ID:TQmM1NOG0
家康は人情家としての逸話おおいけどね
横柄で嫌われ者、て点は史実の三成をなぞってるのか
横柄で嫌われ者、て点は史実の三成をなぞってるのか
457: 本当にあった怖い名無し 2013/09/06(金) 02:03:34.29 ID:MCp7Bg1i0
>>452
歴史は勝者が作るものだからな
家康にそういう逸話が多くて三成が嫌われ者なのは当たり前
歴史は勝者が作るものだからな
家康にそういう逸話が多くて三成が嫌われ者なのは当たり前
470: 本当にあった怖い名無し 2013/09/06(金) 14:36:47.53 ID:otktF7WIP
>>457
まあ、石田三成は、頭が切れるが、脳筋の人らの気持ちを全く理解できない故にやたら武官に敵をつくりがちだったって部分は、どの資料見ても一致してあるな。
大谷吉継の手紙に、君の悪いところはそこだって、ズバリ批判されてる。
ただ、その大谷吉継何て、家康には勝てないと予想していながら、三成の友情に報いるために、西軍について討ち死にしたって言われてる。
不器用だが、身内になって、理解できればイイ人だったのかも知れないね。
まあ、石田三成は、頭が切れるが、脳筋の人らの気持ちを全く理解できない故にやたら武官に敵をつくりがちだったって部分は、どの資料見ても一致してあるな。
大谷吉継の手紙に、君の悪いところはそこだって、ズバリ批判されてる。
ただ、その大谷吉継何て、家康には勝てないと予想していながら、三成の友情に報いるために、西軍について討ち死にしたって言われてる。
不器用だが、身内になって、理解できればイイ人だったのかも知れないね。
453: 本当にあった怖い名無し 2013/09/06(金) 01:30:12.30 ID:wF01k+EV0
腐が湧くわけだ
出典: 後味の悪い話 その142
史実って一体…