信じようと、信じまいと― ある者の元に差出人不明の手紙が届いた。手紙の指示では、この 手紙にあなたの知るロアを一つ加えて、一人の人間に送れ。だが 彼は指示に逆らい、不特定多数の者にロアを広めた。彼がいなく なった後、新しいロアが追加された手紙がまた誰かの元へ届いたという。
2: 本当にあった怖い名無し 2012/01/25 22:31:35 ID:ojOFrCou0
※「ロア」とは?

<形式面>
・「信じようと、信じまいと―」で始まり、「信じようと、信じまいと―」で終わる。
・「信じようと、信じまいと―」と本文の間には1行空行を入れる。連投の場合は、
 終わりの「信じようと、信じまいと―」をつけるのは最後のレスのみ。
・本文は必ず4行。1行は40文字前後。文章は簡潔で、3~6文程度。

<内容面>
・常識ではあり得ない奇妙な話でありながら、噂話や都市伝説のように、
 もしかすると本当かもと思わせる程度の現実味、客観性を持つ。
 (↑ポエム、体験談との違い)
・一見、有名な話として知られていそうに思えるが、今までに誰も聞いたことがない
 話である。
 (↑トリビアとの違い)
・時代、地域、人物など、ある程度の具体性がある。
 (↑普通の都市伝説との違い)

4: 本当にあった怖い名無し 2012/01/25 22:32:36 ID:ojOFrCou0
信じようと、信じまいと――

地元の山道を散歩することが日課のA氏は、奇妙な現象に出くわした。
道脇の木に刺さっていた黒い羽の矢を抜いたのだが、翌日には同じ木に全く同じ矢が刺さっていたのである。
それから同じ事を幾度か繰り返した後、この木に何があるのかとA氏が木の根元を掘り返すと、
大きな獣の骨と数枚の小判が見つかった。

5: 本当にあった怖い名無し 2012/01/25 22:33:19 ID:ojOFrCou0
信じようと、信じまいと――

ヨーロッパのとある港町で巨大な鮫が水揚げされた。競りに出す前に腹を開いてみたところ、
いくつかの異なるボートの破片と人体の一部のようなものが発見され、周囲の人々は騒然となった。
後に、破片に残っていた塗装や文字からいくつかのボートの身元は判明したのだが、
それはどれも湖や川の遊覧の為に使われているボートのものだった。

6: 本当にあった怖い名無し 2012/01/25 22:33:45 ID:ojOFrCou0
信じようと、信じまいと――

イタリアのとある村に位置を変える家があったという。
よそ者であれ村人であれ、誰かが村に入る度に、その無人の家は位置を変えるのだ。
時には既に人が住んでいる家とそっくり位置を交換する事もあるのだが、
村人たちも、村に泊まる旅人もそれに違和感を感じる事無く生活できたという。

7: 本当にあった怖い名無し 2012/01/25 22:34:20 ID:ojOFrCou0
信じようと、信じまいと――

二十世紀の終わりごろ、位置を変える家の噂を聞きつけ、村にやってきた男がいた。
噂どおりに、村に入る度に位置を変えるその不思議な家を見た男は、自分の地元の人々に
噂を証明してやるためにと、村に何度も出入りし、その度に周囲の建物ごとその家を写真に収めた。
しかし、現像された写真には見分けのつかない程にそっくりな家が並んでいる風景が写っているのみだった。

信じようと、信じまいと――

9: 本当にあった怖い名無し 2012/01/29 17:29:24 ID:+WQJN9j40
信じようと、信じまいと―

イギリスの片田舎で、蝙蝠の羽を備えたイグアナのように見える小さな爬虫類のミイラが発見された。
これぞドラゴンか、と住人達は一時騒然となったが、一人の男が、これは自分が死体を縫い合わせて作った偽物であることを語ったため、
落胆と共に騒ぎは収まった。念のためにと大学へ頼んだDNA鑑定の結果も、確かにただのイグアナということであった。
ただ、関節のない巨大な爪を持つ、開帳60センチ以上の蝙蝠の羽の出所がどこなのか、男が喋ることはなかったという。

12: 本当にあった怖い名無し 2012/02/01 17:10:20 ID:01BvT/9j0
信じようと、信じまいと―

人の脳にもブラックボックスが存在する、と主張する学者がいた。
彼は多額の報奨金で被験者を募り、数百人規模の大規模な実験を行った。
実験は順調に進んだものの、実験の最終段階を目前にして学者を含む全ての人員が心筋梗塞で亡くなってしまった。
彼らに投薬や飲酒の痕跡は見当たらなかったが、細胞が自死する際に分泌される物質が後の検死で検出されたという。

13: 本当にあった怖い名無し 2012/02/01 17:10:38 ID:01BvT/9j0
信じようと、信じまいと―

ある日、オハイオ州のとある図書館司書が見覚えの無い奇妙な本を蔵書の山から見つけた。
ページごとに番号が割り振られているその本のページは、一日に一ページずつ減っていった。
司書がその本を紛失してしまった為に現在のページ数はわからないものの、
表紙に「余命」とラテン語で書かれていることだけは覚えているという。

14: 本当にあった怖い名無し 2012/02/01 17:11:22 ID:01BvT/9j0
信じようと、信じまいと―

近年、ISS(国際宇宙ステーション)に電磁投射砲が設置されているという噂が広まっている。
政府によると「仮想敵国のキラー衛星対策」が主な目的であるというものの、
件の電磁投射砲が外宇宙に向けて設置されている事はまだ伏せられている。
ちなみに、ISSで作業する人員の大半が無重力空間での戦闘訓練を受けたことがあるという。

15: 本当にあった怖い名無し 2012/02/01 17:13:02 ID:01BvT/9j0
信じようと、信じまいと―

人口の増加を抑制するために「一人っ子政策」を実施している国、中華人民共和国。
国民一人一人の弛まぬ努力と自制、それと質の良い日本製コンドームにより人口の増加は抑えられてきている。
しかし年齢別人口比のバランスの崩壊により、日本のような高齢社会になることが懸念されている。
政府はこれに対し、新技術と「新素材」を用いた食肉加工場を設立することで問題を解決しようとしているという。

16: 本当にあった怖い名無し 2012/02/01 17:13:36 ID:01BvT/9j0
信じようと、信じまいと―

今日、世界各地で発見されたミステリーサークルの殆どが偽者であると証明されている。
アーカンソー州の小麦畑で発見されたミステリーサークルも、綿密な調査により偽者と判断された。
現場に残された200以上の多数の足跡が決め手となったのである。
しかし、一つとして同じ足跡が無かったという報告はなかったことにされたという。

17: 本当にあった怖い名無し 2012/02/01 17:20:25 ID:01BvT/9j0
信じようと、信じまいと―

人体を構成する骨格はおよそ206本の骨から成り立っていることをご存知だろうか。
実際は個人差により必ずしも206本であるわけではないのだが、
統計によると2007年を境に人体の骨の本数の平均が増え始めているという。
果たしてこれは、人類にとっての進化と退化のどちらなのだろうか。

信じようと、信じまいと―

19: 本当にあった怖い名無し 2012/02/02 12:50:52 ID:BJTVYdzx0
信じようと、信じまいと―

1992年2~5月にかけてカナダのオンタリオ州で奇妙な自動車事故が集中的に発生した。それは車が
無理やり道路から押し出され溝や川や湖に落ち込んでしまうという事件だった。ある事件では運転手は
原因不明の抗し難い力で左の方に走らされそうになり必死で車を右に維持し続けたという。
また別の婦人は眼に見えない力が自分の車を持ち上げ対向車線に放り投げたと主張している。

20: 本当にあった怖い名無し 2012/02/02 22:13:41 ID:Fl9gdaTd0
信じようと、信じまいとー

中世時代にもてはやされたオカルト現象に「空中浮揚」というのがある。
ヴィクトリア朝時代のDDホームはかなり厳しい条件下で空中浮揚を
体現した霊媒師だろう。そのもっとも見事な神業はある窓から漂いだして
別の窓からもどってくるというものだった。

21: 本当にあった怖い名無し 2012/02/02 22:21:21 ID:Fl9gdaTd0
空中浮揚に関する学術的な分析はその著書「金属を曲げる人々」に記述されている
ジョン・へイステッド教授のものとロシア人のシュルテンが自ら鏡張りの小部屋に入り
実験したビデオテープがある。結果としてシュルテンは空中浮揚に失敗したが
ビデオテープを見る限り説明のできない体重減少を生じさせている。

信じようと、信じまいとー

22: 本当にあった怖い名無し 2012/02/04 13:11:11 ID:ObyisUjI0
信じようと、信じまいとー

火星の二つの月フォボスとダイモスは人工物だという仮説は現在も根強くある。
1887年に突然無名の天文学者によって発見された(それまで経験豊かで優秀な
天文学者がその方面を観測していたにもかかわらず)こととその軌道の特性から
極めて軽いと推定されることも内部が空洞ではないかという憶測の根拠となった。

信じようと、信じまいとー

23: 本当にあった怖い名無し 2012/02/04 20:37:54 ID:eYh2QQQ1O
信じようと、信じまいと―

山形県在住の宮田さんの自転車は時折前ライトが点灯しなくなるが、
そういう時は「つかないとおもちゃを買わないぞ」と言うと、パッと点くらしい。
「かれこれ10年はこうなんですが、未だに何が欲しいのか分からないんですよ」と、
おもちゃに囲まれた部屋で宮田さんは苦笑いしながら語ってくれた。

信じようと、信じまいと―

24: 本当にあった怖い名無し 2012/02/05 13:41:38 ID:fBJHN/Cr0
信じようと、信じまいとー

イギリスの大作家ディツケンズはその部屋に集まった全員が緋色の服を着ているという夢を見た。
その夢の中で一人だけ彼に背を向けている女性にぶつかって詫びたところ彼女は振り向いて
「私の名はネイピア」と言った。ディッケンズはその女性にまったく心当たりがなかった。二日後の朗読会で
紹介された女性がネイピアだった。彼女はなぜディツケンズが自分を知っているのか不思議がった。

25: 本当にあった怖い名無し 2012/02/06 19:05:15 ID:Na4rNs3p0
信じようと、信じまいと―

映画「マトリックス」さながらにイナバウアーで連続宝石窃盗団の凶弾をかわした警官が
テネシー州シャイローにいる。警官によると現場に到着し上官の命令で宝石店に突入した次の
瞬間銃声がし店内の空気が凍った感じがしてすべての動きがスローモーションに変わり
銃弾が自分に向かってくるのが見えたので無我夢中で飛びのいたのだという。

26: 本当にあった怖い名無し 2012/02/07 16:30:51 ID:fN7qsxWe0
信じようと、信じまいとー

夢のお告げといわれるように夢にまつわる不思議な話は多い。あまりオカルチックではないが夢が
発明に寄与した例がある。蒸気機関の発明で有名なジョージ・ワットは散弾銃の弾の量産法の発明者
でもある。雨が床に落ちて丸くなる夢を見て水槽に溶けた鉛をばらまくというヒントを得たのだ。ミシンの
発明者であるシンガーも中世の騎士が先に穴のあいた剣を持っている夢を見てミシン針を考案した。

信じようと、信じまいとー

27: 本当にあった怖い名無し 2012/02/08 22:31:31 ID:kEFCxJyq0
信じようと、信じまいと―

1935年12月イリノイ州ベルシアの通学路の壁に「真珠湾を忘れるな」と
白い文字で大書されているのが見つかった。地元警察は悪ガキの落書きとして
処理した。当時地元住民は真珠湾がどこにあるのかさえ知らなかった。
日本軍の真珠湾攻撃の6年も前のことだから無理もない。

信じようと、信じまいと―

28: 本当にあった怖い名無し 2012/02/10 17:23:07 ID:5mkqt8Xz0
信じようと、信じまいとー

埼玉の会社員K村さんはコンピューターを手なずける名人と言われている。
会社のコンピューターが不調になったら必ず彼が呼ばれる。彼は特別のことをするわけではない。
単に電源を入れ直したり、なにかをしゃべりかけたりするだけでコンピューターの調子はもどる。
時にはK村さんが姿を見せただけで復旧することもあるという。

信じようと、信じまいとー

29: 本当にあった怖い名無し 2012/02/11 17:14:52 ID:8H/fxTug0
信じようと、信じまいとー

名古屋のPさん(32)はそろそろ独身貴族に終止符を打とうとお見合いをしました。
あまり気が進まなかったのでこちらはキープということで別のお見合いをしました。
その彼女とデートしているとまん前にキープのお見合い相手と父親が歩いている
ではないか。後日両方の見合い相手からPさんに断りの連絡が来たという。

30: 本当にあった怖い名無し 2012/02/13 17:09:02 ID:lqnOHg8t0
信じようと、信じまいと―

1919年イギリスのヘップシャーの住民は巨大な袋を思わせる水の塊が
町の上空を横切るのを目撃した。そしてこの謎の水塊は三キロほど飛んだところで
バシャンと落ちた。次の日今度は上空の一点から小便小僧の小便のように水が
こぼれ落ちてきてそれは二日間続いた。いずれも空は雲ひとつない晴天だった。

信じようと、信じまいと―

31: 本当にあった怖い名無し 2012/02/15 17:14:36 ID:VrSTaCne0
信じようと、信じまいと―

1954年2月マグロ漁船「第2天正丸」は南シナ海を南下していた。正午頃船長と乗組員は
奇妙な雲を見つけた。それは風向きと反対に流れており完全なる円形を形作っていた。
彼らは経験豊富な船乗りであったが彼らが知っている雲の動きや形とはことごとく違っていた。
彼らが見たものはほんとうに雲だったのだろうか。

信じようと、信じまいと―

32: 本当にあった怖い名無し 2012/02/16 13:15:26 ID:kY3aMUVZ0
信じようと、信じまいと―

ロープマジックを二人の心理学者が見物し8mmフィルムに収めた。マジックはロープを少年が
登っていきナイフを持った魔術師がそれを追って二人とも消えた後、叫び声とともに切断された少年の手足が
落ちてくる。続いて魔術師が手に血まみれのナイフを持って降りてきて手足を集めると少年が現れるというもの。
フィルムを現像してみると魔術師と少年はその間ロープのそばに立っているだけだった。二人は何を見ていたのだろう。

33: 本当にあった怖い名無し 2012/02/18 13:48:59 ID:Bu+Q9KSs0
信じようと、信じまいとー

夫が邪魔になり殺そうとした女がいた。酒にトランキライザーを混ぜティーポットに睡眠薬を
一ビン溶かし込み数箱のネコイラズをオートミールにぶち込みさらに除草剤をケーキにふりかけたものを
夫に与えた。しかし二日経っても夫はピンピンしている。女は神の怒りに触れたと恐怖におののき
すべてを夫に告白した。病院の検査の結果妻が盛った毒を夫が完全に消化してしまったことが確認された。

34: 虹乃橋渡死太郎 2012/02/18 16:17:39 ID:62WJZjHg0
信じようと、信じまいと―

かつて、この国のとある電子掲示板の中には、実に禍々しく、猟奇的な場所があった。
そこの住人達は連日、動物を虐待する様を嬉々として語り、その狂気染みた実体験を綴っていたという。
しかし惨殺した猫の画像をアップロードした事が仇となり逮捕者が続出、やがてその板は姿を消した。
だが、今其処は名を変えて甦り、また虐待を楽しそうに語り合っているのだという、あの頃のように…。

信じようと、信じまいと―

35: 本当にあった怖い名無し 2012/02/20 16:45:13 ID:7RVKK2Ku0
信じようと、信じまいと―

2012年2月スウェーデン北部の山の中で雪に埋まった車が一台発見された。中には衰弱しきった男性が一人
横たわっていた。調べによると男性は昨年の12月中頃に遭難し発見されるまで車の中にいたらしい。
その間、口にしたのは雪だけ。診察した病院の医師は2ヵ月も生存できたのは男性が冬眠状態にあったのでは
ないかと考えている。冬眠する動物には「冬眠タンパク質」があるが、たまにこれを持つ人間がいるという。

信じようと、信じまいと―

36: 虹乃橋渡死太郎(〆-^) 2012/02/20 18:49:02 ID:CpV2e9Kb0
時事ネタじゃねぇか、ワラタ

38: 本当にあった怖い名無し 2012/02/22 15:09:46 ID:3qbYN13q0
信じようと、信じまいと―

ローマ生まれのヨハンは40歳代で精神年齢は6歳児程度、読み書きはもとより話すこともままならない。
だがただひとつ過去未来を問わず「何年何月何日何曜日」とどこでも即座に正確に答えることができた。
ヨハンはカレンダーを見たことは決してなかったが彼のこの暦に関する知識はどこから来ているのか。
専門の心理学者がいくら調べてもその秘密の鍵を解くことはできなかった。

39: 本当にあった怖い名無し 2012/02/23 18:19:13 ID:7CSQQJht0
信じようと、信じまいとー

イギリスのランカスター州に住むリジ―さんとエディスさんの双子姉妹は小さいころから仲がよくなんでも
一緒に行動した。二人は同じ日に結婚し近所に住んだ。やがてどちらも夫に先立たれた。1988年姉妹が
86才の時エディスさんが台所のドアの陰で死んでいるのが見つかり、これを警官がリジ―さんに知らせに
行った所リジ―さんも台所で亡くなっていた。死因は二人とも心臓発作で死亡時間もほぼ同じだった。

信じようと、信じまいとー

40: 本当にあった怖い名無し 2012/02/24 21:59:50 ID:xp/33YuF0
信じようと、信じまいと―

老人性健忘症や認知症は脳の萎縮や細胞の死滅、部分的な脳梗塞等が原因と考えられてきた。
しかし某国立大学脳生理学研究室の研究で明らかになってきたのは脳にもメモリー容量の大小が
あり小の人は認知症になりやすいという事実だった。現在研究されているのは人間もパソコンのように
メモリー増設が可能かどうかだが内蔵は無理でも外付けは可能との見方がされている。

41: 本当にあった怖い名無し 2012/02/25 17:43:22 ID:HN4wkwJS0
信じようと、信じまいとー

第一次大戦の口火となったオーストリア大公夫妻暗殺は大公の師であり親友であったラニィ司祭が
夢によりそのことあるを知らされていた。暗殺の朝、司祭は次のような夢を見た。大公から黒い縁取りの
手紙が届き、その内容は「今日私と妻は暗殺されます」というもので暗殺の状況を描いた絵が添えられていた。
司祭は急遽大公のためにミサを催したが暗殺はその日の午後、絵に描かれたとおりに実行された。

信じようと、信じまいとー

42: 本当にあった怖い名無し 2012/02/26 11:45:57 ID:XzxX4Uj60
信じようと、信じまいと―


1995年5月6日、アメリカのある大学教授の元に、白骨化した人間の両手両足が届けられた。
骨の身元は不明のまま翌月6月6日、今度は両手両足を切り取られた教授の死体が自宅で見つかった。
後に詳しく調べた所、奇妙な事に、送られてきた手足と、殺された教授のDNAは一致した。
骨の送り主も、持ち去られた手足の行方も依然不明のままである。

43: 本当にあった怖い名無し 2012/02/26 12:29:26 ID:XzxX4Uj60
信じようと、信じまいと―

1852年、イギリスの田舎町で一人暮らしをしていたガレスという男が84歳で死んだ。
その後、遠縁の者が遺品を整理していると、『ガレス公の冒険』という自筆の本が発見された。
物語は全732巻にも及んだが、ガレスが知的障害を患っていたこともあり、内容は支離滅裂である。
ただ、計算上、一睡もせず書き続けたとして、全巻書き終わるには100年以上かかると言うが。

44: 本当にあった怖い名無し 2012/02/27 08:48:08 ID:j6XV1M8+0
信じようと、信じまいと―

『4時44分の怪』という話を聞いたことはあるだろうか。
4時44分に電話をかけると悪魔に繋がる、4時44分に鏡を見ると未来の姿が写る、といったものである。
無論、これらの話はいずれもただの噂であり、本当の『4時44分の怪』を表すものではない。
本当の怪異は、4時44分がいつまでも終わらなかった時に起こるといわれている。

信じようと、信じまいと‐

45: 本当にあった怖い名無し 2012/02/28 18:43:11 ID:zyZZ6W8W0
信じようと、信じまいとー

1910年10月15日ポール・ブルックは自宅の居間で見知らぬ男を見た。20才くらいの若者だがひどく
具合が悪そうだったしカナダの寒冷な気候には似つかわしくない服装をしていた。友人のジョージを
呼ぶと彼の弟のジョンだという。ジョンが寝室に入ったので後を追ったが彼は消えていた。
数日後ふたりはイギリスからジョンが10月15日に死去した旨の手紙を受け取った。

信じようと、信じまいとー

46: 本当にあった怖い名無し 2012/02/29 19:11:38 ID:mEFcNEHs0
信じようと、信じまいと―

1973年英国在住の老婦人アルマ・ルースさんはお姉さんに電話しようとダイアルしたが番号を間違えたようで
でたのはミラー大尉という軍人だった。しかもバックで空襲警報らしき音が聞こえるので冗談っぽくそちらは
まだ戦争が続いてるようですねというと相手はあたり前だこの番号は軍専用だどこで知ったと詰問する始末。
戦争は1945年に終わったというとそれはまだ先のことだという。彼女はいったいどこへ電話したのだろう。

47: 本当にあった怖い名無し 2012/03/01 18:51:20 ID:6v2X+glR0
信じようと、信じまいと―

人体発火現象は有名だがカリブ海の島に住む若い黒人女性の場合は少し変わっている。
女性の衣服が突然燃え出したのだ。この現象は度重なり家にいても外にいても起きた。
彼女の服は火を吹き彼女は丸裸になった。また眠っている間にもシーツが燃え尽きた。
不思議なことに彼女自身はまったく無傷で火傷ひとつ負わなかったという。

48: 本当にあった怖い名無し 2012/03/02 23:25:58 ID:iNP2k2Mq0
信じようと、信じまいとー

ハーバード大学医学部で夕食会の後ある博士がスピーチをしていたところ三十人もの学生や医者が
気分が悪くなった。食中毒が疑われたが原因ははっきりしなかった。
ところがさらに二十人もの人々が発病したのでチフスだと主張する者もいたが病気が伝染したという
証拠は何も発見できなかった。皮肉なことに博士のスピーチのテーマは「食中毒」だった。

49: 本当にあった怖い名無し 2012/03/04 15:34:52 ID:DqG1G+MG0
信じようと、信じまいと―

人間の体が伸びたり縮んだりする現象がある。シスター・ガブリエラは礼拝中に
ある種の恍惚状態に入ると目に見えぬ何者かの力で喉首が異常な長さに伸ばされ
そのためにいつもより背が高く見えたという。恍惚状態を脱すると首はまた元の長さにもどる。
恍惚状態にあるときは本人自身や周りで起きていることの記憶はまったくないのだそうだ。

信じようと、信じまいと―

50: 本当にあった怖い名無し 2012/03/05 08:52:39 ID:sMfe9jx+0
信じようと、信じまいと―

京都府に住むIさんが子どもの頃、町では「ハコニワさん」という都市伝説が流行っていた。
噂では、ハコニワさんは奇妙な箱を持つ男で、目撃者は箱の中に吸い込まれるのだという。
ある時、Iさんは、ハコニワさんらしき箱を持つ男と出会ったが、特に何事もなく、家に帰る事が出来た。
しかし、次の日、学校の誰に聞いても、ハコニワさんの話を知っている者は一人も居なかったという。

51: 本当にあった怖い名無し 2012/03/05 08:53:53 ID:sMfe9jx+0
信じようと、信じまいと―

1758年12月7日、オーストリアの音楽家、フリッツ・シュタイナーは次のように日記を綴っている。
「昼食を食べ終え、田園を散歩していると、突然大雨が降りだした。
いや、あたりを良く見渡してみると、水滴は降っているのではなく、地面から天へ昇って行くではないか!
私はズボンをずぶぬれにしながら、ただ茫然としていると、雨はすぐに『昇り』止んだ。」

信じようと、信じまいと―

52: 本当にあった怖い名無し 2012/03/05 21:41:27 ID:pOw/THp10
信じようと、信じまいと―

日本のとある民家で赤ん坊がヤカンをひっくり返し、熱湯を頭から被ってしまった。
両親は慌てて病院へ運んだものの、赤ん坊は全身にやけどを負いもはや息絶えかけていた。
しかし服を脱がせていた一人の医師が、その背中にジッパーの様な物を見つけた。
引っ張ってみると焼け爛れた皮の中から、無傷の赤ん坊が笑いながら出てきたという。

54: 本当にあった怖い名無し 2012/03/08 17:00:11 ID:AztwKlet0
信じようと、信じまいと―

戦時中千葉に弾丸をよけるという合気道の先生がいて陸軍の射撃隊と勝負することになった。
先生が立つ位置から25m離れた6人の射撃隊が一斉に発砲した瞬間数人が投げ飛ばされていた。
先生によると彼らが引き金を引こうとすると黄金の玉の光が飛んでくる。
弾はその後から来るのでよけるのはなんでもないという。

信じようと、信じまいと―

55: 本当にあった怖い名無し 2012/03/09 21:05:24 ID:zm3mYaHI0
信じようと、信じまいとー

空飛ぶ首のない騎士の話は有名だが空行く軍団も世界各地で目撃されている。
1881年9月ポーランドはシュレジュ地方のキスト上空では青い服を着てヘルメットを
かぶった小さな兵士の小隊が上空を通ってゆく様子が目撃されている。
妖精の存在が信じられた時代だから特に不思議に思う者もいなかったらしい。

56: 本当にあった怖い名無し 2012/03/10 00:13:42 ID:v6cEOPEqQ
信じようと、信じまいとー

世界中に存在する創世神話にはひとつの共通点がある
古代ギリシャの青銅人間、南米の白い肌の人、メソポタミア神話の泥の人など
必ず神が人間を作る前の試作品、もしくは人間の失敗作が登場するのである
彼らは有史以前に存在した人類の近縁種なのだろうか

58: 本当にあった怖い名無し 2012/03/12 17:01:08 ID:LV9dW6hA0
信じようと、信じまいと―

イギリスのR・ガイルズ氏の小さな娘があるとき目に見えない手によって多彩な攻撃を加えられた。
首を絞められ、小突かれ、引きずり回され、ひっぱたかれ、唾を吐きかけられた。
ある晩は二十回も腕を噛まれた。腕には歯形が残っており、それに沿って悪臭を放つ唾液状の
液体が付着していた。これらは複数の大人が一部始終を目撃している。透明人間はいるらしい。

信じようと、信じまいと―

59: 本当にあった怖い名無し 2012/03/13 20:21:14 ID:L5PYOsDg0
信じようと、信じまいと―

1994年2月ドイツ人ペーター・ブラウンはマップダウジングを使って遭難した二人の
英スキーヤーの救助に大きく貢献した。ブラウンは地図の上に針金を垂らしてゆらゆら
揺らしてるうちにスキーヤーのいる場所を300m以内にまで絞ったのだ。
捜索隊は彼の指示を受け入れすぐにスキーヤーを発見することができた。

60: 本当にあった怖い名無し 2012/03/15 00:55:08 ID:ggoUQ1Tu0
信じようと、信じまいとー

イギリスに非常に綺麗好きな若者がおり、彼は不思議な老人に出会った。
老人は自らを神と名乗り、若者の願いを一つ叶えてやると言った。
若者は「それなら、地球に存在するゴミを消してください。」と頼んだ。
ちょうどその年は1939年、第二次世界大戦勃発の年であったという。

信じようと、信じまいとー

61: 本当にあった怖い名無し 2012/03/15 11:32:22 ID:cQIrB3u00
>>60
つまり、『ゴミ掃除』を邪魔した何者かの介入があったのか

62: 本当にあった怖い名無し 2012/03/17 19:39:50 ID:CBD9oSbv0
信じようと、信じまいと―

人間が地上に現れるずっと以前の地層から人間の足跡の化石が出土した例はそれほど珍しくない。
しかし1927年ペンシルヴァニア州アラゲニーで発掘された化石の突飛さは群を抜いていた。
なぜなら三畳紀の地層から見つかったその化石に残されていたのは足跡ではなく靴跡だったのだから。
観察者によるとその靴跡は仕立てのいい二重縫いの皮底を持つ靴により残されたものらしいという。

信じようと、信じまいと―

63: 本当にあった怖い名無し 2012/03/19 17:06:30 ID:CW3Am+GP0
信じようと、信じまいと―

1920年アイルランドの16才のジェイムス君が持っているキリスト像や宗教画が一斉に
血を流すようになった。またジェイムス君の部屋の床下に椀形のくぼみができ水が
溜まるようになった。この水溜りは水をすくうとすくった分だけ増えた。この不思議な現象を
一目見ようと当時内乱状態にかかわらず数ヶ月で数万人の人が押しかけた。

64: 本当にあった怖い名無し 2012/03/21 22:13:52 ID:sJ/5CkrN0
信じようと、信じまいとー

チェコの森の小道を散歩していた人が森の中に小屋を見つけた。数日後同じ道から小屋を見ようとしたが
見つからなかった。次に森の反対側の住人がこの小屋を見た。その後陸地測量部の職員が一度見失った小屋を
再度目撃した。煙突から煙がたなびき干し物もかかっていたという。しかし近づいてみると小屋は影も形もなかった。
どの目撃者の場合も小屋の外観と位置が一致しているのが確認されている。しかしいまだに小屋の正体は謎だ。

信じようと、信じまいとー

65: 本当にあった怖い名無し 2012/03/23 22:02:34 ID:xS7rsfyP0
信じようと、信じまいと―

チベットには昔からダブサブという儀式がありアデプトという幾人かの聖人達はこの儀式が呼び起こす
自然力を利用してラルパという人間の分身を実在化させるという。 この分身は特殊な瞑想によって創られるが
危険も伴う。 通常は穏やかでおとなしいラルパが邪悪な存在と化して独り歩きし始めることがあるのだ。
それを消滅させるには実在化させたときの全過程を逆にたどり返さなければならないという。

信じようと、信じまいと―

66: 本当にあった怖い名無し 2012/03/25 20:52:22 ID:qY5NOtiB0
信じようと、信じまいと――

某国某女優が初来日し某人気TV番組の某新宿スタジオに出演した。
生番組のその放送は順調に終了したが女優は機嫌が悪い。
この女優は本国では飛ぶ鳥落とす勢いの売れっ子だった。
彼女が機嫌の悪い理由はこんな雑居ビルみたいなスタジオのマイナーな
放送局に出演させられたというものだった。

67: 本当にあった怖い名無し 2012/03/29 22:23:37 ID:wCp3fxgA0
信じようと、信じまいと―

少女は友達を訪問するために自転車で走っていた。嵐が来そうだったので道路わきの茅葺小屋で雨宿りすることにした。
小屋には老人が一人いて中に招じ入れてくれた。次に気がついたのはいつの間にか自分が道路にもどって自転車を
こぎ続けていることだった。友人の家に着くと同じ道を自動車で来た人達が待っていたが少女の乾ききった衣服を見て
雨に降られたはずだがと怪訝そうだった。少女は帰り道藁葺小屋を探してみたがそんな小屋はどこにもなかった。

信じようと、信じまいと―

70: 本当にあった怖い名無し 2012/04/01 13:03:40 ID:U0oOVBXR0
信じようと、信じまいと―

1858年、ベルギーの村人が「神が会いに来る」という夢を見た
彼は祭壇に捧げ物を用意して待ち続けたが、神は現れず彼は老衰で死んでしまった
彼の死後しばらくして墓参りに訪れた友人は驚いた
彼の墓が周囲の土地ごとごっそりと無くなっていたからだ

71: 本当にあった怖い名無し 2012/04/01 13:05:15 ID:U0oOVBXR0
信じようと、信じまいと―

炭鉱夫のカーターはある日トンネルの奥に奇妙な光を発見した
それはフワフワと漂った後、スッとカーターの体に消えていったのだ
その日から彼は怪我も病気とも無縁となり、さらには超人的な体力を得た
加えて両腕は4本に増え、晩年には二人の子供を出産したという

72: 本当にあった怖い名無し 2012/04/01 13:06:54 ID:U0oOVBXR0
信じようと、信じまいと―

昔、デンマークに生きている鎧があった
それは夜ごとに歩き出し、森の獣を切り伏せるのだという
ある日騎士見習いが冗談半分に切りかかったところ、鎧は即応し彼を切り伏せた
その見事な技を恐れ、領主は空っぽの鎧に騎士称号を叙勲したという

73: 本当にあった怖い名無し 2012/04/01 13:08:35 ID:U0oOVBXR0
信じようと、信じまいと―

レーラは窓から見える町の風景を写真に撮り、それを並べるのを趣味としていた
写真は鮮明に写り彼女はその出来映えに満足していたが、ある日ふと違和感を感じた
撮り溜めた写真を並べて調べたとき、初めて彼女はそれに気づいて絶叫した
全ての写真の人ごみの中に、紛れもなく彼女自身が写っていたからだ

74: 本当にあった怖い名無し 2012/04/01 13:10:17 ID:U0oOVBXR0
信じようと、信じまいと―

1905年、サンフランシスコの広場に妙な男が現れた
彼は違う星に住むという鯨より大きな猫や、水から電気を生み出す方法などを語り続けた
最後に金色に光る鍵を地面に置いたあと、見えない階段を上って空に消えたという
彼は何者で目的は何だったのか、そして鍵の材質は何なのか、未だもって分かってはいない

信じようと、信じまいと―

75: 本当にあった怖い名無し 2012/04/03 08:36:24 ID:s2I2kgVO0
信じようと、信じまいと―

2007年の10月、韓国の海岸に奇妙なものが流れ着いた。それは「石で出来た船」。
その船は砂浜にめり込んでしまうほど重いもので、どうやって水に浮いていたか見当もつかない代物だった。
更に、この船は発見から数時間経った頃に数百人の野次馬達の目の前から忽然と消失してしまった。
野次馬達は全員「ちょっと目を放した隙になくなっていた」と証言したという。

76: 本当にあった怖い名無し 2012/04/03 08:36:43 ID:s2I2kgVO0
信じようと、信じまいと―

ドイツのある市の市史には、次のような記述が残っている。
”1938年、バノマ共和国の使節が来訪。特産品の仮面100面とタペストリー200枚を市長に贈呈。
これらは市立博物館が収蔵。企画展で特別展示され、博物館は展示期間中毎日大盛況を博す”
勿論そんな国はこの世のどこにも無く、博物館にあるはずの膨大な贈呈品もいまは行方不明だという。

77: 本当にあった怖い名無し 2012/04/03 08:37:23 ID:s2I2kgVO0
信じようと、信じまいと―

2011年の5月。山口県在住の高校生、内原由美が卓球の県大会で優勝を収めたその帰り道での事。
父親が運転する車に乗っていた彼女がふと後部座席に目をやると、優勝景品のトロフィーがキラキラと輝いていた。
驚いた彼女と父親は車を停めて二人でしばらくトロフィーや窓の外を眺めたが、
夜の街灯のない山道の中、トロフィーを照らす強い光がどこから来ているのかは最後までわからなかった。

78: 本当にあった怖い名無し 2012/04/03 08:40:53 ID:s2I2kgVO0
信じようと、信じまいと―

1980年代、日本中で「巨大迷路」がブームになった。
1982年の7月、新潟のとある遊園地でも巨大迷路がオープンし、それなりの盛況を博した。
しかし、オープンからたった2週間でこの迷路は閉鎖されてしまった。
客が「迷路の中で自分と同じ後姿を見た」と訴える事が相次いだためだという。

79: 本当にあった怖い名無し 2012/04/03 08:41:12 ID:s2I2kgVO0
信じようと、信じまいと―

1977年、エジプトで新しい遺跡が発見され、アメリカから来た発掘団が発掘作業を続けていた。
一行は出土した棺のうちのひとつに、おかしなものが入っているのを見つけた。
便箋にボールペンで書かれた手紙が、宛名の無い封筒に入れられて棺の中にぎっしりと詰まっていたのだ。
言語は英語で筆跡は全て同じ、内容はどれも取り留めの無い日常を遠方の友人に伝えるようなものだったという。

信じようと、信じまいと―

82: 本当にあった怖い名無し 2012/04/08 10:58:32 ID:0qV8CYHb0
信じようと、信じまいと―

本は人間にとって読むものであり、人間は本にとって自分を読むものである。
思い込みだとかそういう話ではなく、これはただのわざわざ疑う必要もない「事
実」である。…と、あなたは認識してはいないだろうか。
世の中には、人間を読む本が存在する。その本に読まれた人間は等しくすべての
記憶や記録から消え去り、
人間を読み終えたその本は、最初は白紙だったはずのページ達に満足げに文章を
浮かび上がらせるという。

信じようと、信じまいと―

84: 本当にあった怖い名無し 2012/04/08 13:21:43 ID:0qV8CYHb0
信じようと、信じまいと―

本が非常に好きで、死ぬときは本に関連した死に方をしたいという読書家の男がいた。
ある日、その男は何者かによって、無残にも愛すべき本を凶器に撲殺されてしまう。
捜査に入った警察は頭を抱えた。血しぶきを浴び、角に被害者の肉片がこびりついた本。
それは、とても人を殺せないような薄っぺらい雑誌だったのだ。

信じようと、信じまいと―

85: 本当にあった怖い名無し 2012/04/08 14:04:02 ID:0qV8CYHb0
信じようと、信じまいと―

イギリスのとある古本市で、不可解な幾何学模様ばかりの奇妙な本を買った男がいた。
文字のようにも見えるそれを男は昼夜読み続け、ついにその本の解読に成功した。
しかし内容を披露しようとしたところ、男は英文が書けなくなっている事に気付いた。
それからというものの、彼は他のどんな文字言語も解せなくなってしまったという。

86: 本当にあった怖い名無し 2012/04/08 14:07:37 ID:0qV8CYHb0
信じようと、信じまいと―

「本の世界にはいってみたい」という読書家の娘がいた。
ある日彼女は溺死寸前のところを発見されたが、幸いにも救命処置で命をとりとめた。
なぜ水の一滴もない部屋の中で溺死しかけていたのか…娘は黙して語ろうとせず、何故かそれから非常に本を恐れるようになった。
な彼女が発見された際に傍に落ちていた本は、「海底二万哩」であった。

87: 本当にあった怖い名無し 2012/04/08 14:34:47 ID:0qV8CYHb0
信じようと、信じまいと―

日本のとある小学校に通うS君は、教科書の人物に落書きするのが好きな少年であった。
ある日彼がいつものように落書きをしていると、その人物がにやりと笑ったように見えた。
恐ろしくなって書き込むのをやめたが、その後、落書きと同じ模様の痣がS君の顔に現れた。
様々な治療を試みたが決して消えることはなく、彼は今でも嘆き後悔し続けている。

88: 本当にあった怖い名無し 2012/04/08 14:59:01 ID:0qV8CYHb0
信じようと、信じまいと―

「鏡」という題名の本がある。
読んだ人間の過去・未来・本性・感情によってその中身は変わり、同じ話になることはないという。
ある一人のごく普通の善良な主婦が、ある日その本を片手に事切れているのが発見された。
本はいったいどんな物語を映し出したというのだろうか。なお、その本は現在も古本市に出回っているという話である。

89: 本当にあった怖い名無し 2012/04/08 16:40:54 ID:0qV8CYHb0
信じようと、信じまいと―

ある写真集を読んでいたIさんは、遠い異国の家を外から撮影したページにふと注目した。
何気なく指を乗せると、なんと指は写真の中にぱしゃりと入りこみ、家の窓を開けてしまった。
驚いて手を放したが、写真集は何の変りもなく平然とただそこにあったそうである。
同時刻、写真の家の家族達は、巨大な指が外から窓をつついて開けたのを目撃していた。

90: 本当にあった怖い名無し 2012/04/08 16:44:34 ID:0qV8CYHb0
信じようと、信じまいと―

現実世界を侵食し続ける本がこの世のどこかに存在するという。
その本に書き込まれたことはどんなに荒唐無稽であろうとも世界を書き換えてしまうらしい。
なお、どのように世界が書き換えられたとしても、それは「最初からあった事実」になるので、
仮にその本を見つけられたとしてもどのような書き換えが行われたのかは不明だそうだ。

91: 本当にあった怖い名無し 2012/04/08 16:52:27 ID:0qV8CYHb0
信じようと、信じまいと―

ドイツの山奥に住んでいたJさんはある日読んでいた写真集の中に心惹かれる一枚を見た。
どこか遠い海辺の町を写した写真。いつかこんな場所に住んでみたいものだと思ったという。
次の瞬間Jさんはその写真の家で生活していた。誰に聞いても「先祖代々ここの生まれだろう」と一笑される。
彼は今でも納得いかないまま、憧れの海辺の町で暮らしている。

92: 本当にあった怖い名無し 2012/04/08 20:03:57 ID:X+YHVHLr0
本に関するロアか。これはまた素晴らしいのが届いたな

93: 本当にあった怖い名無し 2012/04/08 20:09:56 ID:X+YHVHLr0
信じようと、信じまいと―

トルコに「人類の価値」という名の天秤がある
それは人類の心が清く正しいものならば左に、逆ならば右に傾くのだという
天秤なのだから構造はひどくシンプルで、均一な素材で作られているにもかかわらず、
その天秤は作られた時からずっと右に傾いたまま微動だにしないという

94: 本当にあった怖い名無し 2012/04/08 20:15:32 ID:X+YHVHLr0
信じようと、信じまいと―

1972年、新潟にて一人の少年がUFOに拉致されるという事件があった
彼が公園で遊んでいた際、学友達の目の前で天に吸い込まれていったのだ
幸い2日後に彼はその公園で保護されたが、不明となった2日間の記憶を失っていた
さらには奥歯と頭髪の一部が抜かれ、右目の瞳が青くなっていたという

95: 本当にあった怖い名無し 2012/04/09 20:57:18 ID:0p8jkWqj0
信じようと、信じまいと―

1730年、スウェーデンにて。ある占い師が人々を集め「私は人間ではない」とのたまった
彼女が言うことには、本当は遠い宇宙の向こうからやってきて人類を観察しているとのこと
荒唐無稽なその話に一人の村人が思わず背中を叩いたところ、彼女は一瞬で消えてしまった
あとには彼女の衣装だと思われる一人分の人間の皮が残っているだけだった

96: 本当にあった怖い名無し 2012/04/12 16:56:04 ID:+Ukkyryy0
信じようと信じまいとー

ブラジルの港町ポルト・プエブロに三百年前に作られたキリストの木像がある。
この像に描かれた傷口から周期的に血が流れだしそれが不思議なほど人間の傷に効くという。
科学的な調査の結果間違いなく血であることは判ったがいったい何の血なのか
流れ出る血の源はどこなのかということは結局わからずじまいだったという。

97: 本当にあった怖い名無し 2012/04/12 20:59:39 ID:FCDnF9Ax0
信じようと、信じまいと―

1988年の4月、イギリスで些細で妙な事件が起こった。
ある郊外の町のバス停が建付けの屋根まで含めて丸ごと25メートル北に移動していたのである。
町民はみな首を捻ったが、仕方ないのでその朝は「ズレた」バス停を利用した。
バス停はその日の夕方にはいつのまにか元の位置に戻っていたという。

101: 本当にあった怖い名無し 2012/04/13 10:58:22 ID:BS6+h+TY0
>>97で思い出した。昔の話だけど、バス停を10メートルほど移動させたことがある。
当時のバス停は、コンクリの土台つきポールとベンチだけだったから簡単だった。
さすがに罪悪感がこみ上げてきて翌日見に行ったら、フツーにバスが停まってた。
今では屋根つきの立派なバス停が建ってしまったので、もう元にはもどせなない。

信じようと、信じまいとー

98: 本当にあった怖い名無し 2012/04/12 21:00:08 ID:FCDnF9Ax0
信じようと、信じまいと―

去年の9月の金曜日の夜、江東区を散歩していた青年がとある橋の下で妙な光景を見た。
その橋の下の空間だけまるで強力な照明が点いているかのごとく異様に明るいのだ。
はて、と周りを見回しているうちに花粉症を患っていた青年は鼻がむずむずし、くしゃみをしてしまった。
その瞬間明かりはふっと消え、いつも通りの夜の橋の下の暗闇が彼を包んだ。

99: 本当にあった怖い名無し 2012/04/12 21:00:45 ID:FCDnF9Ax0
信じようと、信じまいと―

1997年4月、ニュージーランドの住宅街で自動車事故が起こった。
何の変哲も無い乗用車の電柱への衝突事故だったが、事故車の運転手は奇妙な証言を残した。
「そこにコンビニが見えた」しかしその場所にはコンビニは勿論、それと見間違えるような建物も無い。
以降、その場所では事故件数が激増。運転手はみな「コンビニに入ろうと思った」と証言するという。

100: 本当にあった怖い名無し 2012/04/12 21:01:12 ID:FCDnF9Ax0
信じようと、信じまいと―

2006年の夏、大分県に新しい小さなレコード店がオープンした。
その店には不思議な事に廃盤になった筈の貴重なCDも普通に新品で店頭に並んでいた。
開店から程なくして全国から噂を聞きつけたレコードマニアが集まり、店はそれなりの盛況を博した。
しかし、開店から半年ほど経ったある日、このレコード店は忽然と建物ごと消失していたという。

信じようと、信じまいと―

102: 本当にあった怖い名無し 2012/04/15 21:59:26 ID:AEKF7+sO0
信じようと、信じまいと―

1953年嵐のさなかに一人の少女が窓際に立って雷を眺めていた。
窓の外には楓の木が繁っていた。
半時ほど窓の外を眺めた後シャワーを浴びるため服を脱いで驚いた。
少女の白い胸には楓の木の完全なる映像が映っていたのだ。

103: 本当にあった怖い名無し 2012/04/16 18:07:34 ID:xGnR5Qvp0
信じようと、信じまいと―

韓国人の男がホームから落ちた人を助けようとして死んだ
マスコミは、こぞって英雄扱いした
だが、鉄道会社と警察は知っている
その後周辺の駅ホームからの飛込みが大幅に減ったことを

104: 本当にあった怖い名無し 2012/04/16 21:58:11 ID:a5Eg5lJL0
ん?どういう意味だ?
どなたか解説お願いします

105: 本当にあった怖い名無し 2012/04/17 08:06:36 ID:LlZnQsG40
>>104
飛び込みの原因(後ろから人を突き飛ばしていた?犯人)が韓国人

107: 本当にあった怖い名無し 2012/04/22 22:18:48 ID:JEAoJohX0
信じようと、信じまいとー

エジプトで発掘されたある棺を所有したり何がしかで関係した人々は散々な目に会った。
まず最初の一人は銃の暴発で片腕を失った。その蓋を輸送した船は難破しトラックは事故を起こした。
それを保管した家は火災で焼失し棺の写真を撮った写真家は自殺した。写真家の恋人と家族は惨事にあった。
多くのエジプト発掘で有名な日本の某大学S教授は大丈夫なんだろうか。

108: 本当にあった怖い名無し 2012/04/29 20:37:41 ID:YsFPmj8g0
1955年、南太平洋で商船Joyita号が乗客と乗組員が消えて船だけが発見された事件。
地元では遺留品より日本の漁船に襲撃されたと噂されていたが、その説は否定され原因は未だ不明である。
一方疑いのかかっていた日本ではこの事件は殆ど知られていない。
日本で数少ないこの件に関する記事はUFOに攫われたというものばかりである。

110: 本当にあった怖い名無し 2012/05/05 22:01:33 ID:QZL9azCr0
信じようと、信じまいと―

某居酒屋は肴がうまいし勘定も安いということでサラリーマン等に好評で繁盛していた。
特に自家製のイカの塩辛は市販のものとは違い格段にうまいと人気メニューだった。
ところが急に肴の味が落ちて常連だった客も離れていった。それは隣接する病院が経営破たんした
時期と一致した。一説によると人間の神経細胞は焼いて食べるとイカ以上にうまいという。

信じようと、信じまいと―

111: 本当にあった怖い名無し 2012/05/06 22:04:51 ID:Is8pyBK30
信じようと、信じまいとー

1985年10月1日午後3時20分頃霞が関の警視庁周辺でズシーンと地響きのような音が
ひびいた。爆発音は一回だけ同庁を中心に一キロの範囲に聞こえており丸の内署の
パトカーはじめ警官三十人を動員付近を捜したが結局原因はわからずじまい。
この現象は昔から欧州でも知られポロンテ(神鳴)に因みポロンティス現象と呼ばれている。

113: 本当にあった怖い名無し 2012/05/14 21:51:37 ID:tU84pSbk0
信じようと、信じまいと―

明治五年、浅草観音堂境内の木村某という人の家でにわかに奇々怪々な騒動が起こり始めた。
脱ぎ捨ててある履物がふわりと空中に浮かんだり米櫃や行灯が浮かれたように畳の上を踊ったり
天井に飛び上がったりした。当時原因は当家の娘の夢枕に現れた古狸だという説が有力だった。
夢の中で祠を建ててくれれば鎮まってやるというのでそのとおりにしたらその後怪異は起きなくなった。

信じようと、信じまいと―

115: 本当にあった怖い名無し 2012/05/18 16:15:53 ID:IFcwwoGT0
信じようと、信じまいとー

2012年5月9日午後7時ごろ、山形県天童市清池の県道上で、
帰宅中の高校生が、手投げ弾を見つけたと、市内の高校から天童署に通報があった。
連絡を受けた、陸自第6師団が回収し分析したら、「第一次世界大戦当時の、
英軍の手投げ弾」だった。第一次世界大戦時の手投げ弾が、なぜ山形の田舎道にあったのか?

信じようと、信じまいと―

116: 本当にあった怖い名無し 2012/05/18 16:30:28 ID:IFcwwoGT0
信じようと、信じまいとー

2005年9月5日夕方、長野市内中心部で、「飛脚」の格好で走る男性が、
多くの市民らに目撃された。前掛けに短パンかふんどし姿。
先端に箱の付いた棒を持っていた。暴風雨にもかかわらず、
「タッタッタッ」と駆け抜けた。悪戯でもなく郵便局も運送業者も「心当たりはない」と首を捻る。

信じようと、信じまいとー

117: 本当にあった怖い名無し 2012/05/18 16:31:53 ID:xsK4YgrJ0
信じようと、信じまいとー

スーパーカミオカンデって韓国の科学者に見学させたら壊されたんだよね。

韓国の学者が精密機械の上に思いっきり体重かけて着地して壊したんだよな。
事前にやっちゃいけないと日本の職員に言われていたのに、日本語も科学も理解できない幼稚園児未満の奴が「学者」を名乗っているのが韓国だから、一般人のレベルは推して知るべし。

信じようと、信じまいとー

201: 本当にあった怖い名無し 2012/10/01 17:49:32 ID:n2VWUw/s0
>>117
スーパーカミオカンデの話、
検索したら事実?のようなのだが・・・

119: 本当にあった怖い名無し 2012/05/18 23:27:34 ID:8Tg2t9hn0
信じようと、信じまいと―

オランダのレーウワルデン近郊にあるS大学の寮には「開かずの間」がある。
寮は刑務所を改装したもので、そこは殺人事件があった部屋だと噂されている。
真偽はともかく、寮生が冗談半分で内線をかけてみると話し中であった。
以来、その部屋は前以上に厳重に施錠されている。

信じようと、信じまいと―

125: 本当にあった怖い名無し 2012/05/29 13:41:08 ID:fMwwn0un0
友人の友人という人物が高速道路の夜間警備の仕事をしていた。
仕事内容は、高速道路の落し物を拾ったり、事故があればその処理を手伝ったり、といったものだった。

ある夜の業務中、ベンツがトラックと側壁に挟まれるという事故が発生。
出動要請が入った。

現場に着くと、ベンツは居眠り運転のトラックと側壁に挟まれて、車体の幅が半分と言えるほど押しつぶされていた。運転手は即死。

友人の友人は現場での作業をつぶさに見ていたが、途中から作業員たちから漏れる妙な話を耳にした。

作業員の話によると、トラックを引き剥がし、ペチャンコになったベンツをこじ開け、胴体からちぎている運転手の、その手足は回収したが、いくら探しても頭部が見つからないという。

信じようと、信じまいと

169: 本当にあった怖い名無し 2012/08/13 13:18:27 ID:+xCdWdVp0
>>125
友人の友人が・・・って言うのは実は本人である・・・
信じようと、信じまいと―

126: 本当にあった怖い名無し 2012/06/01 22:12:43 ID:hA+K1FyU0
信じようと、信じまいと―

フランスのイゼールで二人の少女が落ち葉を拾っていると様々な色の石が近くにゆっくりと
降ってきた。二人は両親を呼びに行きその場に連れて戻った。するとまた石が落ちてきた。
牧師や医者など証人たるにふさわしい人々を呼び集めたがやはり色とりどりの石がゆっくり
降ってきた。この現象は少女がいるときにしか起きなかったが数日後、はたと止んだ。

信じようと、信じまいと―

127: 本当にあった怖い名無し 2012/06/03 17:26:16 ID:x1/bm1/R0
信じようと、信じまいと―

音ゲーの『太○の達人』には演奏してはいけない呪いの曲がある。
普段は目にすることは無く、ゲーセンでごく稀に出現する超難曲である。
余談だが、アフリカ東部のマロット族には憎い相手の死を太鼓を叩いて
祈る呪術が伝わっている。曲を失敗すると死は本人に返ってくるという。

信じようと、信じまいと―

129: 本当にあった怖い名無し 2012/06/05 02:50:32 ID:n4vr/08h0
信じようと、信じまいと――

2012年5月21日の朝 大通りを歩いていた男は妙なことに気が付き足を止めた
平日の朝にしては人が少なすぎるのだ 頭上では、丁度月が太陽を飲み込んでいる最中だった
「月が太陽も人も隠してしまったのだろうか」
日食に気をとられていた男は、自分の足が黒く溶け出していることに気づかなかった

信じようと、信じまいと――

130: 本当にあった怖い名無し 2012/06/07 00:39:05 ID:Byu3bH1s0
信じようと、信じまいと――

日本では非常に広く認知されている淡水性の動物性プランクトン、ミジンコ。
実は、ミジンコは蛋白質を作る遺伝子を約3万900個持ち、ゲノムが解読された動物の中では最多を誇る。
さて、ミジンコはあんなに小さい体でなぜそれほどの遺伝子を持つようになったのか。
――――ちなみに人間が保有する遺伝子は「全部で」約2万3000個ほどである

信じようと、信じまいと――

131: 本当にあった怖い名無し 2012/06/07 00:55:47 ID:Byu3bH1s0
初めて書いたけど意外と難しいのな

132: 本当にあった怖い名無し 2012/06/08 11:16:38 ID:GKcHVAWjO
>>131
なかなかだよ

134: 本当にあった怖い名無し 2012/06/09 04:23:03 ID:WHW45hbj0
信じようと、信じまいと―

江戸時代初期の猛将である加藤清正は、当時の防御技術の粋を集め、熊本城を築城。
300年後の西南戦争時、西郷隆盛率いる重武装した勇猛な薩摩反乱軍約2万が、
圧倒的劣勢な明治政府軍が籠城する熊本城に、猛砲撃の後に突撃。激しい銃撃戦を展開。
だが、薩摩軍は熊本城を陥落させられず敗走。加藤清正は近代戦を知っていたのだろうか?

信じようと、信じまいと―

135: 本当にあった怖い名無し 2012/06/09 04:39:47 ID:WHW45hbj0
>>134
信じようと、信じまいと―

江戸時代初期の猛将である加藤清正は、朝鮮出兵に参加した。
彼の率いる部隊は、明・朝鮮軍を蹴散らし、
朝鮮半島よりさらにシナよりの、満州側まで進撃したが
「オランカイ」という、東洋系とは明らかに風俗も人体も違う異種族と交戦したという。

信じようと、信じまいと―

136: 本当にあった怖い名無し 2012/06/09 19:37:19 ID:kI4mt0Ja0
信じようと、信じまいと―

ある男が、一回振ると1分若返る代わりに100円玉が手に入るカードを手に入れたと友人に話した。
友人は単なるホラ話と聞き流したが、数日後に男のアパートへ訪れるとそこに男の姿はなく、
部屋を埋め尽くす大量の100円玉とカード、そして中身が消えたかのように落ちていた男の衣類がその場に残されていた。
ただしカードを振れぬ胎児すらそこにいなかったと言う事で、友人はこの件を男の悪戯だと考えている。男は未だに行方不明である。

信じようと、信じまいと―

139: 本当にあった怖い名無し 2012/06/12 22:22:03 ID:uHC/+lHL0
信じようと、信じまいとー

1977年ある地方都市の地下鉄の駅で停車中の電車の運転台に
トラブルの赤いランプが点灯した。直ちに原因を調べたがどこにも異常はない。
赤ランプがつきっ放しで発車できず立ち往生となり乗客はホームに下ろされた。
この駅の名は「霊園前駅」。お盆の時期でもあり、なんとも薄気味の悪い事故だった。

141: 本当にあった怖い名無し 2012/06/15 22:39:09 ID:4/1vPfHy0
信じようと、信じまいと―

東京に住むA子さんは三角関係の痴情のもつれで相手の恋敵の女性に刃物で腹を刺された。
傷は小さくあまり表沙汰にしたくなかったこともありA子さんは一人で近くの医者へ歩いて行くことにした。
10分ほど外来の待合室で順番を待った後、診察室に入ったA子さんを見て医師は驚いた。
彼女が両手で何か白っぽい物を抱えているのだがなんとそれは傷からはみ出した彼女の腸だった。

信じようと、信じまいと―

142: 本当にあった怖い名無し 2012/06/16 05:17:43 ID:ulNiufFZ0
信じようと、信じまいと―

とある漫画のヒロインに対し、常日頃から「彼女は俺の嫁だ、二次元に行きたい」と言っている男がいた。
その後漫画にてヒロインに付きまとったストーカーが主人公に叩きのめされ警察に突き出される展開が描かれた。
「こんなはずでは」と何度も呟くストーカーの顔は、漫画が掲載される数日前から姿を消したあの男と瓜二つだった。
作者は巻末で、何故このような展開にしたのか自分でもわからないとコメントしていた。

信じようと、信じまいと―

143: 本当にあった怖い名無し 2012/06/16 08:06:52 ID:I7zxOzy80
信じようと、信じまいと―
享保二年、鶴翼仙人と自称する老人が江戸に現れた。
彼は仙界を旅してきたと嘯き、見事な技術で仙界の絵を描いたという。
それらの絵は先の大戦で焼けてしまったが、当時のことを書いた日記から、その絵を描写した部分がある。
奇妙なことに、それは、どう考えても現代の都市の描写のようにしか思えない。江戸時代の人間がどうやってそれを知ったのだろう。
信じようと、信じまいと―

144: 本当にあった怖い名無し 2012/06/17 01:56:35 ID:C+WSnQ7C0
信じようと、信じまいと――
シャワー中、あなたが目を閉じて髪を洗っている間
あなたのすぐ目の前に向き合って「誰か」が立っている
あなたの鼻先に触れているのは、あなたの前髪でも、流れ落ちたシャンプーの泡でもなく――
そう「誰か」の髪だ そしてあなたは、知らず知らずのうちに二人分の髪を洗い流し、今日もバスルームを出る
信じようと、信じまいと――

145: 本当にあった怖い名無し 2012/06/17 17:14:59 ID:NDZ1d9Iz0
信じようと、信じまいとー

神奈川県の主婦向井秀子さんは床に就こうとして左足の薬指が光っているのに気がついた。
こすると青白い光は強まり足首まで広がった。 そのうち煙も出だして部屋中にたちこめた。
足を水に浸したり石鹸で洗ったりしたが光、煙ともに消えない。
しかし光は一時間ほどすると自然消滅した。 これは彼女の夫も一部始終を見ていた。

149: 本当にあった怖い名無し 2012/06/21 22:42:27 ID:uxnkmSWy0
信じようと、信じまいとー

1903年11月の寒い朝ロンドンの広場にどこもかしこもつぎの当たった灰色のぼろ服を着て手には
よれよれのスコットランド帽を持った若い男が現れた。警官が交番まで連行し取り調べたが男は
何語かわからない言葉をしゃべり未知の言葉が印され不思議な挿絵の添えられた本を持っていた。
その後その男がどうなったかは詳らかではない。

151: 本当にあった怖い名無し 2012/06/25 22:29:57 ID:NCLsfBk30
信じようと、信じまいと――

山口県の名勝、秋芳洞を訪れた観光客が洞内の奇観「黄金柱」と呼ばれる大乳石を
カラーで撮影したところ見知らぬ人間が写っているのでビックリ。 髷を結い髭を生やして
羽織を着たその姿はどう見ても昔の侍であり、どうやら幕末の志士、吉田松陰の肖像に
酷似している。 だがなぜ床から六メートルのところに松陰が現れたのかは不明である。

信じようと、信じまいと――  

152: 本当にあった怖い名無し 2012/06/26 02:24:11 ID:NOJPkGuNO
信じようと、信じまいと―

H県S市に住人の夫婦が自分達で建てた、ゴミ屋敷と呼ばれる民家が建っていた。
廃材で出来ているとは思えない立派な建物だったが、2000年秋に隣家からの火事で全焼した。
不思議な事に、寝ていた筈の住人達の遺体は焼け跡からは発見されず、
寝室から信楽焼の狸二体、庭に鎖で繋がれたマネキンが発見された。

信じようと、信じまいと―

153: 本当にあった怖い名無し 2012/06/26 20:46:46 ID:5U1F59RN0
信じようと、信じまいと―

江戸時代、様々な動物を組み合わせる事で人魚や河童などのはく製を作り、見世物にすることが流行していた。
東京の古民家から発見された古文書にも、そういったはく製を見世物にしていた男の記録が残されている。
彼が営む小屋では遥か遠方より来た生き物という名目で、変わった生き物のミイラを展示していたらしい。
サンショウウオのようだが三日月上の奇妙な頭部を持った生き物や、鶏ほどの大きさの二本足で歩くトカゲなどが主な目玉であったそうだ。

信じようと、信じまいと―

154: 本当にあった怖い名無し 2012/06/29 22:23:51 ID:3iJS4S+a0
信じようと、信じまいと―

1952年ポーランドでの出来事。16才の少女エリーナは学校の課外授業で訪れた美術館の
ピアノで突然演奏しはじめ、それは皆がびっくりするような素晴らしい演奏だった。
信じられないのは彼女はこれまで一度もピアノを弾いたことがないという事実だ。
彼女によると耳元で「さぁ、ピアノを弾こう、大丈夫、私はショパン」という声を聞いたという。

155: 本当にあった怖い名無し 2012/07/03 22:13:20 ID:WeNPqk5K0
信じようと、信じまいとー

1976年5月東京港区の都営住宅に住むKさんはある朝、自宅前のアスファルト道路に
なんとも判読不能の怪文字が横書きで黒く浮き出しているのを発見した。
アラビア文字に似ており長さ五メートルにわたり続き、水で流してもこすっても消えない。
一時は宇宙人からのメッセージではないかとちょっとした騒ぎになった。

信じようと、信じまいとー

156: 本当にあった怖い名無し 2012/07/10 16:30:16 ID:C3aKit+L0
信じようと、信じまいと―

何もないところに突然、物質が出現することがある。
1713年ドイツのある医者の家では絶え間なく謎の物体が飛びかって、あちこちを破壊した。
不思議なことにその物体は衝突する寸前までは透明で手に触れることもできないのだ。
医者は剣を振り回していたが、いざ鞘に収めようとしたら鞘の中に砂がいっぱい詰まっていた。

信じようと、信じまいと―

158: 本当にあった怖い名無し 2012/07/16 21:56:52 ID:T5VICVoP0
信じようと、信じまいと―

19才の少女エリシアは妹と寝ていたが「体がおかしい、どうしたのかしら」と叫び飛び起きた。
髪は逆立ち、顔は真っ赤、眼球は飛び出さんばかりになっていた。駆けつけた家族がそこで
見たものはエリシアが目に見えて膨らんでゆく有様であった。手足、胴体と言わず、すべてが
彼らの目の前で膨張していった。ところが部屋に雷鳴のような音が響くと同時に彼女は元に戻った。

信じようと、信じまいと―

159: 本当にあった怖い名無し 2012/07/19 01:22:04 ID:wEHmvuX30
信じようと、信じまいと――

プロシアで代々続く靴職人の家に生まれたヨハンは、
物置に積まれた靴型の中に3つで一組となる型を見つけて不審に思った。
数年後まさにその客が工房に現れたが、分厚いコートから出た脚は二本だった。
しかし男の注文は「真ん中を増やして4つで一組の靴を作ってくれ」というものだった。

信じようと、信じまいと――

160: 本当にあった怖い名無し 2012/07/28 22:21:02 ID:+vuboBnj0
信じようと、信じまいとー

1910年1月イギリスはドーセットの谷で大地の一部が突如として、それまで何事もなく
納まっていた場所を捨てさり、200m離れた別の小牧場に移動するという事件が発生した。
その地面にはハンノキと柳が自生していた。今でもこの移動した木立の周囲の垣根は
そのまま残っており、以前あった場所は今では大きな窪地になっている。

161: 本当にあった怖い名無し 2012/08/05 17:19:10 ID:R7AQe9zw0
信じようと、信じまいと―

畑に出るはずのない小麦の芽が出そろったという騒動が現実にある。
1968年4月イタリア、ミラノ近郊のある農夫は2.5エーカーの畑一面に小麦が青々と
しているのに気がついた。しかし収穫の時期が来ると畑をいくら注意深く見張っていても
小麦は一夜にして忽然と消えてしまう。この現象は数回起きていると農夫は言う。

信じようと、信じまいと―

162: 本当にあった怖い名無し 2012/08/06 01:50:12 ID:K/jEIIzc0
信じようと、信じまいと―

昭和41年、岐阜のさる村落の民家の前に突如バス停が置かれた。
バス停に記された地名は熊本県のもので、
家人は気味悪がってバス会社に連絡し、すぐに回収してもらった。
2年後、九州を旅行していた家人は、件のバス停の地で急死した。

信じようと、信じまいと

163: 本当にあった怖い名無し 2012/08/07 18:39:49 ID:qxrCXW+W0
信じようと、信じまいと―

千葉県のある市に住むNは忘れっぽく、よく実際に在ったことと記憶が違う事があった。
しかし、その中には何度思い返してもそうでないはずの記憶もあった。
ある日Nが目覚めると、見知らぬ女が朝食を作り、見た事もない男が席に着いていた。
彼らは自らを両親と名乗り、Nを精神病院へ連れて行こうとした。
間違っていたのは、Nの記憶なのか?それとも―――。

164: 本当にあった怖い名無し 2012/08/10 09:58:28 ID:lFkB8dOK0
信じようと、信じまいと―

古代ローマの博物学者、プリニウスは『博物誌』に次の一節を残している。
「海には奇怪な生物が多種生息するが、鎧を着た貝、ロリカ貝はその最たる一つだろう。
この貝は海の深くに生息するが、インドのある部族の男たちは奇妙な筒を背負い、これを取ってくるという。」
鉄の鱗を持つ貝、スケーリーフットは2000年、インド洋の水深2400m付近で発見されている。

信じようと、信じまいと―

165: 本当にあった怖い名無し 2012/08/11 00:40:07 ID:nBqrzHRnO
信じようと、信じまいとー
長崎県のある地方には、男児を授かると鬼面を模した凧を揚げる習慣がある。
バラモン凧と呼ばれるソレは、「ばらかもん(猛々しい男)」にちなみ、
子が逞しく育つようにとの願いが込められている一方で
デザインに十字架に見える紋様が施されている理由は現代も伏せられている

信じようと、信じまいとー

166: 本当にあった怖い名無し 2012/08/11 01:11:47 ID:nBqrzHRnO
信じまいと、信じまいとー

「色彩を聴く」「香りを見る」などというように、
五感を統合的に覚知する「共感覚」を持つ者は希に存在する。
共感覚の持ち主の一人、ソウル市のイ牧師は、賛美歌を聞くたびに、
一面に赤黒い景色と、硫黄のような臭いを感じるという。

170: 本当にあった怖い名無し 2012/08/14 00:54:20 ID:7erQNXBWO
>>166
強烈な皮肉がいいな
お前もっと書いて下さい

167: 本当にあった怖い名無し 2012/08/12 00:44:04 ID:7eZQsqfk0
信じようと、信じまいと―

フランスのある小さな村で、一人暮らしのロベールと言う芸人が老衰により亡くなった。
年老いてもなお、彼の動かすマリオネットは本物の人間のようだと村中の評判であった。
その後、村民たちが彼の遺品を整理している時、誰かが叫び声を上げた。
何故なら、人形とは、ずっと前に死んだロベールの弟の死体だったからである。

171: 本当にあった怖い名無し 2012/08/22 22:24:01 ID:r1WxtNqZ0
信じようと、信じまいと―

ある地方にしか生息していない動物が不意に別の地方に現れるという現象がある。
1964年イギリスの南部マンステッドで濃い金褐色の長い尻尾と、背を走る黒い縞模様が特徴の
体長.1.5メートルほどの、顔が猫に似た野獣が目撃されるという事件が続発した。
信じられないことだが目撃者によれば、そいつはどう見てもピュ―マにしか見えないという。

172: 本当にあった怖い名無し 2012/08/28 10:09:44 ID:XAFKZhDD0
信じようと、信じまいとー

東京のアパートに一人住まいのHさんは夜中の0時を過ぎる頃に決まって電源の入っていない
ステレオのスピーカーから、かぼそい女性の「・・よ~」「・・よ~」という声が聞こえてくるのに気がついた。
その声は耳を澄ましてよく聞いてみると「出してよ~」「出してよ~」と言っているらしい。
このステレオは先住者が、いらないからと置いていったものだがHさんは、まだスピーカーを解体する勇気がない。

173: 本当にあった怖い名無し 2012/08/29 01:19:53 ID:1zOIGGUkO
信じようと、信じまいと―

動画サイトに度々悪趣味な動画を投稿していた男が、自宅で自身の投稿した動画に見立てられ殺された。
その動画の中で男は「テレポーテーションに失敗し身体が螺旋階段に突き刺さり死ぬ」のだが、
男は絞殺された後、階段にぴったり合うよう丹念に切り刻まれた上に無理やり<溶接>されていた。
階段は隣町のビルの外壁から先月根こそぎ盗まれたもので、男の家の居間にわざわざセメントなどを用いた上で移設されていた。

信じようと、信じまいと―

174: 本当にあった怖い名無し 2012/08/31 13:56:07 ID:wZNVIYsW0
信じようと、信じまいと―

1935年11月19日朝、ニューヨーク市地下鉄は何時ものように満員で、事件に気付かない人も多かった。
列車中央にいた酷く青い顔をした男が急に胸を押さえて倒れても、周りの人は電車にで酔ったのだろうと思っていた。
近くにいた会社員が中々立ち上がれない男に手を差し出そうとしたが、よく見ると男の手足は奇妙に折れ曲がっている。
慌てて男を抱き起こそうとするも、男の四肢と首はバラバラと落ち、妙に軽い男の服の中には胴体が入っていなかった。

175: 本当にあった怖い名無し 2012/08/31 13:58:15 ID:wZNVIYsW0
信じようと、信じまいと―

ロアの殆どは人間の力では実行できない、理不尽かつ不可解な事件で、実際には起こりえない事ばかりだ。
しかしある男はロアは全て事実だと信じ、「自分なら出来る」と言って、幾つかのロアを実行し、成功させていった。
時には殺人もやったが、殺害方法が全く不明なこともあって、男は今も捕まらず、どこかでロアを現実化しているらしい。
しかし皮肉にも、あなたがこの行を読み終えた時、男の存在は、男があんなにも嫌っていた『虚構』となるのだ。

信じようと、信じまいと―

176: 本当にあった怖い名無し 2012/09/01 01:18:26 ID:DIJNQlX6O
信じようと、信じまいと―

大分県は比多郡津江町の山合いにある集落、鈴木では鈴の字を金偏に令ではなく、令偏に金と書く。
270人程いる住民のうち八割が鈴の字を姓に持ち、そこに左右反転した鈴の字を用いている。
ただこの集落での鈴木姓の住民は記録に残っている範囲では現在までひとりとして存在してしない。
彼らは普段から「鈴木」という言葉を忌み、自分たちの住んでいる集落も「此ノ地」と呼んでいる。

信じようと、信じまいと―

177: 本当にあった怖い名無し 2012/09/01 09:05:10 ID:hTMUAB90O
国内の地名が伏せ字などでなく、きっちり明記してあるロアを読むと、なんだかワクワクしてくる

185: 本当にあった怖い名無し 2012/09/14 19:12:22 ID:vsSK5q5AO
信じようと、信じまいと―

コンビニなどの店へ入った際、時たま酷く訛った「いらっしゃいませ」を浴びせかけられることがある。
その店員には悪気があるわけでもないのだろうが、「訛らせ方」には気をつけたほうがよいと進言しておく。
2011年、東京都港区のとあるコンビニで店員が客にいきなり暴行され内臓破裂の重傷となる事件があった。
加害者は外国人。入店するなり店員に母国語で「末代まで嘲り笑ってやる」と侮辱されたので犯行に及んだ、とのことだった。

信じようと、信じまいと―

186: 本当にあった怖い名無し 2012/09/19 16:18:34 ID:Wf8k83bA0
信じようと、信じまいと―

ある男がアパートから出ると、家の前の田んぼにおかしなことが起きているのに気が付いた。
一部だけ、まるで上から杭でも打った様に稲の間にぽっかりと穴が開いている。
奇妙に思い、周囲の田んぼを見回してみたが穴があるのはその田んぼだけだった。
…男は、引っ越した当初「あの田んぼに飛び込んだら面白いかも」と思っていた。

信じようと、信じまいと―

…いまいちロアっぽくならんかった。
ちなみに、「ある男」は自分…実際、アパートの二階で目の前に田んぼって飛びたくなると思うんだ。
どう頑張っても届かんから諦めたけど。(ていうかあの穴、どうやって開いたんだろ。)

188: 本当にあった怖い名無し 2012/09/20 15:42:14 ID:dBGE6bJS0
信じようと、信じまいと―

ヨーロッパの脳科学者がある発見をした。脳細胞の一部にまるでアンテナのように外部から情報を受信できる器官があるのだ。
それから数か月後、その発見に追従する形でもうひとつの発見がなされた。その器官がある場所は「記憶」をつかさどる部分だったのだ。
我々の記憶、思い出とは本当に我々が経験したものなのだろうか?

189: 186 2012/09/21 22:24:41 ID:iGWJP3Zj0
信じようと、信じまいと―

ある男が、ロアとして書き込んだ田んぼの穴がある。
その穴は、ロアとして書き込んだ日の夕方洗濯物を取り込む際に見た所消えていた。
朝洗濯物を干した際はしっかり穴があったし、周囲の稲も特に倒れていない。
・・・何時の間に穴は消えたのだろうか?

信じようと、信じまいと―

190: 本当にあった怖い名無し 2012/09/24 22:41:52 ID:Gax9JpWq0
信じようと、信じまいと―

フランスの聖アンドレは奇跡により食料を増やしたという記録を残している。
修道院の食料が底をついたとき、彼は残っている限りのトウモロコシを全部集めるよう命じた。
そして彼は集められた二山のトウモロコシの周りを祈りを唱えながら歩き回った。
すると穀物倉係が毎日、二百人の修道女の食事を賄ってもトウモロコシの山は残るようになったという。

191: 本当にあった怖い名無し 2012/09/27 22:45:15 ID:Y5serlxr0
信じようと、信じまいと―

1959年アダム・ベンジャミンが録音した鳥の声を再生してみると鳥の歌に混じって人間の声が聞こえてきた。
最初、録音機がラジオの電波を拾っているのだと考えた。しかしその後の録音では声の内容が極めて
個人的なものだった。しかもよく聞いてみると、どうも声の主は亡くなったベンジャミンの母親らしいのだ。
電子音声現象の研究者によればラジオやテープレコーダーは充分、霊媒の代わりになりうるそうだ。

信じようと、信じまいと―

192: 本当にあった怖い名無し 2012/09/28 18:11:18 ID:whvmfF8E0
信じようと、信じまいとー

ヴァイキング二号が火星から送ってきた、いわゆる「顔」画像に関してはさまざまな仮説が
沸き起こったが、最近の研究でこの画像をコンピューターで解析した結果、目の部分に
眼球が刻まれていること、顔の反対側の影の部分が左右対称に設計されていることなどが
判明した。しかしこの事実に関して、なぜかNASAは報道に積極的ではないという。

199: 本当にあった怖い名無し 2012/10/01 16:54:08 ID:UBi+kn+1O
>>192
火星にはとうの昔にロシア人科学者のグループが移住してるんだよ
NASAは先を越されたことがバレるとカッコわるいので公表に積極的でない

193: 本当にあった怖い名無し 2012/09/29 20:21:03 ID:Cs0kXGKM0
信じようと、信じまいとー

「なぜ山に登るのか。そこに山があるから、などという答えは全くバカげた目眩しで、
話は単純、数千メートル峰の山頂にのみ産出する○○(塗り潰されて読めず)が目的だ。」
この手記を発表した登山家は、その華々しい登頂歴を虚偽とされ
公式な記録からは完全に抹消されている。

信じようと、信じまいとー

197: 本当にあった怖い名無し 2012/10/01 16:38:36 ID:fHlohPpb0
小学校の時の話
俺5年生の時、新1年生が夏休み直前に帰るときに校門出てすぐ
トラックにひき殺された・・・・
その一年後新しく入ってきて、ひき殺された女の子と同じ席に座っていた女の子が
夏休み前に池で溺死した・・・・
その後机と椅子はお祓いをして処分した

200: 本当にあった怖い名無し 2012/10/01 17:04:47 ID:dC9XlW7U0
信じようと、信じまいとー

1978年アメリカの精神研究者たちがおもしろい研究結果を発表した。
それは自殺に起因するイメージとして、枝分かれした血管のようなものを見ると自殺への願望が強まるというものだ。
「首つりの木」などと称される木の形は、このイメージに似ているのかもしれない。

204: 本当にあった怖い名無し 2012/10/02 11:09:34 ID:ffvENcBv0
信じようと、信じまいと―

アメリカの市立博物館で展示物の化石が破壊される奇妙な事件が起きた。
奇妙というのは、岩は無傷のまま、ただその岩に付着している化石のみが真っ二つになっていたからだ。
ある職員がふと思い立ち、噛み跡のように思えるその破壊の跡を調べてみた所、
展示していた巨大な板皮類の頭骨の歯の形とぴったり一致することを発見した。

205: 本当にあった怖い名無し 2012/10/02 11:10:55 ID:ffvENcBv0
信じようと、信じまいと―

19世紀の事、探検家のスチュアート一行は調査に入った洞穴で獣の骨を発見した。
帰国の後に持ち帰った骨を動物学者に調べてもらうと、それは標準的なヒグマの骨格であることが判明した。
ただ、共に見つかった、巨大な蝙蝠の肩から腕にかけての骨の正体と、
切り立った崖の上部にある洞穴でなぜそれらの骨が見つかったのかについては、分からずじまいとされた。

信じようと、信じまいと―

206: 本当にあった怖い名無し 2012/10/02 20:36:16 ID:VWuynSpp0
信じようと、信じまいと―

contenkoという検索エンジンの広告は、既存のバナーの上に被さると言う地味に迷惑な物。
だがしかし、contenkoの検索結果に「消し方」や「邪魔」等と組み合わせて検索すると、
出てくるのは削除されたブログが数件だけ。
…知名度が低いのか、それとも…

信じようと、信じまいと―

207: 本当にあった怖い名無し 2012/10/02 23:06:55 ID:KNtxReIJO
信じようと、信じまいと―

インダス文明の代名詞、モヘンジョ・ダロより下にある古い地層に古代都市の遺構が存在するのは有名である
1987年、英研究チームは遺構から人類最古と思われる文字の刻まれた粘土板を発掘した
長らく解読不能とされていた粘土板であったが、近年の研究でついに解読された人類最古の文章は以下の通りであった
「近頃の若者はなってない」

信じようと、信じまいと―

208: 本当にあった怖い名無し 2012/10/03 05:00:48 ID:PLl08eO40
信じようと、信じまいと―

遠隔深層心理分析というものがある。
直接対面せず、周辺情報だけで相手の心理を分析する方法だが、
これをネットで行った場合、全員に精神病の兆候が認められた。
しばらく後、これを行った精神分析官は、精神病であるとされた。

信じようと、信じまいと―

209: 本当にあった怖い名無し 2012/10/07 21:15:53 ID:8SWUZORP0
信じようと、信じまいと―

1655年ポルトガルの植民地インドのゴアにいるはずの男(そして彼は数瞬前までは実際に
ゴアにいたのである)が突然ポルトガルに現れた。どのようにしてかはわからないが
彼は空輸されたのだ。当時、空中を飛ぶのは悪魔の仕業だとされた時代であるから
彼は正式の裁判を受け有罪を宣告され、哀れにも火あぶりの刑に処せられた。

信じようと、信じまいと―

210: 本当にあった怖い名無し 2012/10/08 11:45:52 ID:EBgDht5L0
信じようと、信じまいと―

ある男はどうした訳か眠ることをひどく恐れ、少なくとも人前では一度も寝ることはなかった。
周りの人は心配したが、男は次に夢を見たときが死ぬ時とそれだけ繰り替えし言うのだ。
やがて男は雨の日に交通事故に逢い、意識不明のまま病院であっけなく死ぬ。
彼の死因は事故か、手術の麻酔で眠った事によるものか、それは誰にも分からなかった。

211: 本当にあった怖い名無し 2012/10/08 18:42:12 ID:THG6pG2OI
信じようと、信じまいとー


「ある日、洗濯機の中から「出してくれ!」という叫び声が聞こえた。蓋を開けると中から一匹のハエが弱々しく出てきた」
1982年9月のこと。とある団地に住んでいたYさんは、某女性誌にこんな内容の投稿をした。

212: 本当にあった怖い名無し 2012/10/08 18:44:25 ID:THG6pG2OI
彼女の言動や些細な動作が今までとは違うことに気づいたのは、二日後に出張から帰ってきた夫・G氏だった。
彼女に何が起きたのか?
ちなみにその某女性誌は次の号を出すことなく、廃刊となった。


信じようと、信じまいとー

216: 本当にあった怖い名無し 2012/10/09 18:31:32 ID:ZO10anYJ0
信じようと、信じまいと―

大地震の予兆として奇妙な形の雲が現れた、というのは良くある話。
だが、中世ヨーロッパで大きな戦いの前に出たと言う戦雲の話は余り知られていない。
戦雲は細長く直線的な雲で、これが出ると農民たちは急いで避難を始めたという。
それらの伝承は、『戦雲の先頭には必ず銀の怪鳥がいる。』で終わるのも興味深い。

信じようと、信じまいと―

217: 本当にあった怖い名無し 2012/10/12 06:37:01 ID:7beRPu+cO
信じようと、信じまいと―

秋田県北部の小さな小学校で奇妙な出来事が起きた。
1997年度の一年間、あるクラスの分の給食が何故か毎日一食分多く届けられたのだ。
学校側は何度か給食センターに連絡したのだが、それでもその一食分は毎日届けられたという。
その給食は、誰のために用意された物だったのだろうか。

信じようと、信じまいと―

218: 本当にあった怖い名無し 2012/10/15 08:00:14 ID:SCcAh+iH0
信じようと、信じまいと―

江戸時代になるまで、朝廷も鎌倉幕府以外の幕府も
ほぼすべて例外なく内陸部や内海に拠点を築いている。
鎌倉幕府では、鎌倉は複数回の巨大津波で壊滅した記録が残る。
日本人のDNAに、東日本大震災以上の超巨大津波が記憶されているのだろうか?

信じようと、信じまいと―

221: 本当にあった怖い名無し 2012/10/20 22:09:51 ID:vc2YFW8Y0
信じようと、信じまいと―

英国を出港するタイタニック号を見送りながらべラ・トーマス夫人は「あの船アメリカに着く前に沈んでしまうわ」
と予言した。 夫人はその後も能力を発揮し、トーマス夫妻が旅行のため予約していたルシタニア号を
ドイツの魚雷攻撃を受けるだろうという理由でキャンセルした。 そして夫人の予感はずばり的中した。
ルシタニア号は夫人が予約していた航海中に魚雷攻撃を受け1198名の犠牲者とともに沈没したのだ。

信じようと、信じまいと―

222: 本当にあった怖い名無し 2012/10/21 00:24:20 ID:pPLIJe5fO
信じようと、信じまいと―

建設ラッシュの続く中国のとある地方都市。その郊外で一人の男が車で単独事故を起こした。
最近新しく開発された街区を走行していた際、不注意から路側の街灯に衝突したのだ。
その街区のオープンセレモニーの夜以来、なぜか一度も点灯しなかったその街灯。
呆気なく折れた街灯の断面からは何十本もの乾電池が覗いていた。

信じようと、信じまいと―

223: 本当にあった怖い名無し 2012/10/21 09:34:55 ID:YDmhYF3j0
信じようと、信じまいと―

K子さんは占い師に手相を見てもらった時のことを鮮明に覚えている。占い師の情報はほぼ正確だった。
しかし、占い師がK子さんの姉について言及した時点でK子さんは占い師を信用できなくなった。
彼女に姉はいなかった。そう伝えても占い師は動揺しなかったばかりか姉についての情報を語り続けた。
帰宅して母親にその話をすると、ある事情で手放したK子さんの姉がいたことが母親の口から明かされた。

信じようと、信じまいと―

224: 本当にあった怖い名無し 2012/10/21 15:52:34 ID:KkcDnmUb0
信じようと、信じまいと―

徳島県は鳴門スカイラインにある廃墟ホテルは、徳島の若者の間では知らぬ者がいない有名な心霊スポットだ。
年々朽ちてゆくホテルの建物の様子は、確かに心霊スポットたる様相を十二分に呈している。
しかし、実際に霊を見かけたとか、不思議な現象に遭ったという話を聞くことは少ない。
ただ、ホテル周辺のスカイラインの舗装や道路標識は、他と比べて明らかに劣化が早いのだとか。

225: 本当にあった怖い名無し 2012/10/21 16:06:28 ID:KkcDnmUb0
信じようと、信じまいと―

高知県大豊町のあるトンネルは、トンネル自体が狭い上、何度かカーブしており、カーブミラーが設置されていた。
新しいトンネルが開通してもなお、生活道として利用されていたため十数年は通行できたのだが、
ある日「崩落の危険の為全面通行止め」と看板が立てられ、完全に封鎖されてしまった。
理由はともあれ、このトンネルでは少し前から対向車がミラーに映らず、事故が頻繁するようになっていた。

信じようと、信じまいと―

226: 本当にあった怖い名無し 2012/10/21 16:22:03 ID:KkcDnmUb0
信じようと、信じまいと―

最近はめっきり見かけないが、昔の車のナンバープレートは県名が一文字で表記されていた。
最近はいわゆる旧車ファンが、ナンバーをそのままに維持して、街中を乗り回しているのを見かける程度だ。
話は少し変わるが、昭和の時代には車ごと行方不明になる人がちょくちょく現れていたが、大きく話題にはならなかった。
ナンバーの古い車の運転手が、不思議そうな顔をしていたり、あやしい運転をしていたら、少し気にかけてあげてほしい。

227: 本当にあった怖い名無し 2012/10/21 17:11:47 ID:KkcDnmUb0
信じようと、信じまいと―

高圧線の鉄塔が、何故か不気味な大きな生き物に見えてしまう、という人がたまにいる。
ある幼稚園児のEちゃんもその一人だが、Eちゃんの訴えは少し違っている。
「暗いうちに目が覚めたとき外を見たら、山にある電線の塔がゆっくり歩いてたの」
鉄塔の点検をする際鉄塔に割り振られた番号が一致しなかったり、点検直後の鉄塔が倒壊する事故は数年に一度あるようだ。

230: 本当にあった怖い名無し 2012/10/25 00:49:03 ID:KkPqjLbIO
>>227
面白い

228: 本当にあった怖い名無し 2012/10/21 17:28:30 ID:KkcDnmUb0
信じようと、信じまいと―

あるショッピングモールの従業員である麻奈美さんは、店の接客方針やレイアウトについて不満を度々感じていた。
彼女は上司に訴えるより先に『お客様の声』として意見を投書していた。客の意見なら、早々と改善され易いからだ。
効果は覿面だったが、彼女はある日から投書をするのをやめてしまった。
彼女が感じている不満を代弁するような内容の、彼女の投書ではない『お客様の声』が掲示スペース全てに掲示されていたからだ。

229: 本当にあった怖い名無し 2012/10/22 08:40:48 ID:385cYoe60
信じようと、信じまいと―

道路標識などで、直進指定や左折指定の規制がある交差点を見かけることがあるかと思う。
たいてい、混雑予防だとか、危険防止だとかの為に規制されているのだが、交通量も少なく見通しもいいのに規制されている場所もある。
車で田んぼの真中にある左折指定の交差点に差し掛かろうとしていたDさんは、前のセダンがその交差点を右折しているのを見た。
その直後左折したDさんがふとミラーで後ろを見ると、見通しのよい一本道にも関わらずセダンはどこにも見えなくなっていた。

231: 本当にあった怖い名無し 2012/10/26 03:19:37 ID:J0OiFXTAO
信じようと、信じまいと―

自身の体の丈夫さを自慢する男が、頭突きで瓦割りに挑戦した。
コンクリートブロック上に瓦を三十枚重ね、頭を振り下ろした。
頭は瓦をすり抜け、男は土台に全力で額を打ち付けてしまった。
瓦は一枚も割れなかったが、男の頭蓋骨は見事に粉々になった。

信じようと、信じまいと―

232: 本当にあった怖い名無し 2012/10/27 19:53:47 ID:jy9e6+Z30
信じようと、信じまいと――

某焼き鳥店は旨いし勘定も安いということでサラリーマン等に好評で繁盛していた。
特に「皮」はジューシーで旨いと評判だった。ところが急に味が落ちて客足も遠のいた。
それは隣接する包茎専門の整形外科病院が移転した時期と一致した。
一説によると男性のある部位の皮は焼いて食べると鳥以上に旨いという。

234: 本当にあった怖い名無し 2012/11/01 22:10:30 ID:pZFNrXxX0
信じようと、信じまいと―

神奈川県に住むSさんは九歳の時の幽体離脱体験を次のように述べている。
「私は階段のてっぺんから下を見ていました。そして飛び降りたくなりました。そして飛び降りたんです。
一瞬、わたしは天井のすぐそばまで上がりました。そのとき、手すりをつかんでゆっくり階段を下りてゆく
自分が見えました。階段の下まで達したとき、頭の方からがくんという感じで自分の体に入りました」

信じようと、信じまいと―

236: 本当にあった怖い名無し 2012/11/03 22:33:44 ID:DFbR7Qmd0
信じようと、信じまいと―、

ソビエト連邦憲法の憲法には、差別禁止や勤労の義務が明記されていた。そう、日本国憲法と同じように。
ソビエト連邦は、チェルノブイリ原発爆発から5年で崩壊した。
日本国も、福島第一原発連鎖爆発から5年で滅亡するのだろう。

信じようと、信じまいと―

239: 本当にあった怖い名無し 2012/11/09 21:55:35 ID:rqJnO6S20
信じようと、信じまいとー

世界には自分が吸血鬼だと信じている人々が存在する。
その中の一人、G・マルチネスは自身の吸血行為を告白している。
人間の血を欲するようになったのは交通事故で自分の血を浴びてからだという。
血は彼の恋人が定期的に提供してくれるらしい。

240: 本当にあった怖い名無し 2012/11/13 22:30:59 ID:fiCisc/20
信じようと、信じまいと―

1985年7月22日アイルランドの17才の少女、クレア・ホマニ―は洞窟に建てられた等身大のマリア像が
動くのを見た。彼女によれば、像はまるで誰かが押しているように前後に揺れながら近づいてきた。
三日後には噂が広まり、訪れる者が数千人に達した。その中の一人の男は「わしはロザリオの祈りを
唱えていた。そのとき像が動いたんだよ。倒れてきて下敷きになると思ったくらいだ」と話した。

信じようと、信じまいと―

243: 本当にあった怖い名無し 2012/11/19 11:37:07 ID:glb0nFca0
信じようと、信じまいと―

岐阜県の大崎トンネルと言えば知る人ぞ知るミステリースポットとして有名である。
夏の盛りになると怖い物見たさの若者たちがこぞってトンネルに向かう。
実際にはトンネルを潜っても何ともないし、幽霊の類も出ないようだ。
不思議なのは、本当は何処にも存在しない大崎トンネルに辿り着けてしまう所にある。

244: 本当にあった怖い名無し 2012/11/19 11:40:11 ID:glb0nFca0
信じようと、信じまいと―

三重県の志垣神社には、古くからヒヒイロカネ製という金属製の箱が納められている。
箱の中身は全くの謎だったが、昭和49年、当時の神主の了承を取り、箱を開ける事となった。
報告書には、箱の素材はただの鉄製とあるのみで、箱の中身には一切言及されていない。
噂では箱の中に『昭和四十九年開放』とだけ書かれてた古びた紙が入っていたという。

信じようと、信じまいと―

247: 本当にあった怖い名無し 2012/11/20 22:54:29 ID:pLNz3D240
信じようと信じまいとー

イギリス人家族がドイツのアウトバーンを走行中に体験した出来事。
一家は反対側車線を走る、細長い円筒形をした銀色の乗り物とすれ違った。
その側面には丸い窓が並んでおり、そこから一家と同じように仰天した顔がこちらを覗いていた。
一家はその乗り物に車輪があったかどうか、エンジン音を聞いたかどうかは、はっきり思い出せないという。

249: 本当にあった怖い名無し 2012/11/21 00:47:59 ID:zmJeW15JO
信じようと、信じまいと―

滋賀県のとある神社では17年に一度、秘祭が催されるという。
その内容は、まず鉛板で立方体の箱をつくり、その中に紋様の書かれた紙を清酒で湿らせてから入れ、溶接し密封する。
その箱を四日四晩周囲で祝詞を唱えながら火で炙り続けたあと開封するのだが、不思議なことに入れた紙に焦げ目は全くないのだとか。
ただ、夥しい虫食いにより紙は原形を留めていないらしい。

信じようと、信じまいと―

250: 本当にあった怖い名無し 2012/11/21 22:31:58 ID:EdZ7umC10
信じようと信じまいとー

1982年イギリス、ウェブリー郊外を散歩していたロレイン・バリーはなんとなく周囲の景色が変化したのに気づいた。
「乗り物が宙を進んできました。&nbsp;何らかの金属でできた細長い楕円形をした銀色の物体でした。&nbsp;いくつかの窓があり
バスのようだと思いました」&nbsp;&nbsp;窓にはロレインを見返えしているいくつかの顔が見分けられた。
そして、そのうちの何人かはロレインの方を指差していたと彼女は証言している。

信じようと信じまいとー

251: 本当にあった怖い名無し 2012/11/22 02:47:23 ID:cavcBUOb0
おおUFO関連の話ありがとうございます
中世でも結構UFO目撃譚があるようですね中世の宗教画にもUFOみたいな未確認飛行物体描かれてるの結構ありますし
一番古いのは古代エジプトの書物にも空飛ぶUFOの事書いてありますしね

252: 本当にあった怖い名無し 2012/11/27 22:14:21 ID:gPmX8fvH0
信じようと、信じまいと―

1903年大西洋の離れ小島で一隻の小型帆船が朽ち果てているのが見つかった。
船内には錆びついた六分儀と思われる航海器具の一部も残っていた。
部品の錆を落としてみると、なんと「マリーセレスト」の刻印があるではないか。
マリーセレストは発見当時、緊急用の小型帆船と航海器具がなくなっていたという報告がある。

信じようと、信じまいと―

253: 本当にあった怖い名無し 2012/12/02 17:55:28 ID:Tb9okZ7z0
信じようと、信じまいと――

大海蛇や怪獣の目撃報告は多いが信憑性のあるものは少ない。しかし1917年アイルランド沖で
目撃された海獣の場合は少し違う。そいつは首を海面から三メートルほど突き出し悠々と船とすれ違って行った。
この目撃談が他と違うのはその発見者、つまり船長が1912年当時、その冷静な思考と的確な判断をもって
沈みゆくタイタニック号の生存者を救出した功績で勲章を授与されたカルパチア号の船長に他ならないからだ。

254: 本当にあった怖い名無し 2012/12/03 17:23:22 ID:zlMQFviU0
信じようと、信じまいと――

一見何もないようなところで何かを跨ぐような仕草をする人を見たことはないだろうか。
彼らにはどうやら空間の歪みが見えてるようで、気になる人はいちいち跨いで行くそうだ。
しかし道を間違えてもいないのに踵を返し去っていく人を見つけたら注意して欲しい、
跨げないほどの空間の歪みは人を別の世界に連れて行ってしまうことがある。

信じようと、信じまいと――

258: 本当にあった怖い名無し 2012/12/07 07:23:19 ID:gQ8wQ1NF0
信じようと信じまいとー

1941年、ソビエト連邦の調査団は、
「この墓を開いた者は、<恐ろしき者>にうち倒されるであろう」との警句を無視。
ティムール帝国の、皇帝ティムールの墓を暴いた。その翌日、
ヒトラーの、ナチスドイツ全軍がソビエト連邦侵攻。大破壊・大殺戮の限りを尽くす。

信じようと信じまいとー

259: 本当にあった怖い名無し 2012/12/07 07:54:10 ID:gQ8wQ1NF0
>>258
信じようと信じまいとー

ソビエト連邦は、独ソ戦の凄まじい大損害に慌てて、ティムールの棺桶を元に戻す。
宮殿内のティムールの銅像を撤去し、レーニン像を設置するなどした
千年帝国の筈のソビエト連邦は、「恐るべき者」アメリカとの冷戦で40年ほどで崩壊。
ソビエト連邦崩壊後にレーニン像は撤去、元のティムール像に戻され呪いは完結。

信じようと信じまいとー

261: 本当にあった怖い名無し 2012/12/08 21:07:15 ID:wiaLTrU60
信じようと、信じまいと―

2012年12月、日本の某トンネルで天井が崩落する事故が発生した。
数台の車が崩落した天井の下敷きとなって9名が死亡した。まるで奇跡のように
ただ一人そこから生還した女性がいる。女性によると気がついたら車の外にいた
という。車は一瞬にして潰され脱出する隙間などないというのが調査結果だった。

信じようと、信じまいと―

262: 本当にあった怖い名無し 2012/12/08 22:20:40 ID:OC6oVGvP0
なんか描写とかリアルで怖ぅぇえ~な

263: 本当にあった怖い名無し 2012/12/12 22:07:02 ID:f+iCVE/30
信じようと、信じまいと――

チャールズ・リンドバーグは1928年にスピリット・オブ・セントルイス号でバーミューダ・トライアングル
と呼ばれている海域の上空を飛行した時のことを航空日誌に次のように記している。
「コンパスまでうまく作動しなくなった・・光度計の針がふらふら揺れる。液浸コンパスもくるくる
 回りっぱなしで止まらない。 この現象はフロリダの海岸に達するまで続いた」

266: 本当にあった怖い名無し 2012/12/19 21:11:10 ID:qxFDEzZW0
信じようと、信じまいとー

ドイツのベリーゲン近郊で仲間と荷車を押していた男は
仲間には聞こえない、ブーンという音を聞いた。
ふと、気づくと右腕に小銃の弾丸でも貫通したような穴があいていた。
銃声もしなかったし、何より不思議なのは衣服には何の跡もないことだった。

信じようと、信じまいとー

267: 本当にあった怖い名無し 2012/12/25 22:05:40 ID:PTJ4qPjl0
信じようと、信じまいと―

南フランスで二人の労働者が嵐を避けて木の陰にいた。
そのとき、すぐそばに雷が落ち、二人は地面に叩きつけられた。
稲妻は二人のうちの一人の体に松ノ木、ポプラ、それに
時計のつまみの刺青を鮮やかに刻印した。

269: 本当にあった怖い名無し 2012/12/29 20:56:05 ID:sIcoPLvu0
信じようと、信じまいとー

1812年、イギリス、サマセットシャー地方で六頭の羊が
樫の森のそばの野原で雷に打たれて死んでいた。
その皮をはいでみると、その付近の光景がそっくりそのまま
皮の下に複写されていたという。

信じようと、信じまいとー

270: 本当にあった怖い名無し 2013/01/01 22:12:30 ID:+kJikm2A0
信じようと、信じまいと―

「トリノの聖骸布」はキリストが磔から下ろされる時に体を包んだ布とされているが、その布に写っている
男性の全面と背面の全身像については様々な議論が渦巻いている。ある研究では付着しているのは
人間の体液であると言い、別の意見は画家によるペインティングだと言う。ただ、この写しは解剖学的にかなり
正確で手首を釘が貫通すると反射的に親指は手の平に引き付けられるが写しはそのようになっている。

信じようと、信じまいと―

271: 本当にあった怖い名無し 2013/01/12 12:38:01 ID:BVMlspUiO
信じようと、信じまいと――

フリーターの青年Aは、その朝もいつものように顔を洗っていた。
ふと顔を上げると、目の前の鏡に写っていたのは自分の顔ではなく、自分とよく似たしかし明らかに女性の顔。
その顔はほんの数秒でちゃんと自分の顔に戻ったのだが、後になってAは、自分には生後まもなく死んでしまった双子の妹がいたことを思い出した。

信じようと、信じまいと――

272: 本当にあった怖い名無し 2013/01/17 22:28:12 ID:YK6Fr6Nv0
信じようと、信じまいと―

1944年7月メリーランド州ハリウッドのセントジョン教会で、ジョンソン神父は教会めがけて
舞い降りてくる翼のある、人の形をした影を目撃した。神父によるとその生物は大きな頭部と
巨大な翼を持っていた。真っ赤な大きな、ぎらぎらした目が特に印象的だった。そいつは
墓地に着陸してから再び離陸し、どこかへ消え去った。その際、羽ばたくことなく垂直に上昇した。

273: 本当にあった怖い名無し 2013/01/20 05:40:11 ID:I/EVx9B70
信じようと、信じまいと―

図書館では古書を収納などの関係からデジタル化を進めている。
だがイギリスのある納本図書館ではそのデジタル化の作業で、一部の本を正常にデータ化できずにいた。
何度入れ直しても、その本たちのデータは原本よりも3ページ増えるのだった。
しかし、司書たちが原本とデータを念入りにチェックしても何処にも中身の違いはなかった。

信じようと、信じまいと―

274: 本当にあった怖い名無し 2013/01/26 22:18:52 ID:IVvgzhxi0
信じようと、信じまいと―

ブラジルの心霊治療師アリーゴはペンナイフや包丁、錆びたハサミなどの殺菌されていない
器具で外科手術を行う。これで化膿したことは一度もない。多い時には日に二百人もの
患者を治療した。彼は治療中は亡くなったドイツ人医師A.フリッツに操られていてなにも
覚えていないと告白している。手術中のビデオを見せられた彼はショックのあまり気絶してしまった。

信じようと、信じまいと―

275: 本当にあった怖い名無し 2013/01/28 18:20:37 ID:D85x9J+G0
信じようと、信じまいと―

1991年、ソビエト連邦で「祖国は我らのために」のロック風アレンジが放映。
直後にソビエト連邦含むヨーロッパ共産圏は、滅亡した。
2013年、北朝鮮が、ロック風アレンジ国歌をボディコン女バンド演奏で放映。
2013年中に、北チョンとシナのアジア共産圏も滅亡するのだろうか。

信じようと、信じまいと―

304: 本当にあった怖い名無し 2013/07/28 17:11:46 ID:uQ2Dcw2M0
>>275
昨今の世界情勢をみると、このロア、妙に現実味を帯びてくるな

276: 本当にあった怖い名無し 2013/02/05 21:56:13 ID:mZX0s6uJ0
信じようと、信じまいと――

ハイチではいまだにゾンビが信じられている。ゾンビはヴードゥー教の司祭、ボコルによって蘇るとされている。
彼らが一番恐れるのはゾンビにされることである。ほとんどの墓に重い石が置かれているのはボコルが死体に
手出しできないようにするためである。さらに念を入れる場合は死体の手足をばらばらにする。
これは死体がそれらをつなぎ合わせるのに夢中になって、ボコルの声を聞き逃すと信じられているからだ。

277: 本当にあった怖い名無し 2013/02/14 22:12:44 ID:9GhhcwWN0
信じようと、信じまいと――

アメリカのある女性はビルが倒壊する夢を連日見ていた。
そして夢の中で「トランプの家のように崩れ落ちた」という声を聞いた。
一ヵ月後、凄まじいガス爆発があって、ある高層マンションが崩壊した。
ある新聞はその事故を「トランプの家のように崩れ落ちる」と表現した。

278: 本当にあった怖い名無し 2013/02/18 22:30:39 ID:mrUvTjAA0
↑こえーな
完成度たけーな

280: 本当にあった怖い名無し 2013/03/01 04:25:20 ID:7V67J5dh0
信じようと、信じまいとー

1907年、アメリカ軍の大艦隊「グレイト・ホワイトフリート」が、
日本に来た。日本政府は歓迎しつつも、日本軍に命じて
対アメリカ全面戦争想定演習をしたが、敗戦結果に。演習結果の提出は、8月15日だった。

信じようと、信じまいとー

281: 本当にあった怖い名無し 2013/03/02 11:56:29 ID:nUWVyTRK0
信じようと信じまいと―

1902年、ミシガン州のアキリーノ・ビンセントは針が逆回転する時計を発明し、
友人に「過去を旅してくる」という手紙を残して姿を消した。
数年後、廃屋となった彼の家屋に浮浪児が住みついていると通報されたが、
その子に親の所在を尋ねても、憤懣やるかたない様子で「これから生まれるのだ」の一点張りだった。

282: 本当にあった怖い名無し 2013/03/06 14:42:32 ID:FW5T/iwh0
信じようと、信じまいと―

人体自然発火現象はオカルト分野でもポピュラーアイタムだが特殊な例もある。
ある姉妹は一キロ以上離れた別々の家に住んでいたが同じ日の同じ時刻に
いきなり燃え上がって死亡した。この現象の奇妙な特徴のひ一つとして水で消火
できないということがある。若い女性がシャワーを浴びている最中に発火した事例もある。

信じようと、信じまいと―

283: 本当にあった怖い名無し 2013/03/18 14:33:13 ID:jyEwnW3j0
信じようと、信じまいと――

2013年2月ロシアのある地方都市に隕石が落下し多数の負傷者と損害をもたらした。
隕石落下時の映像が偶然、撮影されており、それを解析したところ高速で大気圏に
突入する隕石の後ろから隕石の軌道と別の角度から正体不明の物体が隕石より
さらに高速で接近し隕石を粉砕していることが判明した。

284: 本当にあった怖い名無し 2013/03/28 10:28:20 ID:LzD7eR440
信じようと、信じまいとー

福島第一原発で働く作業員らは、「俺らは21世紀のカミカゼだ、
だが敵は、アメリカ軍よりも恐ろしい」と言う。福島第一原発付近は
太平洋戦争中は、日本軍「磐城飛行場」で、カミカゼの出撃基地があった。
磐城基地は、終戦数日前、福島沖の米軍機動部隊の猛攻撃で壊滅した。

信じようと、信じまいとー

285: 本当にあった怖い名無し 2013/04/04 05:52:12 ID:CyR6cWBiO
信じようと、信じまいとー

1963年、ニューヨークのビルとビルの隙間で浮浪者の死体が見つかった。
隣の建物と10cmほどしか離れていないビルの32階外壁につくられた直方体型の窪みに、その死体はあった。
近くには窓も何もない、まるで棺桶のようなその窪みは何のためにあったのか。どうやって死体はそこに現れたのか。
そして誰がいったいどのようにしてその死体を発見したのか、記録は残されていない。

信じようと、信じまいとー

286: 本当にあった怖い名無し 2013/04/07 10:06:00 ID:Iv8VLebIO
信じようと、信じまいと―

それがたとえ密室であっても、空気が同じ場所にとどまることはまずない。
微少な温度差による対流により、空気が常に循環しているためだ。
福岡県直方市に住む原塚一彦さんの書斎では奇妙な現象が発生している。
あるとき原塚さんが吐いたタバコの煙が今もなお滞空しつづけているそうだ。

287: 本当にあった怖い名無し 2013/04/07 10:10:21 ID:Iv8VLebIO
信じようと、信じまいと―

グァムに所在するのアンダーソン米軍基地には、ある心霊現象の記録が残っている。
下士官センターの一室に、自らを「ハンチョウ」と名乗る旧日本軍兵士の幽霊が現れたらしい。
当時の日本人俳優に肖り、センター名称を「ミフネ・クラブ」と改めたのを機に、幽霊は姿を見せなくなった。
米軍では、小集団の親分格を意味する「ハンチョウ」という軍人用語が今でも使われている。

288: 本当にあった怖い名無し 2013/04/07 10:13:47 ID:Iv8VLebIO
信じようと、信じまいと―

アフリカのガオ付近のある集落には、「アサンボサム」と呼ばれる吸血鬼伝承がある。
言うことを聞かない子供や、泣き止まない子供は、アサンボサムに連れ去られ、彼らの仲間にされるとか
その伝承どおり、同集落では子供が行方不明となった記録が事実として多く残っている。
ちなみにガオは、トンブクトゥ、キダルと並ぶ武装勢力の拠点のひとつとしても知られる。

信じようと、信じまいと―

291: 本当にあった怖い名無し 2013/04/24 16:19:13 ID:5jFB4GbU0
信じようと、信じまいと――

過って大阪千日前にあった映画館で支配人が観客席を覗いたら超満員なのでホクホク顔で
モギリ穣に「今日は満員だね」と声をかけた。すると「いいえ、今日はこれだけですよ」と半券を見せられた。
わずか4,5枚だった。ではあれは?と思ったが、その映画館は火災で多数の死者を出した某デパートの
すぐ近くに建っていることを思い出した支配人は背中に寒気が走るのを感じたという。

292: 本当にあった怖い名無し 2013/04/28 17:28:12 ID:NPyQ4x0u0
信じようと、信じまいと――

よく知られている話だがフグの毒であるテトロドトキシンは決して分解することができない強力な毒である
高温で加熱しても消えることはなく、水にも溶けず、酸に浸しても全く変質しない
しかし、そんなフグ毒が最も多く含まれている卵巣を、石川県民は糠漬けにして食べる
たかが糠漬けにしただけで何故毒が消えるのか。理由も解明されないまま、今日も石川県民はフグの卵巣を食べている。

信じようと、信じまいと――

293: 本当にあった怖い名無し 2013/04/28 22:24:11 ID:2CrXL9/YO
信じようと、信じまいと──

2ヶ月前にパソコンを新調したG氏。しかし、どうもパソコンの調子がおかしい。
起動する度にいくつかのファイルが消えている。ネット接続もしていないのでウイルスの仕業でもないはずだが……。
原因も特定できず悶々としていたある日、氏はデスクトップの壁紙に設定している画像が壊れ、あたかもロゴにヒビが入り割れているようにも見えることに気づく。
これではどうも見映えが悪いと壁紙の画像を換えてみたところ、現象はピタリと収まったという。

信じようと、信じまいと──

295: 本当にあった怖い名無し 2013/05/30 17:54:25 ID:rqm4mk74P
信じようと、信じまいと──

1952年、ロシア北西部の小さな村の上空で白く輝く大きな星が確認された。
かつて見たことのないその星は3日目の夜にひときわ強い光を放つと明け方に消えた。
その年、村で生まれた子供は全員女性であった。
年頃になると皆、Анから始まる姓の者と結婚したという。

信じようと、信じまいと──

296: 本当にあった怖い名無し 2013/06/05 07:18:06 ID:V4VPVRLK0
信じようと、信じまいとー


バラエティでよくある「呪いの○○」などの特集。例えば写真や動画などを紹介し、出演者が感想を言いあうというのは、よく見る光景である。
しかしあれらの写真や動画。実際には、出演者はスタジオで見ていないと言われている。
理由は、「モノが本物であった場合、出演者が呪われてしまうから」。つまりモノがが本物か偽物か、使い回しができるかできないかは、視聴者にかかっているということだ。

信じようと、信じまいとー。

出典: 信じようと、信じまいと― 19